ひとり暮らしは自分好みの家具を選ぶことができますが、カーテンは何を選ぶかによって部屋の印象が変わります。
あなたはどんな部屋をイメージしていますか?カーテンひとつで雰囲気も変わります。
付けてから、思ったのとなんか違う・・とならないためにも、カーテンを選ぶ時に気をつけたいポイントやサイズの測り方・色選びなどを紹介します。
目次
ひとり暮らしのカーテンの選び方のポイントは?
カーテンを選ぶ時は、機能性と素材がポイントになります。
機能性
カーテンには、プライバシーの保護や光の調整・音の吸収・保温効果を上げるなどの役割があります。
- 遮光カーテン
外からの光が入ってこないので、ぐっすり眠りたい人に適しています。
防音効果のあるタイプの遮光カーテンもあります。
- 非遮光カーテン
朝の明るさを感じることができるので、寝坊が心配な人に適しています。
- 遮熱・断熱カーテン
部屋の熱の出入りのほとんどは窓からであるといわれています。遮熱・断熱カーテンを使うことで、窓の熱の出入りを防ぎ夏は涼しい、冬は暖かい部屋にすることができます。
また冷暖房率も良くなるので、節電したい人にオススメです。
素材
カーテンの素材にはポリエステルをはじめとする合成繊維、綿や麻をはじめとする天然繊維があります。
合成繊維は耐久性に優れている・手入れが簡単というメリットがありますが、静電気を起こしやすいというデメリットがあります。
天然繊維は自然な雰囲気を味わえるというメリットがありますが、伸び縮みしやすいというデメリットがあります。
定期的に洗濯をして長く使いたい場合は合成繊維、自然な風合いを楽しみたい、こまめにカーテンを変えたい場合は天然繊維のカーテンを選びましょう。
カーテンの選び方 正しいサイズを測るには
カーテンを買う前に幅と丈の長さを正確に測っておくことが重要です。
サイズの測り方
サイズはカーテンレールを基準にして測ります。
幅
- カーテンレールの両端に固定されている輪になっている部品の距離を測ります。
- カーテンにはヒダの部分があるので、採寸した幅だけではカーテンを閉めたとき、隙間ができてしまいます。そのため、採寸した幅×05の計算結果が幅となります。
丈
【掃き出し窓】
掃き出し窓とはガラスが床まであり、引き違いで開閉できる窓のことです。
- カーテンレールにある輪になっている部品から床までの距離を測ります。
- カーテンの裾が引きずらないように、測った距離から2cmを引いた数値が掃き出し窓の丈になります。
【腰高窓】
腰高窓とは壁の中央に設置された窓のことです。
- カーテンレールにある輪になっている部品から窓枠下までの距離を測ります。
- 光漏れがないように、測った距離に15cm加えた数値が腰高窓の丈になります。
また既製品のカーテンはサイズが決まっているので、部屋の窓にピッタリのサイズが見つからない場合もあります。
この場合は、窓のサイズに近く、大きめのサイズを選ぶようにしましょう。
カーテンの選び方では色選びが大事!
色によって部屋の印象が変わってきます。
アイボリー・ベージュ系
部屋が明るくなり、圧迫感もない定番の色です。くつろぎたい部屋作りにオススメです。
グリーン
自然をイメージできる色で、リラックス効果が期待できます。新鮮な印象にしたい場合は明るい黄緑色、落ち着いた印象にしたい場合は暗めのモスグリーンが適しています。
ブラウン系
落ち着いた雰囲気にすることができます。ただし家具にはブラウン系が多いので、茶色い部屋にならないように注意する必要があります。
ブルー系
神経を静める・集中力を高める効果があるので、学生の部屋作りに適しています。
イエロー・オレンジ系
部屋の中を明るい雰囲気にすることができます。また、イエロー系は作業率を上げる効果があるといわれています。
グレー系
落ち着いた雰囲気のある部屋にすることができます。
グレーは白と黒の中間の色なので、どの色とも合わせやすくコーディネートの幅が広がります。
またグレーには、鎮静作用がありリラックス効果があるといわれています。
ホワイト系
清潔感や開放感を与えてくれます。
方角と相性の良いカーテンの色
部屋の方角によって開運効果のある色に違いがあります。各方角と相性の良い主な色を紹介します。
- 東
ベージュ、アイボリー、ピンク、オレンジ、ワインレッド
- 西
レッド、ブルー、ホワイト、ピンク
- 南
グリーン、ベージュ、ホワイト、オフホワイト
- 北
イエロー、ホワイト
ひとり暮らしのカーテン選び さいごに
カーテンはプライバシーを保護する、光や温度の調節をしてくれる役割があります。
サイズを正しく測らないと隙間から光や音・熱などが入ってきてしまう可能性があるので、正確に測ってから購入するようにしましょう。
自分好みの色のカーテンで部屋作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。