普通のキックボードは、日本では「遊具」に区分されているため子どもが乗るタイプが多いです。
しかし、最近では大人でも乗れるタイプが販売されています。
許される範囲での移動手段として使う事もできるキックボード。
キックボードの大人用もいろいろあるようなので、種類や選ぶ時のポイント・価格などを紹介します。
キックボードの種類
普通のキックボードには、折りたたみ・オフロード・アクセルペダル付き・三輪・子ども用の4種類があります。
- 折りたたみ
折りたたむことで車体が小さくなり、置き場所に困りません。
- オフロード
オフロードタイヤを搭載しているので、芝生や砂利道でも走ることができます。
- アクセルペダル付き
車体についているアクセルペダルを踏み込むことで進むことができます。
- 三輪
前、または後ろに2つのタイヤがあるため、安定感が増します。
- 子ども用
3~5歳頃までの子どもが使えるように設計されています。
キックボードを選ぶポイントは?
自分に合ったキックボードを選ぶためには、どんなことをチェックすればいいのかを紹介します。
タイヤ
種類や大きさによって、走行や快適さに影響が出てきます。
- 種類
タイヤには、硬いソリッドタイヤと空気を入れたエアタイヤの2種類があります。
【ソリッドタイヤ】
キックボードの主流となっているタイヤで、ポリウレタン系の素材が使われています。
スピードが出やすい、タイヤが硬いことから走行中の振動が直に伝わる・ゴロゴロと大きな音が出るという特徴があります。
舗装されていない道路には適していませんが、地面からの衝撃を吸収してくれるサスペンションがついているタイプであれば振動を和らげることができます。
【エアタイヤ】
空気の入ったタイヤで、クッション性が高いので地面からの衝撃を吸収しやすい・凸凹道でも滑らか・音が静かという特徴があります。
- 大きさ
大きいタイヤであれば軽い力でもスピーディに走行することができます。
また、タイヤの直径が大きければ大きいほど路面にある凸凹の影響が受けにくくなります。
145~205mmのものが主流となっています。
デッキ
高さ・幅もチェックして自分に合ったものを選びましょう。
- 高さ
低いと地面との距離が近くなるので走行が楽になる・疲労が少なくなりますが、段差のある場所ではデッキが接触する可能性があります。
使う道の状況を確認して選びましょう。
- 幅
広いと地面を蹴った後、両足をのせることができるので快適に走ることができます。
ブレーキ
後輪の上を抑えて停めるブレーキが一般的となっていますが、片足で操作するためバランスを崩す可能性があります。
一方、手で握って停めるハンドブレーキはすぐに反応することができますが、前輪だけにブレーキをかけてしまうと前へ勢いよく倒れてしまう危険性があります。
ブレーキが前輪・後輪のどちらに作用するようになっているかを確認しましょう。
メーカー
普通のキックボードを扱っている、主なメーカーを紹介します。
- FRENZY(フレンジー)
実用性だけでなく、カジュアルさを追求したデザインなどに定評があるメーカーです。
街中での利用できるタイプから砂利や芝生でも楽に走ることができるエアタイヤを装備したタイプまでと様々な場面で使えるキックボードが揃っています。
- JD RAZOR(JDレーザー)
1999年に人気となったメーカーで、子どもから大人までが楽しめるキックボードが揃っています。
価格も手頃となっているキックボードが多いので、初めて購入する人にオススメのメーカーとなっています。
- M-CRO(マイクロ)
高い品質に定評のあるメーカーです。
幅のあるタイヤや大きめのホイールを搭載しているタイプもあり、安全性にこだわりがあります。
1年間の保証がついているので安心して購入することができます。
- DECATHRON(デカトロン)
ランニングやフィットネス・チームスポーツなどのスポーツに向けたサービス・アイテムを開発しているフランスのメーカーです。
キックボードにはオクセロシリーズがあり、フランスでは移動手段として支持されています。
主なキックボードの価格
普通のキックボードは約10000~25,000円代の物が相場となっています。
- MS-185 (JD RAZOR(JDレーザー)) 16,280円
- キックボード FR205DB(Frenzy (フレンジー)) 19,280円
- ロケット(M-CRO (マイクロ)) 24,200円
キックボードの種類 さいごに
普通のキックボードには、様々な種類があります。
どれが自分に合っているキックボードかを、良く確認してから購入しましょう。
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