粉納豆・・・納豆を粉末状にした「粉末納豆」を知っていますか?
糸を引かないし香りがすくないのでいろんな料理に使うことができます。
納豆は苦手という方のほとんどはあの、糸をひくところや臭いのようです。
でも粉末納豆なら大丈夫。
苦手の方でも美味しく食べられる方法や、そもそも日本で納豆が食べられるようになった歴史なども紹介します。
目次
粉末納豆とは?効果は普通の納豆と同じ?
粉末納豆とは納豆の水分を飛ばし乾燥させ粉末化したもので、「粉なっとう」とも呼ばれています。
納豆には植物性タンパク質・ビタミンB類・食物繊維・ミネラルなどの、栄養素が含まれている日本古来の健康食品です。
疲労回復・免疫力アップ・高血圧予防・アンチエイジングなどの効果があります。
でも、ナットウキナーゼは熱に弱いため調理方法・食べ方によって、大事な栄養素を取り逃してしまうことがあります。
粉末納豆の効果は普通の納豆と変わりませんが、材料を凍らせて真空状態にしてから水分を飛ばし粉末にしているので、熱に弱いナットウキナーゼなどの栄養をそのまま取ることができます。
粉末納豆の使い方 おいしい食べ方8選
粉末になっているので、いろんな料理に使うことができます。
どんな活用法があるのでしょうか
ふりかけ
健康のために1日1~2パックが適量といわれていますが、毎日食べるのは大変ですよね・・・そんな風に思いませんか(^^;)
粉納豆のふりかけならサラサラとご飯にかけて、手間もなく毎日でも手軽に食べることができますよね。
まぜご飯
小豆や醤油とみりんで味付けしたキノコ類・鶏肉と一緒に混ぜ合わせると、香りや食感を楽しむことができます。
また、すりおろした山芋・刻んだオクラを粉末納豆混ぜご飯の上にかけると、消化促進や腸内環境を整える効果が得られます。
トースト
食パンにとろけるチーズをのせてトーストします。
仕上げにブラックペッパーと一緒にふりかける、または醤油バタートーストに目玉焼き・海苔などをのせてから、仕上げにふりかけるとひと味違うトーストになります。
パスタ
ミートソースやボロネーゼ・ホワイトクリームとの相性がいいので、粉チーズと一緒にふりかけましょう。
ドレッシング
酢・砂糖・マヨネーズ・醤油・粉末納豆を混ぜ合わせてドレッシングとして使うことができます。
サラダにかけて食べると腸内環境を整えてくれますよ。
ドリンク
牛乳と混ぜ合わせると牛乳のカルシウムの吸収が良くなります。
また牛乳・プレーンヨーグルト・ハチミツを混ぜ合わせたラッシー、ほうれん草・バナナ・ハチミツ・ヨーグルトを混ぜ合わせたスムージーに、粉末納豆を加えると納豆菌が乳酸菌を増やしてくれる働きがあるそうです。
バニラアイス
粉末納豆はきな粉によく似た味なので、黒蜜と一緒にバニラアイスにかけると和風アイスとして楽しめます。
その他
粉末納豆は納豆の独特な匂いが少ないので、味噌汁やスープ・カレー・シチュー・うどん・そば、などに入れるとコクと旨味が増します。
納豆の歴史 日本が発祥?いつから食べているの?
寺の台所である納所(なっしょ)で作り、桶や壺に入れて貯蔵していたことから納豆と呼ばれるようになりました。
藤原明衡が書いた新猿楽記という作品に「腐水葱香疾大根舂塩辛納豆」という記述があることから、平安時代には納豆という言葉があったそうです。
納豆には糸ひき納豆と麹納豆の2種類があります。
糸ひき納豆は弥生時代の竪穴式住居に炉を置き、床にはワラを敷いて暖を取っていました。
煮た大豆が床に落ちたことで自然発酵して、糸ひき納豆ができたといわれています。
麹納豆は中国で鼓(シ)と呼ばれていて食していました。
いつ日本に伝来したのかは不明ですが、鼓を作るには大量の塩が必要だったため塩の流通が盛んになった奈良時代には作られるようになっていたそうです。
納豆が商品化されたのは江戸時代中期で、「なっと・なっと・なっとー」というかけ声で売り歩く納豆売りがいたそうです。
当時はザルにワラを敷き大豆をのせて、室(むろ)で一晩発酵させる「ザル納豆」が一般的でした。
粉なっとう さいごに
納豆に含まれているナットウキナーゼは熱に弱いため、炊きたてご飯にのせて納豆ご飯として食べるとナットウキナーゼが持つ大切な栄養を取ることができません。
粉末納豆はナットウキナーゼを壊すことなく加工されているので、どんな料理でも加えることができます。
ネバネバも匂いも少ない粉末納豆を料理に使ってみてはいかがでしょうか。
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