人気になるとコンビニでさまざまな商品になって現れるチョコミント製品。
爽やかなミントと甘いチョコレートを組み合わせたチョコミント。
チョコミントの人気が高まりアイスクリームだけでなく、クッキーやチョコレートのフレーバーなどいろいろな種類のものがあります。
チョコミントの人気の秘密や起源・発祥地などをまとめてみました。
チョコミントとは?人はなぜチョコミントに惹かれるのか
チョコミントとはミントとチョコレートにミントフレーバーを加えたチョコレート菓子のことですね。
クッキーやケーキ・飴・アイスクリームなどの種類があります。
甘いチョコレートにミントの香り・味が際立つことから、好き嫌いの好みがハッキリと分かれるのが特徴になっています。
日本で初めてチョコミントが登場したのは1974年4月23日。
目黒にオープンしたサーティーワンアイス1号店でした。
当時ミントという言葉があまり知られていなかったので「薄荷(ハッカ)」と注釈がつけられていたそうです。
珍しさもあり販売開始から2年後の1976年には一番人気となり、その後も常に上位にランクインしています。
サーティーワンアイスは1945年アメリカ・カリフォルニア州でバスキン氏とロビンス氏によって創設したアイスクリームメーカーです。
サーティーワンは数字の31で1ヶ月間毎日違う味のアイスクリームを楽しんで欲しいという願いが込められているそうです。
チョコミントはミントの爽やかさとチョコレートの甘さの組み合わせが魅力となっていますが、緑や青に茶色という個性的な色の組み合わせも惹かれる理由となっているようです。
チョコ ミントの発祥地とは?
諸説はいくつかありますが、中でもアメリカがチョコミントの発祥地である説が有力となっているようですね。
チョコレートの原料であるカカオは16世紀初頭中米からヨーロッパ・スペインに来ましたが、苦く脂っこい飲み物でした。
飲みやすくするために工夫され、最終的には砂糖を加えて飲む方法が広がりましたがハーブを入れて飲む方法もあったので、ミントが使われていた可能性があったといわれています。
19世紀半ばに固形チョコレートが登場することでチョコレートは飲み物から食べ物へと変化していきます。
20世紀初頭には舌触りの良い食べ物としてナッツを組み合わせたボンボンショコラが考案されました。
1920年頃アメリカでミントとチョコレートを組み合わせたフレーバーが登場しました。
その後1940年にはペパーミントパティ1949年にはジュニアミンツという商品が販売され人気商品となり現在では2月19日は全米菓子協会承認のナショナルチョコレートミントデーとなっています。
チョコ ミントの起源はイギリス?
チョコレートとしてのチョコミントはアメリカが1940年に発売されていますが、キャンディとしてのチョコミントはイギリスが最初といわれています。
イギリスの老舗菓子メーカー・シンプキンドロップは、1924年にレスリーシンプキン氏が家族経営として創業しました。
天然の味付けと香料を使い高品質なキャンディを作ることをコンセプトとし銅鍋でじっくりと煮ることで、まろやかで優しい風味が特徴となっています。
創業の地であるシェフィールドは鉄鋼の町であることから、トラベル缶を採用しています。
シンプキンドロップのチョコレートミントは、スッキリとしたペパーミントキャンディにダークチョコレートを閉じ込めてあります。
ボリボリと噛んで食べるか、チョコレートが出てくるまでミントキャンディを楽しむか、どちらにするか悩むくらい美味しいと評判になっています。
イギリスではミントキャンディの種類が豊富にあり、料理にミントバターを使います。
ミントティーやミントゼリーなどを味わうなどでミントは欠かせないものとなっているそうですよ。
チョコミントはなぜあの色?選ばれた色の謎!と簡単ドリンクレシピ
チョコミントとは さいごに
日本で初めて販売されたサーティーワンアイスのチョコミントは粗めのチョコレートのパリパリとした食感とミントの爽やかな味が楽しめるようになっています。
緑や青のキレイな色、ミントとチョコレートの2つが同時に味わえるチョコミントを楽しんでみてはいかがでしょうか。