体型は痩せ型なのに、お腹だけがぽっこりと出ていて悩んでいる男性が多いそうです。
痩せ型男性のぽっこりお腹は、内臓脂肪が原因であるといわれています。
痩せ型男性がぽっこりお腹になる原因には内臓脂肪の他には、何があるのでしょうか。
痩せ型男性がぽっこりお腹になる原因や解消するための方法やレシピなどを紹介します。
目次
痩せ型の男性のぽっこりお腹の原因とは?
痩せ型男性がぽっこりお腹になる原因には、内臓脂肪・皮下脂肪・骨盤のゆがみがあります。
内臓脂肪をそのままにしておくと、健康に悪影響を与えます。
内臓脂肪
内臓脂肪とは余分な脂肪がエネルギーとして蓄えられたもので、1日に取ったカロリーが消費したカロリーより超えると脂肪に変化します。
そして、その脂肪は小腸を包む膜である腸間膜に蓄えられます。
男性のぽっこりお腹の原因は内臓脂肪であることが多いといわれています。
内臓脂肪が溜まりすぎてしまうと、痩せているのにお腹だけが太っている状態になりやすいです。
男性の場合、腹囲が85センチ以上あると内臓脂肪が過剰になっていることが多く30代になると該当する人が増えます。
皮下脂肪
皮膚のすぐ下にある皮下組織にできる脂肪で、外部からの衝撃から守るクッションや寒さに備えるなどの役割があります。
身体を維持するために必要なものですが、食べ過ぎや運動不足によって脂肪が皮下組織に溜まりすぎて、膝や腰などに負担をかけてしまいます。
内臓脂肪と同じように一時的に脂肪を溜めておく機能があり、長期間備蓄されていく脂肪であるといわれています。
急に増えることはありませんが、一気に落とすこともできない脂肪です。
骨盤のゆがみ
骨盤がゆがんでいる、または開いた状態になっていると支えている内臓の位置がズレたことで、前に出るようになります。
片足で立ってから目をつぶり10秒間、その姿勢を保つことができれば大丈夫ですが、左右どちらかができない場合は骨盤がゆがんでいる、または開いている可能性があります。
ぽっこりお腹の解消法は筋トレと・・・
痩せ型男性のぽっこりお腹を解消する方法として筋肉トレーニングのほかに有酸素運動を行うことで代謝を上げることが大切です。
筋肉トレーニングを行うことで基礎代謝が上がり、日常生活で燃焼されるカロリーが増えることで脂肪が溜まりにくくなります。
代表的な筋トレ方法
- 足上げ腹筋
- 仰向けになり、両足をくっつけて床から徐々に浮かせていきます。
- 10センチほど浮かせたら、約10秒キープします。
- 1と2の動作を10回繰り返したら終了です。
- プランク
- 四つん這いになります。
- 肘から手首までを床につけます。
- 両足を後ろに引き、前腕と足で身体を支えます。
- かかとを上げて、頭から足まで真っ直ぐになるように約30秒姿勢をキープします。
- 1から4までの動作を3回繰り返したら終了です。
また有酸素運動を行うと体温が上がり、カロリー消費を促す効果があります。
有酸素運動には、ウォーキングやジョギング・ランニング・水泳・サイクリング・縄跳びなどがあります。
有酸素運動は1回につき約30分から60分行うと効果が出ますが、まとまった時間が取れないときは10分を1回として数回に分けて行うといいですよ。
ぽっこりお腹の解消にはこんなレシピで
ぽっこりお腹を解消するためには、食物繊維やミネラル・タンパク質が含まれていることが必要となります。
ぽっこりお腹解消に効果のあるレシピを紹介します。
鶏肉と野菜の炒め煮
レンコンやゴボウ・コンニャクには食物繊維が豊富に含まれています。
- レンコン(50g)・ゴボウ(30g)は乱切りにして、水に浸けておきます。
- コンニャク(50g)・カボチャ(40g)は食べやすい大きさに切り、1度茹でて臭みを取ります。
- さやいんげん(2本)は茹でてから3cmに切ります。
- 鍋にごま油(小さじ1/2)・手羽先(2本)を入れ、焼き目をつけます。
- 水気を切ったレンコン・ゴボウ、コンニャクを加えて焼き色がつくまで炒めます。
- 醤油(小さじ2)・砂糖(小さじ1)・だし汁(150ml)を加えて沸騰させます。
- 具材に火が通ったらカボチャを加え、カボチャに火を通します。
- 器に盛り付け、さやいんげんをのせたら完成です。
痩せ型男性のポッコリお腹 さいごに
男性のぽっこりお腹になってしまう原因として内臓脂肪が多いです。
内臓脂肪は食べ過ぎや運動不足など生活習慣の乱れによって蓄積されていきます。
そのままにしておくと、生活習慣病予防にかかる危険性があるので、ぽっこりお腹が気になってきたら運動とバランスの良い食事で解消してみてはいかがでしょうか。
♪女性のポッコリお腹のことも気になりますね(^^)こちらもご覧いただければと思います。