お腹がすいてるわけでもないのにお腹が鳴ってしまった事ってありませんか?
例えば会議中の静まり返った時とか、鳴って欲しくない時に限って鳴ってしまって、ちょっと恥ずかしい思いをしたりなんてことありませんか。
お腹が鳴るのは空腹以外にも原因がいくつかあるんです。
どんなことでお腹がなってしまうのか知りたいですよね。
原因と対処法をまとめてみました。
目次
おなかが鳴るのはなぜ?原因とは
食べたものが胃腸に運ばれている時に鳴る
食事をしてお腹いっぱいなはずなのにおなかが鳴ってしまう。
これは、食べたものが胃腸を通っていく時に鳴る「腹鳴」と呼ばれる現象です。
消化活動中になる場合と、大腸内にガスが発生して大きな音が鳴る場合があります。
便秘中に起きやすい現象です。
過敏性腸症候群
自律神経の乱れや激しいストレスなどで胃腸の調子が悪くなる事。
便秘になったり胃痛を起こしたり、腹鳴を起こしたりします。
自律神経が乱れて腸の動きが不安定になり腹鳴が酷くなってしまう場合もあります。
早食いのせい
早食いの人も腹鳴を起こしやすいです。
噛む回数が少なくて、すぐに飲みこんでしまうような人は、食事と一緒に空気まで飲みこんでしまう事があります。
その空気が、胃腸に溜まり、食後のぜん動運動の時に腹鳴が起こったりします。
炭酸飲料を飲んだ時にも空気が溜まりやすくなって、腹鳴を起こしたりします。
副交感神経が活発になっている時
自律神経は、興奮状態の時は交感神経が活発になり、リラックスしている時は副交感神経が活発になります。
胃腸は、副交感神経が活発になっている時に動きだし、腹鳴が起こったりします。
のんびりしている時や寝ている時にお腹が鳴る事もあります。
お腹が鳴る人と鳴らない人の違いはなに?
おなかがなる人とならない人の特徴をみてみましょう。
お腹が鳴る人の特徴は、先ほどの原因にもあるように、
・不規則な生活の人
・ストレスを抱えている人
・早食いの人
・炭酸飲料が好きな人
など
逆にお腹が鳴らない人の特徴は、
・規則正しい生活をしている人
・ストレスが無い人
・食事をゆっくり食べる人
・炭酸飲料を飲まない人
などです。
お腹が鳴るのが気になるのであれば、普段の生活を見直す事も大事なんですね。
おなかがなるときの対処法 シーン別
なかがなるときの対処をシーン別にまとめました。
エレベーターの中など、立っている時
立っている場合は、即効性がある腹式呼吸がおススメ。
胃の運動をストップさせればお腹の音を止めることが出来ます。
背筋を伸ばし、息を吸って腹式呼吸をします。
やり方としては、
①鼻からゆっくり息を吸う
②息を吸ったらお腹を膨らませる。
③口から息を吐き、この時におへその下をへこませる。
会議中など座っている時
この場合は腹式呼吸もいいですが、もっと簡単なのが、手のツボを押す事。
さりげなく出来るので誰にも気づかれずお腹の音も止められます。
親指と人差し指の間の合谷というツボを押します。
合谷は、何にでも効く万能のツボと言われていて、ストレス、肩こり、便秘などにも効果があります。
おなかが鳴るのを防ぐのにも効果があるそうです。
他にも、会議などの前には炭酸飲料は飲まないとか、お腹がすきそうな時は、飴を食べるなどの対処法もあります。
お腹がなる!原因と対処法 さいごに
静かな時におなかが鳴るのって恥ずかしいですよね。
会議中なんかは特になって欲しくない。
そんな時には、ここで紹介した対処法を試してみて下さい。
そして、お腹がなりにくくする為にも、普段の生活に気を付けることも大切です。
規則正しく、ストレスを溜めず、ゆっくり食事をする。
日頃から気をつけて出来る事ばかり。
お腹が鳴りやすいな~と思ったら生活習慣も見直してみましょうね。