自転車は手軽に移動ができる乗り物です。
しかし、ペダルをこいで動かすため重い荷物を載せた・急な坂道を登るときなどで自転車に乗るのがしんどくなる場合があります。
電動アシスト自転車であれば、搭載されているモーターがペダルをこぐのを助けてくれるというメリットがあります。
電動アシスト自転車の種類や価格・選ぶ時のポイントなどご紹介
電動アシスト自転車の種類
電動アシスト自転車の種類は大きく分けて、5つあります。
- 子ども乗せタイプ
チャイルドシートが前、または後ろについた電動アシスト自転車です。
前にチャイルドシートがあるタイプは1~3歳頃・身長は約100cm・体重は約15kgまで、後ろにチャイルドシートがあるタイプは1~5歳頃・身長は約115cm・体重は約22kgまでの子どもを乗せることができます。
- シティサイクルタイプ
前に荷物を入れることができるカゴがついている電動アシスト自転車です。
後ろに荷物をのせることができるリアキャリアや泥除けがついているものが多く、通勤通学に適しています。
- ミニロペタイプ
タイヤが小さく、小回りが利く電動アシスト自転車です。
カゴや泥除けはありませんが、交通量の多い街中へ出かけるのに適しています。
- 折りたたみタイプ
車体をコンパクトに折りたためる電動アシスト自転車です。
エレベーターへの積み込みやビル・マンションの中などの屋内へ持ち込むことができます。
- スポーツタイプ
ロードバイクやクロスバイク・マウンテンバイクなどの車体にモーターを搭載した電動アシスト自転車です。
シティサイクルより早く長距離を移動することができます。
電動アシスト自転車は高い?主流の価格は?
電動アシスト自転車の価格は、性能・パーツの品質によって違いがありますが、約10~15万円が価格の相場となっています。
タイプ別の車体価格
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- 子ども乗せタイプ:約15~20万円
- シティサイクルタイプ:約10~15万円
- ミニロペタイプ:約5~15万円
- 折りたたみタイプ:約5~15万円
- スポーツタイプ:約10~50万円
電動アシスト自転車を選ぶポイント
電動アシスト自転車を選ぶポイントには、バッテリー容量・タイヤのサイズ・メーカー・車体の種類があります。
バッテリー容量
バッテリーの容量によって、走行距離に違いがあります。
- 8Ah
約30Kmまで走行可能
近場での利用が多い・価格を抑えたい人向き
- 12Ah
約80Kmまで走行可能
走行中のバッテリー切れの心配をしたくない人向き
- 14~16Ah
約100kmまで走行可能
1日に約5Km以上走行する・充電する回数を減らしたい人向き
タイヤのサイズ
タイヤのサイズは主に20・24・26インチが主流となっています。
- 20インチ
小回りが利き、重心が低いため安定感があるという特徴があります。
身長が約140cm以上であれば問題なく乗れます。
乗り降りのしやすさに重視したい人に適しています。
- 24インチ
安定感があり、乗り降りも楽にできるという特徴があります。
20インチ同様、身長が約140cm以上であれば問題なく乗れます。
子どもから高齢者までと幅広い世代が使うことができます。
- 26インチ
スピードが出やすく、地面からの衝撃をサドルに伝えにくいという特徴があります。
身長が約140~170cmであれば問題なく乗れます。
標準サイズを選びたい人に適しています。
メーカー
- ブリヂストン
頑丈なフレーム・サビに強いパーツ・パンクに強いタイヤに定評のあるメーカーです。
自動充電ができるようになっているので充電の手間が省けます。
- パナソニック
デザインや予算に合わせて選びやすいメーカーです。
また、上位モデルには手元のボタン1つでカギの施錠・解錠、モーターの電源が入れられる機能が搭載されています。
- ヤマハ
世界初の電動アシスト自転車を開発したメーカーです。
道の傾斜に合わせて自動にコントロールできるスマートパワーアシストが特徴となっています。
車体の種類
使用目的に合わせて、車体の種類を選びましょう。
- 子どもを乗せる
チャイルドシートが搭載されている電動アシスト自転車が適していて、チャイルドシートには前乗せと後ろ乗せに2種類があります。
前乗せタイプは安定感があり、後ろ乗せタイプは直射日光を防ぐことができます。
ただし前乗せタイプは3歳頃、後ろ乗せタイプは5歳頃までとなっています。
- 通勤通学
シティサイクルタイプが適しています。
カゴやライト・スタンドなどのオプションが最初からついているので、すぐに使うことができます。
- 街乗り
ミニロペタイプが適しています。
小回りが利くので街中での移動が楽になります。
- サイクリング
きつい坂道や長距離が走れて、車体が軽いスポーツタイプが適しています。
電動アシスト自転車種類 さいごに
電動アシスト自転車は大きく分けて5つあり、使用目的に合わせた機能を備えています。
自分の目的に合わせた電動アシスト自転車を選んで活用してみてはいかがでしょうか。
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