爪は健康のバロメーターとも呼ばれています。
また自分の手の爪がきれいだとモチベーションがあがるともいわれます。
そんな爪の状態が悪いと爪の色や形が悪くなってしまいますね。
爪の健康を保つためには、どんな栄養が必要なのでしょうか。
爪に必要な栄養や食べ物、そしてネイルケアに必要な物などを調べたのでまとめてみました。
爪の栄養はどんなものがある
食べ物からとることのできる栄養で身体が健康になれば爪にもいいわけです。
健康的な爪を保つためには、どんな栄養が必要なのでしょう?
ビタミンB2
脂質や糖質・タンパク質が分解され、エネルギーに変わるときにサポートする働きがあるといわれています。
また成長促進に欠かすことのできない発育ビタミンとも呼ばれていて、不足すると成長に悪影響を与え、皮膚や粘膜に炎症を起こしてしまいます。
ビタミンB7
ビオチンとも呼ばれていて、爪の成長を活発にする・爪を丈夫にする・爪の損傷を防ぐ働きがあるといわれています。
不足すると爪がボロボロになってしまう恐れがあります。
ビタミンA
皮膚や粘膜の健康を維持する・暗いところでも目が見えるようにする働きがあるといわれています。
ケラチンの生成に欠かすことのない栄養素です。
薄い爪を硬く丈夫にしてくれます。
ビタミンE
血行を良くする働きがあるといわれていて、ピンク色でツヤのある爪にしてくれるといわれています。
若返りのビタミンとも呼ばれていて、アンチエイジングにも効果があるとされています。
ビタミンC
コラーゲンを作る・皮膚や粘膜の健康を維持する働きがあるといわれています。
不足すると免疫力が低下して病気になりやすい・骨の発育が悪くなるなどの影響があるそうです。
ケラチン
爪や髪の表面を生成してくれる栄養素で、18種類のアミノ酸が結合して作られているタンパク質の総称です。細長いタンパク質で弾力性があるのが特徴となっています。
コラーゲン
人間の体を作るタンパク質の約30パーセントを占めているといわれていて、ハリと弾力がある・みずみずしい肌を作る働きがあります。
細胞の接着剤といわれていて、細胞同士をつなぎ合わせて活動しやすい環境を作ってくれます。爪を丈夫にする働きもあるといわれています。
ヨウ素
ヨードとも呼ばれていて代謝を促進する・子どもの成長促進・髪や爪・歯などの健康を保つなどの働きがあるといわれています。
亜鉛
爪が伸びるために必要な新陳代謝を促す働きがあるといわれています。不足すると爪の表面が乾燥してしまうそうです。
カルシウム
骨を作るだけでなく、メラニンを生成するメラノサイトを活性化させる・ツヤのある丈夫な爪を作るなどの働きがあるといわれています。
爪が強くなる食べ物で美しい爪に!
爪を強くするためには主成分であるケラチンを作るタンパク質やビタミンA・ビタミンB2・ビタミンE・亜鉛などをバランス良く接種する必要があるといわれています。
これらの栄養素が多く含まれている食材を紹介します。
タンパク質
肉・魚介類・玉子・乳製品・大豆などがあります。
ビタミンA
レバー・うなぎ・バター・緑黄色野菜などがあります。
ビタミンB2
レバー・うなぎ・乳製品・アーモンドなどがあります。
ビタミンB7
玉子・サーモン・ブロッコリーなどがあります。
ビタミンE
かぼちゃ・ほうれん草・アボカド・イワシ・うなぎ・玉子・ピーナッツなどがあります。
亜鉛
牡蠣・アワビ・煮干し・カシューナッツなどがあります。
爪 ネイルケア 何が必要?
ネイルケアとは「爪とその周辺にある皮膚の手入れをする」ことです。
つま先・指先は角質が溜まりやすく、手の指先は年齢が現れやすい場所なので、きちんとケアをしておくと見た目は良くなります。
余分な甘皮・角質を取り除くと、爪が潤い健康状態が良くなりキレイな爪が伸びてくるようになります。
ただし頻繁にネイルケアをやり過ぎてしまうと、ばい菌が爪の間に張り込んでしまい炎症を起こしてしまう危険性があります。
手の場合は約2週間、足の場合は約1ヶ月で行うと良いでしょう。
ネイルケアに必要な道具
ネイルケアをするにはどんな道具が必要なのかを紹介します。
- プッシャー
甘皮を押し上げるときに使います。
ステンレス製が一般的ですが、セラミック製の方が爪の表面を傷つける心配はありません。
- キューティクルニッパー
余分な甘皮・角質などを切ります。
- ガーゼ
余分な甘皮を取り除きます。
- エメリーボード
爪の長さ・形を整える爪ヤスリです。
180から240グリットを選ぶといいですよ。
- キューティクルオイル
爪・爪周りを保湿するオイルです。
ネイルケアの手順
- 手を洗います。
- 指をぬるま湯につけて爪周りをふやかします。
- プッシャーで甘皮を押し上げます。
- ガーゼで優しく円を描くようにして甘皮を取り除きます。
- キューティクルニッパーで余分な甘皮・角質を切ります。
- エメリーボードで爪の形・長さを整えます。
- キューティクルオイルを爪の生え際に塗り、指先に向かってなじませるように揉み込んでいきます。
ネイルケア さいごに
健康な爪を保つには多くの栄養素をバランス良く取る必要があります。
食材を上手く組み合わせて、健康な爪を保つようにしてみましょう
(^^)
♪爪のお手入れについてはこちらの記事を合わせてご覧ください。
爪の手入れとケアのやり方 爪磨きのコツやマニュキアの塗り方のコツ