日々の暮らしの中で役立つことや、行事・歳時・イベントなどについて書いています。/当サイトはプロモーションが含まれています

暮らし 食材・料理

珈琲のカフェイン含有量は種類で違う?淹れ方でも含有量は変わる

投稿日:2021-06-23 更新日:

 

カフェインの入っている飲み物には珈琲や緑茶や紅茶があります。

カフェインには眠気覚ましの他に鎮痛作用や疲労回復などの効果がありますが、摂り過ぎると中毒症状が出ることがあります。

珈琲のカフェインは品種や焙煎方法・淹れ方で量に違いが出ます。

品種別や淹れ方によるカフェインの量やカフェインレスとノンカフェインの違いもご紹介。

スポンサーリンク

 

珈琲のカフェイン含有量は種類で違う?

珈琲豆に含まれているカフェインの量は、ロブスタ種の方がアラビカ種より約2倍あるといわれています。

ロブスタ種はインスタントコーヒーや缶コーヒーなどの材料として使われていることが多く、アラビカ種は焙煎した珈琲豆や挽いて粉状にしたレギュラーコーヒー、コーヒー専門店で販売されています。

 

また珈琲豆の焙煎方法によってカフェインの量は変わり、浅煎りの方が多く深煎りになればなるほど少なくなっていきます。

カフェインは熱に弱いため、焙煎しているときの熱処理にかけられた時間だけ失われていくからです。

 

珈琲の淹れ方でも変わるカフェイン量

珈琲豆から珈琲を抽出させるときの時間の長さによっても含まれるカフェインの量は変わってきます。

抽出時間が短ければカフェインの量は少なく、長ければ多くなります。

これは珈琲豆がお湯に触れる時間が長くなるとカフェインが溶ける量が多くなるからです。

エスプレッソは抽出した色が濃いのでカフェインが多く含まれているように見えますが、抽出時間が短いので含まれているカフェインは少なくなっています。

ドリップコーヒーの方が珈琲豆とお湯が触れる時間が長くなるためカフェインが多くなります。

 

 

主な珈琲の製品・淹れ方によるカフェイン含有量は以下の通りになります。

 

ドリップコーヒー

珈琲粉末10gで1杯分を150mlとしたときのカフェイン含有量は約90mgですが、焙煎具合によって量は増減します。

 

缶コーヒー

1番良く出ているサイズである190mlタイプのカフェイン含有量は約160mgですが、製品によっては眠気防止効果を高めたタイプもあるので、買う前にチェックするといいですよ。

 

インスタントコーヒー

スプーン1杯分(2g)で1杯分を150mlとしたときのカフェイン含有量約90mgで、ドリップコーヒーと同じになります。

 

スポンサーリンク

 

カフェインレスとノンカフェインはどう違う?

珈琲は飲みたいけど、カフェインが気になるということがあるのではないでしょうか。

カフェインの量を抑えた、または含まれていない珈琲にはカフェインレス・ノンカフェインなどがあります。

 

カフェインレスはカフェインを90%以上取り除いてあります。

ノンカフェインはカフェインが一切含まれていません。

カフェインレスはカフェインが少しだけ残っている、ノンカフェインはカフェインが全く入っていないと残っているカフェインの量に違いがあります。

 

珈琲豆からカフェインを取り除くには、以下の方法があります。

 

  • 水抽出

生の珈琲豆を水につけて抽出した液からカフェインを取り除いてから生の珈琲豆へ戻します。

 

  • 有機溶媒抽出

生の珈琲豆を蒸気でふっくらさせてから有機溶媒に浸すことでカフェインを取り除きます。

 

  • 超臨界二酸化炭素抽出

二酸化炭素を気体と液体の中間となる臨界流体の状態にして珈琲豆からカフェインを取り除きます。

 

  • 液体二酸化炭素抽出

臨界二酸化炭素抽出と同じように、液体化した二酸化炭素で珈琲豆からカフェインを取り除きます。

 

珈琲とカフェイン さいごに

カフェインには眠気を覚ましたり痛みを抑えたり疲労回復などの効果があり、風邪薬や頭痛薬などの医薬品にも使われています。

しかし、必要以上にカフェインを取ると中毒症状になる恐れがあるので1日400mg以下、1回250mg以下が適量といわれています。

個人差はありますが、カフェインは体内に入れてから約30分で効果が出始め、約7時間持続するといわれています。

カフェインは珈琲や緑茶だけでなく、チョコレート・エナジードリンクにも含まれているので摂り過ぎにならないように上手にカフェインをコントロールして効果を活用してみてはいかがでしょうか。

 

♪珈琲の香りっていいですよね、なんかリラックスできます。香りについてはこちらの記事をご覧いただければと思います。

コーヒーの香りはリラックス効果抜群!香りの正体と香りの効果活用

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

人気ブログランキング</>

スポンサーリンク

-暮らし, 食材・料理

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

鍋の発祥と歴史 鍋の種類はどのくらい?鍋の選び方は素材の特徴から

鍋は食材を茹でる・煮る・揚げる・蒸すなどができる調理器具です。 鍋っていつごろから使われていたのでしょう? また鍋には片手鍋の雪平鍋やミルクを温めるミルクパン、余熱を利用して短時間で料理ができる保温調 …

チョコレートの発祥はいつどこで?チョコレートの歴史と定義とは?

チョコレートはカカオ豆を炒って粉にしてから、砂糖やカカオバター・牛乳・香料などを加えて練り固めたお菓子です。 そのまま食べるだけでなく、ケーキや洋菓子の材料・隠し味などにも使われています。 チョコレー …

電動キックボードは簡単だけど免許は必要?必要な保険とヘルメット

電動キックボードは操作が簡単でちょっとした移動に便利な乗り物。 でもルールを守らずに利用している人が多く、事故やトラブルになっています。 2023年7月1日に電動キックボードに関する法律が改正されたこ …

匂い袋・香り袋・サシェとは?オリジナル匂い袋の簡単な作り方

匂い袋とは、常温でも香りが出る香料を袋に詰めたものです。 持ち歩いて香りを楽しむだけでなく、ドアノブにぶら下げる・引き出しの中に入れておくなどにも使われています。 匂い袋は海外ではサシェとも呼ばれてい …

和の文化の和室の起源は?和室の種類と特徴 和室の構成-形作るもの

日本独特の作りの部屋、和室。 床には畳を敷き詰め、障子や襖のある部屋である和室は、賃貸物件でも最低1室はありますよね。 和室はいつ誕生したのでしょうか? 当たり前に暮らしていても和室についてはあまり知 …

ぷろふぃーる

こんにちは^^ 波空です。

メインブログがだいぶごちゃごちゃになったので、一部こちらに引越しです。