初詣などで寺社参拝の時や観光で訪れた時も、折につけあなたはお守りを買ったりしませんか?
お守りは厄除けやさまざまな祈願をした紙・木片を小さな袋に入れた縁起物。
いろいろと種類が豊富にあります。
私は時には記念品感覚で買ってしまうこともあります(^^;)
そんなお守りの起源や由来について調べました。
また種類や効果もまとめてみました
お守りの起源と由来いつからある?
医療や薬が発達していない時代では、ちょっとした病気や事故などで命を落とす危険がありました。
そのころは自分の身を災難から守るために厄除けの効果があるといわれている手鏡・懐刀・宝石などを身に付けていたんですね。
これがお守りの始まり、起源といわれています。
8世紀の終わり頃に健康を願って身に付けていたといわれている木の御札が京都府にある長岡京遺跡から発見されました。
これは、日本で最も古いお守りといわれています。
平安時代になると上流階級の女性たちの間で懸守(かけまもり)というお守りが広まりました。
懸守とは筒状の布袋に神様や仏様の像や紙の御札を入れ、首にかけて家族の厄除けを願っていたそうです。
その後懸守は武士に広まり、江戸時代になると庶民にも広まっていき、肌身離さず持っていることから肌守り(はだまもり)と呼ばれるようになったそうです。
お守りの種類とそれぞれの効果
お守りには健康・金運・良縁など多くの種類がありますね。
いったいどのくらいあるのでしょう?
その種類や、込められている効果についてまとめてみました。
健康関連
- 健康祈願
病気にならず元気に生活ができることを願います。
- 病気平癒
罹っている病気が早く回復できることを願います。
- 長寿祈願
健康で長生きできることを願います。
金運関連
- 金運上昇
金運が上がることを願います。
- 財産上昇
財産の価値が高くなる、または増えていくことを願います。
- 商売繁盛
商売の繁栄と繁盛を願います。
- 千客万来
多くのお客さんが来てくれることを願います。
縁結び関連
- 縁結び
良縁に恵まれ、良い相手に出会えることを願います。
- 恋愛成就
恋愛がうまくいくことを願います。
出産関連
- 子授け
子どもが授かることを願います。
- 安産祈願
母子ともに健康で無事に出産を行えることを願います。
学業関連
- 学業成就
勉学がはかどり成績が上がる・目標が達成することを願います。
- 合格祈願
受験や資格試験で合格することを願います。
安全関連
- 家内安全
家族の健康と幸せを願います。
- 交通安全
交通事故に遭わないように願います。
車の窓に貼れるように吸盤が付いているタイプがありますよ。
- 旅行安全
旅行中にトラブルや病気にならず無事帰宅できることを願います。
「カエル」と「帰る」をかけてカエルをデザインしたお守りやスーツケースに貼れるステッカータイプなどがあります。
厄除け関連
- 厄除け
厄年の年明けに厄払いを願います。
- 方位除け
自分にとって良くない方向である凶方向から災難が入ってこないことを願います。
- 開運除災
運勢の弱い年を無事に過ごせることを願います。
その他
- 酒難除守
静岡県熱海市にある来宮神社(きのみやじんじゃ)のお守りです。
お酒による災難が来ないことを願います。
- 足腰のお守り
京都市にある護王神社(ごおおじんじゃ)のお守りです。
足腰のケガ・病気の回復や防止を願います。
- 幸福つり守
岩手県にある熊野神社のお守りです。
釣りの安全と豊漁を願います。
- 料理上達御守
千葉県にある高家神社(たかべじんじゃ)のお守りです。
美味しい料理を作れることを願います。
- 球技守り
北海道札幌市にある西野神社のお守りです。
野球やバスケットボール・バレーボール・サッカーなど球技の上達を願います。
- IT情報安全守護
東京都千代田区にある神田明神のお守りです。
IT機器の情報漏洩防止や安全に使えることを願います。
パソコンやスマートフォンなどIT機器に貼れるステッカータイプになっていますよ。
こうしてみるとお守りの種類って実にいろいろなものがあります。
あなたも一度はどれかを手にしていますよね(^^)
お守りの本来の意味は神様なんとかしてくださいではなく、こうなるように努力するので見守っていてください!ということのようです。
買ったから安心ではなく、買った時がスタートなんですね・・・
お守りの色による効果とは
お守り袋にはいろんな色が使われていますが、どれを選んでも効果は同じです。
好きな色を選びましょう。
色の効果はお守りだからというより、色がもつ身体への影響や風水的な意味合いで気にすることが多いと思います。
何色がいいというより、自分が癒される、安心する、などから好みの色のものを選ぶのがよいのではないでしょうか(^^)
ちなみに金運のお守りには金色または黄色が縁起の良い色として使われているようです。
お守りの起源と由来 さいごに
お守りを持っているから願い事は叶うと勘違いをしている人が多いそうです。
でも、お守りは神様に願い事を叶えるために努力するので見守ってくださいという意味があります。
お守りを持ったからと油断せずに願い事が叶うように努力している姿を神様に見てもらうということなんですね(^^;)
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