学生の頃「雨なので休みます」と言っていた同級生がいました。
雨くらいでと笑ったものですが、大人になってから自分だって雨の日には具合の悪くなる人になってしまいました……笑ってごめーん。
雨や台風などの時、頭が痛くなったり、からだが重くなったりするのは、気圧と自律神経が大きく関わっているそうです。
雨を降らせないわけにはいかないから「雨だから休みます!」となるんですね。
でも諦めないで!
からだの不調を全くなくすことはできませんが、軽くする方法はあります!
予防と早めの対処で、雨の日を元気に乗りきりましょう!
雨の日の頭痛は気圧が関係している?
はっきりとはわかっていないようですが、雨の日に具合が悪くなるのは自律神経が乱れているせいだと考える専門家が多いようです。
ところで、自律神経ってなんでしょうか?
自律神経とは、私たちのからだにあって心拍や血圧、体温、ホルモンや免疫といったものを調整している神経のことです。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があります。
「交感神経」は緊張、興奮作用によって心身を活発にします。
また「副交感神経」は休息、鎮静作用によってリラックスさせてくれます。
ふたつの神経がリズムよくかわりばんこに優位に働くことで私たちの健康は守られています。
ではどうして雨の日に自律神経が乱れやすくなるのでしょう?
雨が降りだす前には気圧が徐々に下がって低気圧になります。
すると、副交感神経が優位になり血管は拡張し筋肉が緩んできます。
雨が降りだすまえ、だるくなったり眠たくなったりするのはこれが原因と考えられます。
本来、交感神経と副交感神経はシーソーの様に一定のリズムでスイッチが入れ替わっています。
でも、長く雨が降ると副交感神経が優位のままスイッチは切り替わりません。
すると、自律神経がパニックを起こしてしまい、からだがいたるところで不調を訴えることになります。
頭痛はこの中でも血液の流れの滞りが原因なのかもしれません。
自律神経が乱れると脳や内耳(耳の奥の部分)の血液循環も悪くなり、これが頭痛を引き起こしているというのです。
お天気が原因じゃ、もうどうしようもないの?
と諦めないで!
少しでも症状を軽くする方法を探してみました(^^)
気圧による体調不良から解放されたい!そんなあなたに対策法を
■自律神経のスイッチが切り替わりやすいからだ作り!
よい眠りは、自律神経にもいい影響を与えてくれます。
朝は早めにおき(理想は日の出と共に)太陽の光をたっぷり浴びます。
夜はなるべく早めに休みます。
理想はお肌のターンオーバーのためにも22時頃ですね。
寝る前にパソコンやスマホはさわらないようにしましょう。
脳が興奮や緊張状態にあると、交感神経から副交感神経への切り替わりがうまくいきません。
ゆったりお風呂に入ったら、そのまま休んでしまうのがよいかもしれません。
その分、朝はいくら昂っても構わないので、早く起きた時間をそのままパソコンタイムに充ててしまって大丈夫です。
最初は大変かもしれませんが、頭が痛くて寝込むつらさに比べたら!
お肌のコンディションも良くなって、早起きするからご飯も美味しい!
一石なん鳥も得をしますよ♪
■くるくる耳マッサージ
そして、低気圧による頭痛の原因が、脳や内耳の血流の滞りだというお話は先程しましたが、だったらそこをもんでほぐしてやれば、血液の流れはスムーズになるんじゃない?
という「くるくる耳マッサージ」を試してみるのもいい方法です。
マッサージ方法が載っているサイトです。
普段から耳をくるくる回すマッサージを1日3回ほどの習慣にしてしまうと、
気圧が下がったときにも血流は滞らず、頭痛も起こりにくくなるというのです。
そんなに難しい方法でもないので、(テレビを見ながらでも、授業中や仕事中でも)生活に取り入れてみてはいかがでしょう?
耳マッサージ以外にも気圧の変化や頭痛に関する情報を教えてくれる
「頭痛ーる」というアプリを活用するのも、体調の悪さを回避できる方法です。
試してみてくださいね♪
■appstore
https://itunes.apple.com/jp/app/id602991338
■google play
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.pocke.android.zutsu
頭が痛いと起きているのも辛くて、切ないもの。
実際、気圧だけが原因ではないこともあるので、一度専門医を受診してみるのも手です。
解決の糸口が見つかるかもしれませんよ!
気圧で体調不良 さいごに
日本には梅雨と秋雨といった、長雨の時期があります。
梅雨は湿気も多く体調を崩しやすいと思います。
秋雨の方が本当は期間的には長いんですよね。
雨が降ると頭痛が・・というあなた。ほんと辛いですよね(;;)。
本当の原因はちゃんと調べてみないとわからないかもしれませんが、今できることから対処するのが大切と思います。
少しでも楽になりますように! お大事に!