湯船や床はしっかり掃除しているけど、風呂場の扉となるとほったらかしにしてしまっていることがありませんか?
風呂扉には浴室を換気させるという重要な役割があるので、キレイに掃除しておくことが大切です。風呂扉は内側と外側では汚れの種類が違います。風呂扉の掃除方法やポイント、掃除に必要な道具・注意点などを紹介します。
目次
風呂扉の頑固なパッキン汚れの掃除!何を使って綺麗にする?
風呂場は水が多く使う場所であるため、機密性が高くなっています。そのため空気が入ってくる主な場所は風呂扉にある通気口になります。
風呂場内の水蒸気が冷えて、通気口付近に水滴となってつきます。
そこへ脱衣所から出たホコリを含んだ空気が吸い込まれてくるため通気口付近にはホコリが付着してしまいます。
湿ったホコリと水滴に含まれているカルシウムがくっつくことで結晶化して硬い汚れになり、黒カビになってしまいます。
黒カビとなってしまった汚れを落とすには、カビ取り専用の洗剤を使います。
手順
カビ取り専用の洗剤には独特のニオイがあるので、しっかりと換気をしながら行いましょう。
- 雑巾でしっかりと水気を拭き取ります。
- 汚れている部分にカビ取り専用の洗剤を吹き付け、サランラップまたはキッチンペーパーを隙間ができないようにピッタリをかぶせます。
- 約15分放置します。※汚れがひどい場合は約1時間放置しておきましょう。
- かぶせておいたサランラップ、またはキッチンペーパーを外してから、シャワーでしっかりと洗い流したら終了です。
風呂扉の風呂場側と外側で必要なものは
風呂扉の掃除で必要な道具と手順を風呂場側と外側別に紹介します。
風呂場側
【必要な道具】
- 風呂掃除専用の中性洗剤
- ブラシ
- 乾いた雑巾
【手順】
- ドア全体をシャワーで濡らします。
- 風呂掃除専用の中性洗剤を吹き付けます。
- ブラシでこすっていきます。
- シャワーですすぎます。
- 乾いた雑巾で水気をしっかりと拭き取ったら終了です。
外側
【必要な道具】
- 風呂掃除専用の中性洗剤
- スポンジ
- 乾いた雑巾
【手順】
- スポンジに風呂掃除専用の中性洗剤を吹き付けます。
- ドア全体をスポンジで拭いていきます。
- 乾いた雑巾で汚れを拭き取ったら終了です。
レール
【必要な道具】
- 掃除機
- 使い古しの歯ブラシ
- 割り箸
- キッチンペーパー
【手順】
- 掃除機でレールにあるホコリを吸い取ります。
- 使い古しの歯ブラシで汚れを掻き出します。
- 歯ブラシが入らないところは、割り箸にキッチンペーパーをつけて汚れを掻き出します。
- 汚れがなくなったら終了です。
風呂扉掃除のポイントと注意点
風呂扉を掃除する時に気をつけたいポイントには、どんなことがあるのでしょうか。
- 塩素系のカビ取り剤は酸性の洗剤と混ざってしまうと、有毒なガスを発生させる危険性があります。
酸性の洗剤を使った直後には使用しない・混ざらないように注意しましょう。
- カビ取り剤の主成分は光や雑菌・熱などで少しずつ分解され、濃度が薄まることで効果が落ちていることがあります。
購入時期や保存状態を確認して、古くなっていたら買い直すようにしましょう。 - カビ取り剤にはタンパク質を溶かす成分が入っているので、皮膚に付着する・目に入ることは危険です。
ゴム手袋やマスク・ゴーグルなどを着用して掃除を行いましょう。
風呂扉のカビ・汚れ対策方法
日頃から行っておくと風呂扉の掃除が楽になります。
- カビは熱に弱いので、約60度の熱湯を約10秒かけます。かけるときはヤケドに注意してください。
- 風呂扉の汚れは入浴中についた水滴や石けん・皮脂が原因となっています。入浴後はしっかりと水気を拭き取りましょう。
- 浴室内を湿度の高い状態で長時間放置すると、カビが発生しやすくなります。換気扇を回す、または窓を開けて空気を入れ換えておきましょう。
風呂扉の頑固なパッキン汚れの掃除 さいごに
風呂扉の掃除は見逃しがちになってしまいますが長い間放置しておくと、しつこい汚れになって時間がかかってしまいます。
ちょっとした対策を日頃から行っておくと、掃除に時間をかけることが少なくなります。
湯船や床と同じように扉もしっかりと掃除して、キレイな浴室で入浴時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。