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十五夜 十三夜とは?両方見ないと縁起が悪い? 由来と正しいお月見

投稿日:2018-07-19 更新日:

 

あなたは十五夜にお月見しますか?
それなら 十三夜にもお月見しましょう^^

今年の十三夜は10月11日です。

秋のお月見は、風流な日本の行事ですね。

十五夜は知っているけど、毎年変わるので今年はいつ?

そして十三夜ってなに?と思いましたか。

十三夜にもお月見するんです。

ここでは十五夜、十三夜について紹介していきますね。

 

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十五夜 十三夜とは?由来は?

まず、十五夜と十三夜の意味と由来から。

十五夜

・・・・旧暦でいう8月15日のこと。

中秋の名月」ともいいます。

秋の真ん中に出る満月を「中秋の名月」といい、8月は秋のちょうど真ん中、
15日の夜に出る満月ということで、そう呼ばれるようになったそうです。

新暦にすると1か月位のズレがあります。

2018年の十五夜は、 9月24日(月) です。

2019年の十五夜は、 9月13日(金) になります。

十五夜というとお月見。

これは、中国の唐の時代の観月宴が由来になっています。

日本に伝わったのは平安時代です。

お月見の団子は、秋の収穫を願い供えられたのが由来とされています。

また、この時期は芋が収穫されることから、芋もお供えしていました。

そのことから「芋名月」とも呼ばれています。

十五夜は、秋の収穫に感謝するお祭りなんですね。

ススキは魔除けになるとされ、飾られるようになったそうです。

 

十三夜

・・・・旧暦でいう9月13日の事。

十三夜はじゅうさんやと詠みます。

十五夜に次いで美しい月だと言われ、宮中では古くから宴を催すなど月を鑑賞する風習がありました。

十五夜は中国から伝わったものですが、十三夜は日本固有の風習です。

秋の収穫祭の一つではないかと考えられ、昔から大切にされている風習です。

2018年の十三夜は、 10月21日(日) です。

2019年の十三夜は、 10月11日(金) です。

また、十五夜にはすすきを飾り、芋を頂くという風趣に対して、収穫期に入る

栗やえだ豆をお供えすることから「豆名月」「栗名月」ともいいます。

十三夜の月見は、一月前の中秋の名月の月見に対して、

後の月(のちのつき)と呼びます

ここでちょっと旧暦と新暦について。

なにかの行事にはつきもののようにこの旧暦、新暦がでてきますね。

当たり前にでてくることばでも?があると、なんだかしっくりきません。

そこで少しだけ解説です。

 

旧暦と新暦

新暦とは

普段私たちが現在使っているのは「新暦」で、太陽暦(グレゴリオ暦)です。

地球が太陽の周りを回る周期を基準にしているのが新暦です。

地球が太陽の周りを一回りするのにかかる時間は、365.24219日です。

なので、1年間を365日として、4年に一度調整のために366日にしています。

366日になる年のことを閏年(うるうどし)といいます。

太陽暦は明治5年(1872年)からで、それまでの暦は太陰暦が使われ、「旧暦」と呼んでいます。

旧暦とは

月の満ち欠けを基準にしている太陰暦のことをいいます。

月の満ち欠けをもとにすると月の一番欠けた状態の「朔」(さく)から

約15日たつと満月「望」(ぼう)そして「望」からまた約15日たつと「朔」となります。

「朔」→「望」→「朔」となる、約30日間を「一ヶ月」として、

これを12回繰り返すことで「一年」としていました。

この周期を「朔望月」といいます。

朔望月は暦の上では「30日」か「29日」のどちらかになります。

しかしこの「太陰暦」をこのまま使うと季節にずれが生じます。

地球が太陽を一周する日数で、暑さ寒さの時期が決まっています。

しかし「太陰暦」の一年は、地球が太陽を一周する日数よりも約11日短いんですね。

このまま使えば暦と季節はずれを生じ続けてしまいます。

そこで、こうしたずれを防ぐためにはどうしたらよいか?

ということで

「太陰暦」の一年を13ヶ月にする方法というのがが多く取られました。

一年の日数をひと月分ふやすことによって、暦を遅らせたのです。

そして再び暦と季節がずれを起こせば、また一年を13ヶ月にする。

本来の12ヶ月のほかに挿入された「月」は「閏月」と呼ばれました。

日本では飛鳥時代に中国式の「太陰太陽暦(たいいんたいようれき)」である元嘉暦を導入

以来、和暦として使用していました。

その後、宣明暦・貞享暦・宝暦暦・寛政暦と改暦が繰り返されました。

天保暦を最後に太陽暦(グレゴリオ暦)に改暦され、太陰太陽暦はその歴史の幕を閉じます。

こうしてみると、暦って、かなり改暦されていたんですね。

太陽暦への改暦の直前に使われていた「天保暦」と呼ばれる暦法のことを、一般に「旧暦」と呼んでいます。

新暦との日付のずれが生じているのはそもそも一か月間の日数が違っていたからなんですね。

日本に古くから伝わる風習を調べていくと、旧暦という表現がたくさんあります。

改暦されたときに、日付はそのまま新暦の日付に受け継がれている行事があります。

それでも、旧暦をもとに行事を行う地域もあります。

この十五夜と十三夜も、旧暦の行事がそのまま新暦に行われるようになったものなんですね。

そして、この十五夜と十三夜ですが、片方しかお月見をしないと

片月見」や「片見月」と言われ縁起が悪いとされています。

 

片月見(かたつきみ)

一般に

十五夜に月見をしたら、必ず同じ場所で十三夜にも月見をする

ものともされていました。

 

これは十五夜だけ観賞するのは「片月見」といって忌まれていたからです。

この慣習には面白いいわれがあります。

江戸の遊里、吉原の客寄せの一環として生まれたという説なんですね。

江戸時代の遊里では、十五夜と十三夜の両方を祝い、

どちらか片方の月見しかしない客は

「片月見」または「片見月」と言って遊女らに嫌われたそうです。

二度目の通いを確実に行うために、十五夜に有力な客を誘う風習があったそうです。

(客は十三夜にも来なければならないため)元は遊女達の商売上のことだったんですね。

客の自尊心やみえを利用した、なかなか上手な方法といえます(^^;

それが一般の人にも伝わって、十五夜の支度だけすることを「片見月」と呼び、

縁起が悪いとしてきたようです。

これが本当に片月見の禁忌の由来なのかは定かではないですが、

その影響もあったということが考えられます。

吉原ではどちらの月見の日も特別な日とされ、「紋日」といい、

客達はいつも以上に気前のよいところを見せるために散財しました(^^;)

 

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十五夜の中秋の名月も十三夜も楽しむ!正しいお月見の仕方

 

お月見にまず、お供えするものですが、

お月見団子、ススキや秋の七草、お神酒、秋の野菜、果物などです。

お月見団子の数ですが、お月見の日の数字に合わせ、

十五夜には15個、十三夜には13個供えるのと、

その年の月の数に合わせ、平年では12個、うるう年であれば13個供えるという、

2通りの考え方があります。

台の上に白い紙を敷き、お団子を並べますが、並べ方は

15個  下から9個→4個→2個

13個  下から8個→4個→1個

12個  下から8個→3個→1個

とピラミッド型になるように並べます。

 

お供えを飾る場所は、月が見えるところにお供えします。

並べ方は、左に自然界のもの(ススキ、秋の七草、花、果物、野菜)

右に人口のもの(お月見団子、お神酒)を並べます。

これは、左側の方が位が高いという古くからの日本の考え方によるものです。

 

 

十五夜十三夜 まとめ

2018年の十五夜は、9月24日(月)、十三夜は10月21日(日)です。

2019年の十五夜は、9月13日(金)、十三夜は10月11日(金)です。

毎年変わるので、今年はいつ?となりますね。

十五夜は、中国から伝わった風習で、十三夜は日本独自の風習です。

十五夜と十三夜は、片方だけお月見すると「片見月」といわれ縁起が悪いとされています。

両方お月見するのがいいんですね。

どちらも、美しい月を眺め、秋の収穫を感謝するもの。

風流なこの行事を、大切な人と一緒に行えるといいですよね(^^)。

 

そんな十五夜に食べるものは?定番の食べ物とお月見のレシピを紹介しています。ご覧になって下さいね(^^) ↓

十五夜の定番の食べ物は?子供と食べるお月見にふさわしいレシピ紹介

 

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