食費を節約しても、栄養が偏ってしまっては身体は不調になり、様々な病気にかかってしまう可能性があります。
食費を節約しつつ、栄養のある安い食材にはどんなものがあるのでしょうか。
栄養をしっかり取れる安い食材や保存方法、そして節約食材を使ったレシピなどを紹介します。
目次
節約でも栄養は大事!ベストな食材は?
安くて栄養が豊富に含まれている食材には、どんなものがあるのかを紹介します。
もやし(1袋・約100~300g、約10~40円)
穀類または豆類の種子を人工的に発芽させた新芽で、ビタミン・ミネラル・食物繊維がバランス良く含まれています。
疲労回復や免疫力アップ・腸内環境を整えるなどの効果があります。
卵(1パック・10個入り、約200~300円)
完全栄養食と呼ばれていてリノール酸が豊富に含まれている他には、ビタミン・ミネラル・ビタミンA・ビタミンE・ビタミンD・ビタミンK・ビタミンBなどが多く含まれています。
疲労回復や動脈硬化予防・老化予防などの効果があります。
鶏ムネ肉(100gあたり約60円)
鶏モモ肉よりカロリーが低いだけでなく、たんぱく質やナイアシン・パントテン酸・ビタミンB6・ビタミンKなどが含まれています。
疲労回復や代謝を上げる・美肌効果・認知症予防などに効果があります。
豆腐(1パック・約300g、約30~200円)
たんぱく質やイソフラボンが豊富に含まれている他には、サポニン・ビタミンB群・ビタミンE・ナイアシンなどが含まれています。
高血圧や動脈硬化の予防、記憶力・集中力アップ、美肌などに効果があります。
節約食材の上手な保存方法とは
安く買えても使いきれなかったり、腐らせてしまってはなにもなりません。
買ってきた食材を無駄にすることなく消費するには、正しく保存することが大切です。
キャベツ
芯をくり抜いてから湿らせたキッチンペーパーを詰めてから、新聞紙でくるみポリ袋に入れ野菜室で保存します。
レタス
芯の表面が茶色く変色していたら切り落とし、爪楊枝3本刺してから新聞紙でくるみラップしてから野菜室で保存します。
肉類
1人分に分けてから醤油や酒・みりんなどで下味をつけ、ラップでピッタリと包んでから冷蔵または、冷凍保存します。
魚類
1人分に分けてから醤油や酒などで下味をつけ、ラップでピッタリと包んでから冷蔵または、冷凍保存します。
節約食材でも飽きずに美味しいレシピ紹介
節約食材を使って簡単で美味しいレシピを紹介します。
鶏ムネ肉の竜田揚げ(2人分)
- 鶏ムネ肉(300g)の水気をキッチンペーパーで拭き取り、食べやすい大きさに切ります。
- ニンニク(1片)をすりおろします。
- ポリ袋に食べやすい大きさに切った鶏ムネ肉・すりおろしたニンニク・酒(大さじ1)・醤油(大さじ1)を入れて、よく揉み込みます。
- バッドに片栗粉(適量)を入れ、下味をつけた鶏ムネ肉につけます。
- 180度の油に入れて、キツネ色になるまで揚げます。
- 揚がったら、油を切ったら完成です。
もやし炒め(2人分)
- 油揚げ(1枚)・冷蔵庫にある野菜(適量)は細切りにします。
- ウィンナー(2本)は食べやすい大きさに切ります
- フライパンでサラダ油(適量)を熱してから、ウィンナー・油揚げ・野菜を炒めます。
- もやし(1袋)を加えて炒めます。
- オイスターソース(小さじ1)・焼き肉のタレ(小さじ1)を加え、混ぜ合わせたら完成です。
豚肉のオイスターソース炒め(2人分)
- 豚肩ロース(200g)は1cm幅に切ります。
- 玉ねぎ(1個)は薄切りにします。
- フライパンでサラダ油(適量)を熱してから、豚肩ロースを入れて炒めます。
- 豚肩ロースの色が変わったら、玉ねぎ・もやし(1袋)を加えて炒めます。
- 全体に火が通ったら、オイスターソース(大さじ1)を加え炒め合わせたら完成です。
豆腐チャンプル(2人分)
- 木綿豆腐(300g)は食べやすい大きさに切り、約2分茹でてからザルにあけます。
- 玉ねぎ(1/2個)・ニラ(適量)・豆苗(適量)・豚バラ肉(150g)は食べやすい大きさに切ります。
- フライパンでゴマ油(適量)を熱してから、豚バラ肉を入れて炒めます。
- 豚バラ肉に火が通ったら、野菜を入れて炒めます。
- 醤油(大さじ1)・顆粒だし(小さじ1)を入れ、混ぜ合わせます。
- 茹でた木綿豆腐を加え、軽く潰すように炒め合わせたら完成です。
節約でも栄養は大事!ベストな食材 さいごに
食費を節約しようと安い食材を購入しても、栄養バランスが悪いと健康に悪影響を与えてしまいます。
節約食材に含まれている栄養をチェックして、バランスが良くなるように選びましょう。