好きで食べていただけのチョコレートでしたが、チョコレートに含まれているカカオポリフェノールには、生活習慣病予防になるだけでなく肌の老化防止やリラックス効果があるといわれています。
チョコ好きとしては嬉しいことです。
チョコレートの持っている効果や効果的な食べ方・時間、カカオポリフェノールはどんなものなのかなどを紹介します。
目次
チョコレートの効果とは?効果の種類
チョコレートから得られる効果には、どんなものがあるのでしょうか。
リラックス効果
カカオの苦味成分であるテオブロミンには、脳内ホルモンであるセロトニンを分泌させ精神を安定させてくれるので、リラックスすることができます。
集中力アップ
チョコレートにはフェニルアルデヒドやジメチルピラジンなどの香気成分が含まれていて、脳の中枢神経を刺激させ神経伝達物質であるドーパミンを分泌します。
ドーパミンは快楽物質とも呼ばれていて繰り返し分泌されることで、また快楽を得たいという気持ちになることで集中力がアップするといわれています。
脳の活性化
ブドウ糖は脳を働かせるためのエネルギー源や脳の神経伝達物質であるアセチルコリンの材料となり、脳の機能が良くなります。
カカオポリフェノールとはどんなもの?
カカオポリフェノールとは、チョコレートの原料であるカカオ豆に含まれているポリフェノールです。
チョコレートの苦味や渋味はカカオポリフェノールによって感じることができます。
抗酸化作用によって体内の酸化を抑えてくれるので、肌の老化や動脈硬化防止や精神の安定・アレルギーの改善などに効果があるといわれています。
チョコレートの効果的な食べ方と時間
チョコレートが持つ効果を得るためには、種類・1日に食べる量・時間帯に気をつけることが大切です。
チョコレートの種類
カカオが70%以上含まれているチョコレートを選びましょう。
ただし、カカオが含まれている量が多くなると苦味が増え食べにくくなる場合があります。
またカカオが多く含まれているとカフェイン・脂質の量も多くなり、アレルギーを起こす可能性があります。
まずはカカオ70%のチョコレートから食べ始めるといいかもしれません。
チョコレートを選ぶ時は、なるべく添加物が含まれていないものを選ぶようにします。
1日に食べる量
1度にたくさん食べるのではなく、数回に分けて食べることが大切です。
1日に食べる量は25gで、1回につき5gを5回に分けるといいです。
時間帯
カカオポリフェノールの抗酸化作用はチョコレートを食べてから約2時間でピークを迎え、4時間で効果が消えるといわれています。
また血糖値の上昇や空腹感を抑える効果もあるそうです。
食事の前にチョコレートを食べると食欲を抑え食べ過ぎ防止となります。
15時頃は1日の中で体温が1番高い時間帯なので、チョコレートに含まれている糖質や脂質などを摂っても脂肪として溜めにくいといえます。
疲れたときやイライラしている時もチョコレートを食べるタイミングであるといわれています。
ただし、夜は食べたものが代謝されにくいため身体に溜め込めやすくなっています。
夕食後のデザートとしてチョコレートを食べることはやめた方がよさそうですね(^^;)。
チョコレートと相性の良い食べ物
チョコレートと組み合わせることで、健康面に良い影響を与えることができますよ。
豆乳
ホットチョコレートで牛乳の代わりに豆乳を加えてみましょう。
豆乳の原料である大豆には血行を良くする働きのあるビタミンEが含まれています。
チョコレートに含まれているカカオポリフェノールには血流を良くする効果があるので豆乳と合わせることで、冷え性の予防や改善に期待ができます。
ナッツ類
ナッツ類は食物繊維やミネラル・ビタミンを摂ることができます。
特にアーモンドは食物繊維が豊富に含まれているので、便通改善に期待ができるといわれています。
チョコレートの効果 さいごに
チョコレートには脳を活性化させる、または集中力アップやリラックス効果などの効果があります。
ただしチョコレートの種類や1日に食べる量・時間帯を間違えると、身体に悪影響を与えてしまう可能性があるので、チョコレートの持つ効果を得るためにはカカオが70%以上のチョコレートで1回につき5gで1日25gを食べるようにするといいですよ。
チョコレートの食べ方のルールを守って、効果を身体に取り入れてみてはいかがでしょうか。
♪チョコレートの効果や食べ方がわかってくると、なんか手作りで本格的なチョコレートを作ってみたいなんて思いませんか?