調査によると、一人暮らしの食費は平均で約40,000円といわれています。
しかし、昨今の世界情勢や天候不良などで食品の値段が高くなっているので、少しでも食費を安く抑えたいと思う人が多いのではないでしょうか。
食費を節約するには、どんな食材を選ぶかがポイントとなります。
食費を節約するための食材選びや買い方・おすすめ節約食材などを紹介します。
一人暮らしの食費を節約するには食材選びから!
食費を節約するためには、値段が安い・使い回しができる・日持ちができる食材を選ぶようにしましょう。
- 値段が安い食材
モヤシや納豆・鶏ムネ肉・カニ風味かまぼこ・ちくわなどは、他の食材と比べると値段が安い食材なので食費を抑えることができます。
- 使い回しができる食材
豆腐や卵・ひき肉・油揚げなどはいろんな料理に使える便利な食材です。
- 日持ちができる食材
玉ねぎやキャベツ・切り干し大根・ツナ缶などは日持ちができるので、買い物に行く回数を減らすことができる食材です。
また、うどんやパスタなどの乾麺も生麺より日持ちできるのでまとめ買いをしておくと、好きなときに使うことができます。
節約食材のおすすめ8選
食費を節約できる、おすすめ食材を紹介します。
- もやし
1袋200g入っていますが、値段は約30円と安い食材です。炒め物だけでなく、スープの具材や和え物にも使うことができます。
- 鶏ムネ肉
脂身がすくなくアッサリとした味で、値段も鶏モモ肉の半分とお手ごろ価格となっています。
- 卵
10個入りのパックで約200円ですが、卵があれば目玉焼きや卵焼き・茶碗蒸し・オムレツ・卵かけご飯・スープや丼物の具材などと手軽に様々な料理に使うことができます。
- 豆腐
300g入りのパックだと使い切れないことがありますが、半分の150gが3個パックになっているタイプもあり100円以下で買うこともできます。150gの小さいサイズなら、味噌汁の具材で使い切れるだけなく、冷や奴やサラダなどに使えます。
- えのき
1袋100円以下で買えるだけでなく、タップリと入っているキノコです。炒め物や汁物の具材などに使えます。いくつかに分けて冷凍保存もできます。
- 豆苗
エンドウ豆の若菜でサラダや炒め物・汁物の具材、パスタのトッピングなど様々な料理に使うことができます。豆苗の根を水につけておくと、芽が出て成長するので収穫して食べることができます。豆苗を切るときは根っこから約3cm離すと良いです。また水は1日1回替えておきましょう。
- 米
小麦粉と比べると消化・吸収に時間がかかるため、腹持ちが良いといわれています。チャーハンや丼物・炊き込みご飯にするとボリューム満点の料理になります。
- 高野豆腐
豆腐を凍結してから低温熟成・乾燥させた食品で、普通の豆腐より日持ちが長いです。煮物の具材だけでなく、サラダやスープのクルトンや唐揚げにすることもできます。
節約食材の上手な買い方
食費を節約するためには、買い方も工夫する必要があります。
- 買い物に行く回数
毎日買い物に行ってしまうと、今必要でないものまで勝ってしまう可能性があります。
1週間に2~3回を目安に買い物に行くようにしましょう。
- 残っている食材を確認する
買い物に出かける前にどんな食材が残っているのかを確認しておくと、家にあった同じ食材を買うことを防ぐことができ、余分な出費を抑えることができます。
- 特売日を確認する
多くのスーパーマーケットでは、特売日を設定しています。例えば冷凍食品・アイスクリームが半額、野菜が1点だと100円だけど4点まとめ買いにすると380円になる、鶏肉や豚肉がお手ごろ価格になっているなど、他の日よりお得になっています。
新聞のチラシやネットチラシをこまめにチェックしておきましょう。
- 空腹時には買い物に行かない
お腹が空いているときにスーパーマーケットへ買い物に出かけてしまうと、どれもこれも美味しそうに見えて必要のない食材まで買い込んでしまう可能性があります。
- 買い物リストを作る
今必要な食材のリストを作っておくと、スーパーマーケットでウロウロすることなくサッと買い物を済ませることができるので、時間短縮にもなります。
一人暮らしの食費を節約するには食材選びから!さいごに
外食やテイクアウトは手軽で美味しく食べることができますが、その分出費が大きくなってしまいます。
食費を節約するなら、値段が安い・使い回しができる・日持ちがするなどの食材を使って自炊することも大切です。
自分に合った食材を選んで、上手に食費を節約してみてはいかがでしょうか。