アウトドア料理の定番とは言えばバーベキュー。
大人数でとワイワイと楽しむことが多いですが、スケジュールの関係で時間が合わないこともありますね。
最近では、1人でバーベキューを楽しむ「1人バーベキュー」が注目を集めているようです。
ソロバーベキューを楽しむために思い切ってバーベキューコンロを買ったのはいいけど、炭の後始末や掃除はどうしたらいい?と困っているあなたに(^^)
使い始める前に知っておくと後で困らないですよね。
炭の後始末やバーベキューコンロの掃除・保管について紹介します。
目次
バーベキュー後の炭の後始末について
BBQの後始末で肝心なのは火の始末です。
しっかり消してきちんと始末しましょう。
炭火を消す方法をいくつかご紹介します。
金属製缶で消す
一斗缶・クッキーやおかき入っていた缶、ステンレス缶などフタのある金属製なら何でもOKです。
使い終わった炭はトングを使って缶に入れ、灰も全部入れ終わったら被せるように軽くフタをのせます。
フタをすることで中が酸欠状態になり火を消すことができます。
フタを密封してしまうと缶が膨張して爆発する恐れがあるので注意します。
缶自体は高温になっているので素手で触れるようになるまで放置しましょう。
土鍋
土鍋は耐熱性に優れているので炭火を消すのに便利な道具です。
使い終わった炭を炭用トングで土鍋に入れ蒸気穴を塞いだ土鍋のフタをのせ、火が消え完全に冷えるまで放置します。
水の入ったバケツ
水がタップリと入った金属製のバケツを用意します。
使い終わった炭を炭用トングで1つずつ掴んでゆっくりとバケツに入れていきます。
10分以上水につけておくことで、炭火を消すことができます。
火消壺
火消壺とは火のついた炭を入れて消火するアウトドア用品です。
炭を入れてフタをしたら完全に冷えるまで待つ必要がないので片付ける時間が短くなります。
また、そのまま持ち帰ることができるので、炭を再利用することができます。
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火が消えた後の処分方法
完全に火が消えた炭の処分方法を紹介します。
キャンプ場やバーベキュースポットに炭捨て場が完備されている場合は、
そこに捨てることができます。
炭捨て場がない場合は、必ず持ち帰りましょう。
燃えるゴミ
使い終わった炭・灰は燃えるゴミとして捨てることができます。
各自治体で決められた方法で出しましょう。
火起こしに使う
消し炭は通常の炭の約3倍以上火付きが良くなると言われています。
次回バーベキューをするとき、着火剤がなくても楽に火起こしをすることができます。
炭の後始末でやってはいけないこと
炭の後始末方法を間違えると、事故を起こすことがあります。
うっかりやってしまわないように、NGなことは覚えておきましょう。
コンロに直接水をかける
コンロの中にある炭に直接水をかけると、大量の水蒸気ができヤケドをする恐れがあります。
また灰も一緒に舞い上がり周囲の人に迷惑をかけてしまいます。
コンロを水で急激に冷やすことによって破損や変形の原因にもなります。
土の中に埋める
炭は木でできているから土の中に埋めておけば自然に還るだろうと考える人は多いようです。
炭は炭素の集まりでダイヤモンドのように安定した物質となっています。
そのため、消し炭を土の中に埋めても木のように腐って土に還ることはありません。
また、きちんと消したつもりで土の中に埋めたとしても、炭の中に熱が残っていて燃焼を続けていることがあります。
気づかずに土の中に埋めたとしても、近くの落ち葉や枝・植物に燃え移って火災の原因になる可能性があります。
バーベキューコンロはいつどこで洗う?それとも洗わない?
コンロに炭火がまだ残っていたら網または鉄板にアルミホイルを被せて放置しておくと、網や鉄板についた脂や食材を焼き切り炭化させることができます。
アルミホイルを取って、ブラシ・たわしで軽くこすると汚れは落ちます。
バーベキュー場に洗い場がない場合は、新聞紙に包んで持ち帰り、
家でたわしに重曹をつけて洗いましょう。
バーベキューコンロは使う前にアルミホイルを敷いておくと、
灰をまとめて片付けられます。
また、コンロに煤がつきにくくなるので、さっと汚れを拭き取るだけで大丈夫です。
アルミホイルを敷くときは、バーベキューコンロの通気口を塞がないように注意して、内側を包むようにしましょう。
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BBQコンロの保管方法と保管場所 マンションの場合
バーベキューコンロは、錆びやすい足や網にさび止め・食物油を塗って新聞紙に包んで保管します。
マンションでの保管場所としてベランダが良いと思う方がいると思いますが、
ベランダは共有部分と定められていることが多いんです。
ベランダに物置を設置して、その中にいろいろアウトドア用品を保管している場合もありますね。
ただし、大きすぎる物置などは、避難梯子を使う時の妨げにならないように、
置き方に気を配る必要があります。
押し入れやクローゼットなど室内でもバーベキューコンロを保管できる場所があった場合は、そこで保管するようにしましょう。
室内やベランダで保管することができない場合は、トランクルームを利用する方法があります。
バーベキューコンロの後始末と保管 さいごに
炭の後始末を正しくしないと、最悪の場合大事故になってしまう恐れがあります。
炭火の取り扱いは慎重に正しい方法で行うようにしましょう。
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