いろんな種類のパワーストーンがありますが、中でも水晶は誰でも知っていて人気があります。
水晶は「神聖な石」と呼ばれていて、浄化の効果があるといわれています。
水晶は、いつから使われるようになったのでしょうか。
水晶の歴史や効果・浄化方法などを紹介します。
パワーストーンの水晶の歴史とは
水晶は英語では「クリスタル」といい、ギリシア語で氷のように冷たいという意味があるクリオスが語源となっています。
初めて日本で水晶に関する情報が記載されたのは、平安時代に医者である深根輔仁(ふかねのすけひと)が書いた薬の本「本草和名(ほんぞうわみょう)」であるといわれています。
その中では紫色の水晶と薬草を混ぜた不老長寿の薬として紹介されていました。
江戸時代中期、薬学・儒学者である貝原益軒(かいばらえきけん)がまとめた薬辞典・「大和本草(やまとほんぞう)」には水晶のことは「石英(せきえい)」として紹介されていましたが、これは単純なミスだったそうです。
このことは、蘭学者・平賀源内(ひらがげんない)や木内石亭(きのうちせきてい)が、それぞれの書物で指摘しています。
しかし学者たちには、石英のほうで広まっていきました。
「水晶」という名前が一般的になったのは、明治時代からです。
水晶の効果と浄化方法
●水晶の効果
・ 能力を引き出す
自己の成長のために能力を引き出してくれます。
想像以上に能力を発揮する手助けをしてくれるので、心強さも手に入れることができます。
・ 他のパワーストーンの力を強める
水晶と組み合わせることで、他のパワーストーンの効果を強めてくれます。
水晶はどんなパワーストーンでも組み合わせが可能です。
・ 浄化
邪気を払い、災難から守ってくれる効果があります。
また気持ちをリセットする働きもあります。
水晶の浄化方法
水晶を身につけ続けていると、段々とパワーが弱くなってしまいます。
水晶のパワーを回復させるためには浄化が必要となります。
・ 日光浴
天気の良い日の午前中に水晶を太陽にあてます。
日光浴をさせる時間は約3時間が目安となっています。
・ 月光浴
満月の光に水晶をあてます。
月光浴をさせる時間は20時頃から一晩が目安となっています。
・ 水道水
器に水を溜めてから水晶を入れ、約10分水を流したままにします。
その後、水晶を取り出し自然乾燥させます。
・ 塩
天然粗塩を水晶に揉み込んでから埋め込み、一晩おきます。
翌日、洗い流します。
・ 塩水
水(500ml)に塩(20g)を入れ、よく溶かしてから水晶を入れます。
6時間以上つけてから、真水で洗い流し自然乾燥させます。
・ 土
汚染されていない土の中に水晶を埋め7日間おいてから、取り出し洗い流し自然乾燥させます。
水晶の身に付け方と置き方
身につけ方
・ ペンダント・ネックレス
魔除けや邪気払い・お守り・心を落ち着かせるなどの効果があります。
・ ブレスレット
左手につけると心の安定、右手につけると現実的な事務能力向上に効果があるといわれています。
・ ピアス
インスピレーションや決断力・集中力を高める効果があります。
・ 指輪
右手・左手・指によって水晶の効果は変わってきます。
【右手:親指】
リーダーとしてチームなどを率いたいとき。
【右手:人差し指】
集中力や行動力を身につけたいとき。
【右手:中指】
直感力や行動力を上げたいとき。
【右手:薬指】
心の安定が欲しいとき。
【右手:小指】
自分の魅力を周囲に知らせたいとき。
【左手:親指】
自信を持ちたいとき。
【左手:人差し指】
ポジティブ思考になりたいとき。
【左手:中指】
人間関係をよくしたいとき。
【左手:薬指】
人間関係を深めたいとき。
【左手:小指】
異性との出会いを求める、または自分の環境を変えたいとき。
置き方
水晶丸玉やクラスター原石・水晶ポイント・皿に入れたさざれ石を置くようにしましょう。
・ 部屋
リビングや寝室・子ども部屋に置くと、浄化してくれます。
・ 玄関
魔が入ってくるのを防いでくれます。
・ トイレ
邪気をはらってくれます。
水晶の歴史と効果・浄化方法など さいごに
パワーストーンの中でも水晶は、どんなことにも効果のある万能な石です。パワーストーンを選ぶのに迷ったら、水晶から始めてみるといいですよ。
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