5月の第二日曜日は「母の日」です。
いつもお世話になっている母親に、感謝の気持ちを込めてメッセージやプレゼントを贈る日です。
いつもは感謝の気持ちもなかなか言えないけど、1年に1度この日は「ありがとう」を素直に伝えられる素敵な日です。
母の日参り
そんな「母の日」ですが、同じ日に「母の日参り」というものがあるのをご存知ですか?
「母の日参り」とは?
今は亡き母を想い墓前を訪れ感謝の気持ちを伝えるもの。
母親って本当に偉大な存在だと思います。
いつになっても子供の事を思い愛してくれる。
そんな存在ではないでしょうか。
近くに居ると当たり前すぎて気が付かない事が多い母の大切さ。
居なくなって初めて気づくこともたくさんあります。
そんなお母さんを想い、お墓参りをする。
とても素敵な事だと思います。
いつまでも残り続ける母への感謝の想い。
きっと天国にいるお母さんにも届きますよね。
母の日参りのお供えの花の選び方
「母の日」は、赤いカーネーションを贈るのが主流になっています。
「母の日参り」には、同じカーネーションでも白いカーネーションを贈るのが主流になっています。
ですが、墓前に供える花はカーネーションに限定しなくてもいいんですね。
想いが伝われば何でも良いとされています。
お母さんが好きだった花でもいいですし
お母さんが好きだった色の花をお供えするのもいいと思います。
もし母の好きな花や色が分からなくても、お花屋さんには、お供え用にアレンジされている花束もあります。
そちらを供えるのもいいですよ。
お供え用の花には、ユリやカスミソウ、シンビジウムなどが多く使われています。
白、紫、淡いピンクなどの花を組み合わせると、洗練された感じでとても素敵です。
母の日参りの白いカーネーションの花言葉と花言葉の由来
母の日参りには、白いカーネーションが主流なのには訳があります。
白いカーネーションの花言葉には、「尊敬」「純潔の愛」「私の愛情は生きている」という意味があり、母を偲ぶ想いにぴったりの花言葉なんです。
「私はあなたを尊敬しています。愛情はいつまでも生き続けています。」
そんな想いを伝えられるお花です。
母の日の由来は知っていますか?
そしてこの白いカーネーションの由来もそこからきています。
20世紀初め、アメリカのアンナ・ジャーヴィスという女性が、亡き母を偲び墓前に白いカーネーションを供えたのが始まりなんですね。
実はこの墓前にカーネーションを贈った事が、今の「母の日」の起源になっているんですね。
アンナの母の想いに感動した人たちが、母を覚える日の大切さを知り5月10日に「母の日」を祝うようになりました。
1914年にはアメリカの記念日として5月の第2日曜日が「母の日」に変わっています。
日本では、「子供が母に感謝を伝える日」として、母親が健在の場合は赤いカーネーション、亡き母に贈る場合は白いカーネーションを贈るのが一般的になりました。
母の日の始まりの花はほんとうは亡き母に捧げた白いカーネーションだったんですね。
母の日の由来について詳しくは
母の日とは起源と由来 はじまりの話アンナ・ジャービスとカーネーション
を参考にしてください。
母の日参り 最後に
毎年5月の母の日には、日頃の感謝をこめてカーネーションを贈っています。
私は実は「母の日参り」というものを知らずにいました。
でも母への想いって生きているうちも居なくなってからも、続いていくことに変わりはないように思います。
母はいつまでも偉大な存在です。
5月の第2日曜日には、「母の日参り」「母の日」どちらもお母さんへの大きな感謝を込めてカーネーションを贈りたいですね。