ネギの中でも下仁田ネギというのは名前は知っているけど、どんなものか知らない方も多いかもしれません。
下仁田ネギは、群馬県甘楽郡下仁田町で江戸時代から栽培されている冬の特産品です。
そのままだと強い辛味がありますが、加熱することで柔らかくなり甘味が出てきます。
下仁田ネギの特徴や味・食べ方・アレンジレシピなどを紹介します。
下仁田ネギ とは?特徴と味
下仁田ネギは1本ネギで下部分かれは少なく、白い部分の長さは約20cmで直径は約6~9cmで他のネギよりも太いことが特徴となっています。
生だと辛味が強いため食べられませんが、加熱することで柔らかさ・とろみ・甘味が出てきて食べやすくなります。
定番の下仁田ネギの食べ方
下仁田ネギを美味しく食べる定番レシピを紹介します。
- ねぎま鍋
- マグロは1cm幅、下仁田ネギは5cmの長さに切ります。
- 鍋にダシ汁(600ml)・醤油(大さじ2)を入れ、沸騰させます。
- マグロと下仁田ネギを加え、火が通ったら完成です。
- 焼きネギ
- 下仁田ネギは外側の皮を剥き、白い部分の長さを5cmの長さに切ります。
- フライパンにサラダ油(大さじ1)を引き、中火で転がしながら焼き目をつけます。
- 塩コショウ(適量)で味付けをしたら完成です。
- フライ
- 下仁田ネギは外側の皮を剥き、白い部分を斜め切りにします。
- 小麦粉(適量)と卵(1個)を水(適量)で溶いたバッター液につけます。
- パン粉(適量)をつけてから、170度の油(適量)で揚げたら完成です。
- ホイル焼き
- 下仁田ネギは外側の皮を剥き、白い部分を食べやすい大きさに切り、アルミホイルで包みます。
- オーブントースターで約15分焼きます。
- アルミホイルを開け、醤油(適量)をかけたら完成です。
下仁田ネギのレシピ 簡単で美味しいアレンジ
簡単に作れる下仁田ネギアレンジレシピを紹介します。
- チーズ焼き(2人分)
- 下仁田ネギ(1本)は外側の皮を剥き、1cmの厚さで斜め切りにします。
- 耐熱皿に切ったネギを敷き、全体に塩コショウ(適量)をふりかけ、オリーブオイル(大さじ1)を回しかけます。
- ピザ用チーズ(適量)をのせてから、オーブントースターで約5分焼いたら完成です。
- ペペロンチーノ(2人分)
- 下仁田ネギ(1本)は外側の皮を剥き、斜め切りにします。
- ウィンナー(100g)は斜め切りにします。
- ニンニク(3片)はスライス、赤唐辛子(2本)は輪切りにします。
- フライパンにオリーブオイル(大さじ4)・スライスしたニンニク・斜め切りにした下仁田ネギを入れてから火にかけ、ニンニクに薄く色がついたら火を止めておきます。
- パスタ(200g)をパッケージに書かれた時間で茹でます。
- フライパンに輪切りにした赤唐辛子を加え火にかけ、香りが立ったら茹でたパスタ・茹で汁(大さじ4)を加えます。
- ソースにとろみが出るまで、菜箸で大きくかき混ぜたら完成です。
- ポタージュ(4人分)
- 下仁田ネギ(1本)は外側の皮、ジャガイモ(1個)は皮を剥き、適当な大きさに切ります。
- 鍋に水(700ml)・固形コンソメ(1個)・適当な大きさに切った下仁田ネギとジャガイモを入れ、火にかけます。
- ジャガイモが柔らかくなったら火を止め、ミキサーに入れて攪拌させます。
- 鍋に移し、弱火でかけながら塩コショウ(適量)で味を整えたら完成です。
- クリームシチュー(4人分)
- 下仁田ネギ(1本)は外側の皮を剥き、斜め切りにします。
- サツマイモ(1本)は適当な厚さで輪切りにします。
- 玉ねぎ(1個)・鶏もも肉(400g)・ニンジン(1本)は食べやすい大きさに切ります。
- 鍋に玉ねぎ→鶏もも肉→下仁田ネギ→サツマイモ・ジャガイモの順に入れて炒めます。
- 水(800ml)を加え、沸騰させます。
- 具材が柔らかくなったら、市販のクリームシチュールウを加えて溶かします。
- 牛乳(250ml)を加え、混ぜ合わせたら完成です。
- 肉巻き(4人分)
- 下仁田ネギ(1本)は外側の皮を剥き、3cmの長さに切ります。
- 切った下仁田ネギに豚肉(300g)を巻いていきます。
- フライパンにサラダ油(適量)を引き、片面を中火で約3分焼きます。
- ひっくり返してからフタをして弱火で約3分焼きます。
- 塩コショウ(適量)してから、醤油(適量)を回しかけてなじませたら完成です。
下仁田ネギとは? さいごに
下仁田ネギは加熱することで甘味・とろみが強くなり、美味しくなる野菜です。
様々な食べ方があるので、自分に合った下仁田ネギ料理を楽しみましょう。