こんにゃくには、板こんにゃくの他に細い状態にした糸こんにゃくとしらたきがあります。
どちらも細くしたこんにゃくですが、名前の違いにはどんな意味があるのでしょうか。
糸こんにゃくと白滝の違いを調べてみました。
またこんにゃくの美味しい食べ方やこんにゃくのおつまみレシピなどを紹介します。
目次
糸こんにゃくと白滝はどんな違いが?
糸こんにゃくとは、こんにゃく芋をすりおろしてから水酸化カルシウムを加えて固めてから糸状に切ったこんにゃくです。
白滝は水酸化カルシウムを加えて固めるまでは同じですが、穴の開いた筒に入れて押し出して作られたこんにゃくです。
筒から白い糸状になって出てくる姿が白い滝に見えることから「しらたき」と呼ばれるようになりました。
糸こんにゃくはこんにゃくを細く切ったもの、白滝はこんにゃくを筒に入れて糸こんにゃくより細くしたこんにゃくだという製造方法に違いがあります。
こんにゃくの美味しい食べ方!簡単な方法紹介
白和え(4人分)
- 板こんにゃく(1/4枚)・ ニンジン(60g)は、長さ3cmの細切りにしてから茹でます。
- ほうれん草(80g)は茹でてから水気を絞り、長さ3cmに切ります。
- ボウルに白味噌(小さじ1)・砂糖(小さじ1)・すりごま(大さじ2)を入れて混ぜ合わせます。
- 豆腐(200g)・こんにゃく・ニンジン・ほうれん草を加え、混ぜ合わせたら完成です。
味噌チーズ焼き(3人分)
- 板こんにゃく(1枚)の両面に格子状の切り目を入れてから、一口大に切り茹でます。
- 容器に白味噌(大さじ1)・みりん(大さじ1)・砂糖(小さじ1)・すりごま(小さじ1)・ゴマ油(小さじ1)・顆粒カツオだし(小さじ1/2)を入れて混ぜ合わせ、タレを作ります。
- フライパンにこんにゃくを入れて、から煎りをして水分を飛ばします。
- ゴマ油を加え、中火で約2分炒めます。
- 弱火にしてから、タレを加えて混ぜ合わせます。
- 耐熱皿にこんにゃくを並べ、スライスチーズ(3枚)をのせます。
- オーブントースターで焼き目がつくまで焼いたら完成です。
ピリ辛スープ(4人分)
- 板こんにゃく(1枚)を薄い短冊状、ショウガ(1片)は千切り、ネギ(1本)は斜め切りにします。
- 鍋にこんにゃくを入れから煎りして水分を飛ばしてから、ゴマ油(大さじ1)・ショウガ・唐辛子を加えて炒めます。
- 水(800ml)・顆粒コンソメ(小さじ1)・醤油(大さじ2)を加えて、加熱します。
- 味を整えたら完成です。
こんにゃくでおつまみ!レシピ紹介
こんにゃくのおつまみは煮物や炒めたものなどがありますが、こんなおつまみはいかがでしょう。
肉巻きこんにゃく(4人分)
- 器に醤油(大さじ3)・みりん(大さじ3)・酒(大さじ2)・砂糖(大さじ2)を入れ、混ぜ合わせてタレを作ります。
- 板こんにゃく(1枚)に隠し包丁を入れてから、一口大に切ります。
- 豚バラ薄切り肉(300g)をこんにゃくに巻き、片栗粉(適量)をまぶします。
- フライパンでゴマ油(適量)を熱してから、肉を巻いたこんにゃくを入れます。
- 両面に焼き目がついたら、タレを加えて軽く煮詰めます。
- トロミがついたら完成です。
こんにゃくフライ(3人分)
- 板こんにゃく(1枚)は一口大に切り、茹でます。
- 茹でたこんにゃくの粗熱が取れたら、塩コショウ(適量)を振りかけます。
- 小麦粉(適量)→溶き卵(1個)→パン粉(適量)の順に衣をつけます。
- 油でキツネ色になるまで揚げたら完成です。
バター醤油焼き(4人分)
- 器に砂糖(小さじ1)・みりん(大さじ1)・醤油(大さじ1)を入れ、混ぜ合わせてタレを作ります。
- 板こんにゃく(1枚)は格子状の切り目を入れてから2cm角に切り、茹でます。
- 長ネギ(30g)は斜め切りにします。
- フライパンに茹でたこんにゃくを入れてから煎りします。
- バター(3g)を加え、こんにゃくに焼き目がつくまで焼きます。
- 長ネギを加え炒めます。
- 長ネギがしんなりとしてきたら、タレを加え混ぜ合わせたら完成です。
白滝ペペロンチーノ(2人分)
- ソーセージ(2本)は1cm幅に切ります。
- 唐辛子(1本)は輪切り、ニンニク(1片)はスライスにします。
- 白滝(1袋)をザルに入れて熱湯をかけ、食べやすい長さに切ります。
- フライパンで白滝をから煎りしてから、皿に移します。
- フライパンにオリーブオイル(大さじ1)・ソーセージ・ニンニク・唐辛子を入れて、弱火で熱します。
- ソーセージに焼き目がついたら、白滝を戻します。
- 顆粒コンソメ(小さじ1)を加え、炒め合わせます。
- 塩コショウ(適量)で味を整えたら完成です。
糸こんにゃくと白滝の違いとレシピ さいごに
糸こんにゃくは糸状に切ったこんにゃく、白滝は筒に入れて細い状態に押し出したこんにゃくという違いがあります。
現在では糸こんにゃくも白滝と同じ方法で作られているので、呼び方が違うだけになりました。
こんにゃくには様々な食べ方があるので、いろんな料理で味わってみてください。