日本に昔から馴染みの深いご飯のお供漬物は、食材を様々な調味料を使って漬け込んで作る食べ物です。
現在では漬物専門のお店もあり簡単に楽しめますが、いろいろある漬物は基本をおさえておけば、自分でも簡単に作ることができます。
漬物作りの基本やアレンジレシピそして漬物の効果などをまとめましたのでご紹介します。
漬物の手作りの基本!
漬物には、いろんな種類があります。
その中からいくつか基本的な作り方を紹介します。
きゅうりの浅漬け
- きゅうり(2本)は厚さ5mmで斜め切りにします。
- 調理用ポリ袋に砂糖(小さじ1)・塩(小さじ1/2)・切ったきゅうりを入れて、揉みます。
- 調理用ポリ袋から空気を抜いて口を閉じます。
- 冷蔵庫で約30分馴染ませたら完成です。
カブの塩漬け
- カブ(1個)は洗ってから皮を剥き、厚さ5mmで切ります。
- カブの葉は長さ2cmに切ります。
- 調理用ポリ袋に切ったカブ・塩(2g)を入れて、揉みます。
- 調理用ポリ袋から空気を抜いて口を閉じます。
- 冷蔵庫で約1時間馴染ませたら完成です。
ぬか漬け
【ぬか床】
- 水(600ml)を沸かしてから冷ましておきます。
- 炒りぬか(300g)・塩(45g)・赤唐辛子(1本)・昆布(3g)をボウルに入れてから、湯冷ましの水を軽く握って指の間から、じんわりと染み出すようなるまで加え、混ぜ合わたら完成です。
【ぬか床の保存・手入れ】
- 保存容器にぬか床を入れ、表面を平らにしてから冷蔵庫に入れて保管します。
- 2~3日に1回、ぬか床の上下をひっくり返すようにかき混ぜます。
【漬け方】
- お好みの野菜をよく洗ってから、食べやすい大きさに切ります。
- 切った野菜に薄く塩をすりこみます。
- 野菜をぬか床に押し込むように入れてから平らにします。
- 食べ頃になったら、ぬか床から取り出しぬかを洗い流したら完成です。
- きゅうりや茄子は約半日~1日、大根やニンジンは約1~2日で食べ頃になります。
漬物のアレンジレシピ
- 茄子の焼酎漬け
- 茄子(5本)は水洗いしてから、食べやすい大きさに切ります。
- 調理用ポリ袋に砂糖(大さじ2)・塩(小さじ2)・焼酎(大さじ2)・醤油(大さじ2)・昆布(適量)・切った茄子を入れ、揉みます。
- 冷蔵庫に入れ、約1時間馴染ませたら完成です。
- 漬物タルタルソース
- きゅうりの漬物(適量)・玉ねぎ(適量)をみじん切りにしてからボウルに入れます。
- マヨネーズ(大さじ2)・味噌(小さじ2)を加えて、良く混ぜ合わせたら完成です。
- 漬物サンド
- サンドイッチ用のパン(2枚)は、オーブントースターで軽く焼きます。
- お好みの漬物(適量)の水気を絞り、みじん切りにしてからボウルに入れます。
- マヨネーズ(適量)・わさび(適量)を加え、よく混ぜ合わせ具材にします。
- トーストしたサンドイッチ用のパンにバター(適量)を塗ってから、具材を挟んだら完成です。
- 漬物チャーハン(2人分)
- お好みの漬物(40g)・玉ねぎ(50g)・シイタケ(30g)・ニンジン(40g)はみじん切りにします。
- みじん切りにした玉ねぎ・ニンジンを耐熱容器に入れ、電子レンジ600Wで約2分加熱します。
- ツナ缶(1缶)は油を切っておきます。
- フライパンにごま油(大さじ1)を入れ熱します。
- みじん切りにしたシイタケ・ご飯(300g)・油を切ったツナを加えて炒めます。
- 火が通ったら玉ねぎ・コーン(30g)を加え炒め、コショウで味を整えたら完成です。
- しば漬けポテトサラダ(3人分)
- じゃがいも(150g)は水で洗ってからサランラップに包み、電子レンジ600Wで約5分加熱します。
- 加熱したじゃがいもをボウルに入れ、熱いうちに粗めに潰します。
- 酢(小さじ1)・砂糖(小さじ1)を加え混ぜ合わせます。
- しば漬け(大さじ2)・ゆで玉子(1個)はみじん切りにします。
- みじん切りにしたしば漬け・ゆで玉子・マヨネーズ(大さじ2)を加えて混ぜ合わせます。
- 塩コショウで味を整えたら完成です。
漬物の効果や栄養
漬物には、以下のような栄養と効果があります。
- 食物繊維
野菜に含まれていて、腸内環境を整える効果があります。
- 乳酸菌
しば漬けやぬか漬けに含まれていて、免疫力アップやアレルギー症状を抑えるなどの効果があります。
- ビタミン類
熱に弱いビタミンCやB1などが豊富に含まれていて、コラーゲンを作る・メラニン色素の合成を抑えるなどの効果があります。
- ミネラル類
カルシウムやカリウムなどが含まれていて、肌の老化防止や高血圧予防などに効果があります。
漬物の基本のつけ方とアレンジ さいごに
野菜を漬物にすることで、他の調理法で失われる栄養を逃すことなく取れます。
ご飯のお供だけでなく、使い方次第では様々な料理に使えるので、オリジナル料理に挑戦してみてはいかがでしょうか。