クレジットカードやキャッシュカードが磁気不良になると、情報を読み取ることができなくなり使うことができません。
カードの磁気不良から守るためにはどんな対策方法があるのでしょうか。
カードの磁気不良防止対策や持ち歩くときの注意点などを紹介します。
カードの磁気不良防止対策
カードを磁気不良から守るためには、どんな対策をすればいいのかを紹介します。
- 磁気が強い物のそばに置かない
スマートフォンやテレビ・パソコン・スピーカーなど強い磁気を発する物のそばに置くと、カードの磁気が弱くなります。
- スマートフォンケースに入れない
スマートフォンケースにはカード収納機能があるタイプもありますが、スマートフォンから強い磁気が発しているため一緒に保管することはよくありません。
一緒に保管したい場合は、磁気干渉防止機能のあるスマートフォンケースを選ぶようにしましょう。
- 防磁グッズを使う
カードを磁気防止ケースに入れる、防磁シートを挟むことで強い磁気から守ってくれます。
- 磁気防止ケース
生地の間に磁気防止フィルムが挟まれているので、外部からの磁気を遮断してくれます。
1枚だけ入れるタイプや複数枚収納できるタイプがあります。
- 防磁シート
スマートフォンから発する強い磁気からカードを守るためのシートで、スマートフォンとカードの間に挟むだけで大丈夫です。
カードの磁気を復活させる裏ワザ!
磁気不良となってしまったカードを復活させる方法として、以下のことがあります。
- 自動修復機能
一部の銀行では、ICチップ搭載のキャッシュカードなら自動修復ができるそうです。
磁気不良のカードをATMに差し込み、「残高照会」または「引き出し」をするだけでOKです。
- プラスチック消しゴム
磁気ストライプ部分をプラスチック消しゴムで優しくこすり、指紋や汚れを取ることで使えるようなるといわれています。
- 柔らかい布
プラスチック消しゴムの代わりに、柔らかい布で汚れを拭き取ると良いともいわれています。
- カードの再発行
紹介した方法でもカードが復活しなかった時は、再発行の手続きを行いましょう。
- クレジットカード
クレジットカード会社に電話をして、磁気不良によってカードが使えなくなったことを伝えると、3~10日で新しいカードが届くようになっています。
カード番号は変わることはありませんが、裏面に記載されているセキュリティコードが変わる場合があるので届いたら確認しておきましょう。
クレジットカード会社によっては手数料を請求されることがあります。
- キャッシュカード
磁気不良のキャッシュカード・通帳・銀行印・本人確認のための書類を持って、窓口で再発行の手続きを行います。
キャッシュカードの種類・銀行によっては後日発送になる場合があります。
磁気カードを持ち歩きする時の注意
磁気カードを持ち歩くときに、スマートフォンケースに入れることがあります。
しかし、スマートフォンと一緒にすると強い磁気の影響を受けて磁気不良の原因になる可能性が高いです。
またカードを何枚も重ねて持ち歩くことも磁気不良の原因となります。
そのため、磁気カードを持ち歩くときはカードケースに入れることをおすすめします。
- カードケースを選ぶポイント
自分に合ったカードケースを選ぶためのポイントを紹介します。
- サイズ
ジャケットやポケットに入れたい場合はコンパクトサイズ、バッグに入れて持ち歩く場合は存在感のある大きさを選ぶようにしましょう。
- 持ち歩くカードの枚数
カードが2~3枚と少ない場合はカードスロットが少ないカードケース、カードの枚数が多い場合は5枚以上収納できるカードケースが適しています。
- 収納スペースの有無
カードだけでなく小銭やカギを収納できるケースもあります。
小銭やカギなどを入れる場所とカードはジッパーやボタンなどで区切られているので、傷がつく心配はありません。
- 開閉方法
カードケースの主な開閉方法には、スライド式・ジッパー・ボタンがあります。
- スライド式
レバーなどで押し上げるとカードが出てくるようになっています。
- ジッパー
カードケース全体を閉めることができるので、物を落とす心配はありません。
- ボタン
ワンタッチで開閉できるので、ジッパーよりも手間がかかりません。
カードの磁気不良の対策 さいごに
カードの磁気不良は保管方法や持ち歩き方によって発生する可能性があるので、日頃から注意しましょう。
また磁気不良になった場合は、早めに再発行を行って下さい。