ミルクチョコレートやダークチョコレート・ホワイトチョコレートなど、チョコレートには様々な種類があります。
また原料や製造方法・形状によってさまざまに分類されています。
チョコレートの主な種類やどんな分類がされているのか?
それとチョコレートと準チョコレートとの違いはなんなのかなど調べてみましたのでご紹介します。
目次
チョコレートの主な種類は
チョコレートには、ミルクチョコレート・ホワイトチョコレート・ビターチョコレート・ブロンドチョコレート・ルビーチョコレートの5種類があります。
ミルクチョコレート
焙煎したカカオ豆をすり潰し固めたカカオマスに全粉乳と砂糖を加えて作られたチョコレートです。
全粉乳が加えられているため、カカオマスの割合が約40%となり淡い色合いになります。
優しい甘さと口溶けが特徴となっています。
ビターチョコレート
カカオマスに砂糖を加えて作られたチョコレートで、カカオの割合が60%以上になっています。
海外ではダークチョコレート、製菓ではスイートチョコレートとも呼ばれています。
粉乳が含まれていないので、カカオの苦味をしっかりと味わうことができます。
ホワイトチョコレート
カカオマスから油分を絞り出したカカオバターに全粉乳と砂糖を加えて作られたチョコレートです。
半透明なカカオバターに白い全粉乳と砂糖が入るため白いチョコレートになります。
食材と合わせやすくイチゴを加えるとピンク色、抹茶を加えると緑色と色のついたチョコレートを作ることができます。
カカオマスが含まれていないので、ミルクチョコレートやビターチョコレートよりも甘味を強く感じることができます。
ブロンドチョコレート
フランスのチョコレート会社がホワイトチョコレートを焙炉に入れっぱなしにしたことでキレイなブロンド色になっていたことをヒントにして作られたチョコレートです。
キャラメルのような香ばしい香りやホワイトチョコレートより濃厚な甘さ、ほのかな塩気を楽しめます。
ルビーチョコレート
スイスのチョコレート会社が見つけた新しい品種・ルビーカカオで作られたチョコレートです。
ピンク色になっていますが、フルーツや着色料などは一切使われておらずルビーカカオが持っている自然な色です。
甘酸っぱさとホワイトチョコレートのようなミルキーな香りを楽しむことができます。
チョコレートを成分や形状で分類すると
チョコレートは成分によって、ミルクチョコレート・ホワイトチョコレート・ビターチョコレート・ブロンドチョコレート・ルビーチョコレートに分類されます。
形状では、板チョコレート・一口サイズチョコレート・チョコスプレー・パウダーチョコレートなどがあります。
板チョコレート
チョコレートを型に流し込み、板状に固めてあります。
そのまま食べるだけでなく、お菓子作りの材料や料理の隠し味などに使われています。
一口サイズチョコレート
チョコレートそのものを食べる、中にクリームやナッツなどが入った2種類があります。
薄くて正方形のチョコレート・カレ、空洞を作ったチョコレートにクリームやナッツなどを詰めてフタをしたシェルチョコレートなどがあります。
チョコスプレー
チョコレートを細長くしてから、細かい棒状にしてあります。
洋菓子やアイスクリームのトッピングに使われています。
パウダーチョコレート
粉末状になったチョコレートで、お菓子作りや飲み物の材料に使われています。
チョコレートと準 チョコレートの違いとは
カカオをペースト状にしたカカオマスとカカオマスから搾り取ったココアバターを合わせたカカオ分や材料の組み合わせによって、チョコレートと準チョコレートに分けられます。
チョコレート
カカオ分が35%以上、またはカカオ分21%以上でカカオ分と乳固形分の合計が35%以上のチョコレート生地を全重量の60%以上使用しています。
舌触りが滑らかで上品な甘味とカカオをしっかりと感じられるようになっています。
準チョコレート
カカオ分が15%以上、またはカカオ分7%以上で乳固形分12.5%以上の準チョコレート生地を全重量の60%以上使用しています。
甘味が強く、微かにザラッとした舌触りがあります。
チョコレートの種類 さいごに
チョコレートの種類はミルクチョコレート・ビターチョコレート・ホワイトチョコレートの3種類といわれていましたが、最近になってブロンドチョコレート・ルビーチョコレートが登場して全部で5種類となりました。
長い間3種類しかなかったチョコレートにブロンドチョコレートとルビーチョコレートが増えたことによって、チョコレートの味が豊富になって楽しめるようになったのはいいですね。
チョコレートの味の違いを確認しながら楽しんでみるのもいいですね(^^)
♪チョコレートは美味しいだけじゃなく、さまざまな効果があります。こちらの記事をご覧いただければと思います。