フランス料理のキッシュ、現在ではカフェでも気軽に食べられます。キッシュとは、主に卵・生クリームを使ったフランス・ロレーヌ地方の家庭料理です。
キッシュという料理名には、どんな由来があるのでしょうか。
キッシュの名前の由来や家でも簡単に作れるレシピを探してみました。
キッシュの発祥や歴史などもまとめてみましたのでご紹介します。
目次
キッシュとは?名前の由来は
キッシュはフランス・ロレーヌ地方の家庭料理ですが、語源はドイツ語でケーキを意味する「クーヘン」が語源であるといわれています。
フランス・ロレーヌ地方は、ドイツ国境近くにあるため影響を受けていたそうです。
ドイツ語の「クーヘン」がロレーヌ語の「キューシュ」→フランス語の「キッシュ」へと変化していきました。
キッシュを自宅で!簡単な作り方とアレンジ
基本のキッシュ(21cm型1個分)
- 冷凍パイシート(2枚)は解凍します。
- ほうれん草(1株)は茹でてから、食べやすい大きさに切ります。
- 玉ねぎ(1/2個)は薄切り、ベーコン(100g)は食べやすい大きさに切ります。
- しめじ(1パック)は、石づきを切り落としてから、小房に分けます。
- 冷凍パイシートが柔らかくなってきたら棒で伸ばして、21cm型に貼り付けてから底の部分にフォークで穴を開けます。
- フライパンにバター(10g)を入れ熱してから、玉ねぎ・ベーコン・しめじを炒めます。
- ボウルに牛乳(120ml)・卵(3個)・粉チーズ(適量)・切ったほうれん草を入れ、混ぜ合わせます。
- 炒めた玉ねぎ・ベーコン・しめじを加えて、混ぜ合わせキッシュ液を作ります。
- パイシートを敷いたタルト型にキッシュ液を流し入れます。
- 200度のオーブンで約40分焼いたら完成です。
フランスパンキッシュ(2個分)
- フランスパンは厚さ5cmに切り、皮の手前で切り込みを入れ中に押し入れます。
- ボウルに卵(1個)を割り入れ、溶きます。
- 牛乳(小さじ1)・顆粒コンソメ(ひとつまみ)・塩コショウ(適量)を加え、混ぜ合わせキッシュ液を作ります。
- フランスパンにキッシュ液を流し入れます。
- ピザ用チーズ(適量)をのせてから、オーブントースターで焼き目がつくまで焼いたら完成です。
豆腐のキッシュ(2人分)
- 豆腐(1/4丁)は水切りをしてから、一口大に切ります。
- ほうれん草(1束)は茹で水気を取ってから、長さ約1cmに切ります。
- しめじ(1/4パック)は石づきを切り落としてから、小房に分けます。
- スライスハム(2枚)は約1cm角に切ります。
- フライパンにサラダ油(適量)を入れ熱してから、ほうれん草・しめじ・ハムを炒めます。
- ボウルに卵(2個)を割り入れ溶いてから、生クリーム(小さじ2)・ピザ用チーズ(大さじ1)・顆粒コンソメ(小さじ1)を加え混ぜ合わせます。
- 炒めた具材・豆腐を加え混ぜ合わせて、キッシュ液を作ります。
- 耐熱容器にキッシュ液を入れ、200度のオーブンで約30分焼きます。
- 軽く膨らみ表面に焼き目がついたら完成です。
餃子の皮キッシュ(21cm型1個分)
- ウィンナーソーセージ(5本)は、食べやすい大きさに切ります。
- フライパンにサラダ油(適量)を入れ熱してから、ミックスベジタブル(1袋)・切ったウィンナーソーセージを炒めます。
- 21cm型に餃子の皮(20枚)を敷き詰め、炒めた具材・ピザ用チーズ(適量)を入れます。
- ボウルに卵(3個)を割り入れ、溶いてから型へ注ぎます。
- 180度のオーブンで約30分焼いたら完成です。
ポテトキッシュ(2個分)
- じゃがいも(大2個)は、皮を剥いてから電子レンジで柔らかくなるまで加熱します。
- 加熱したじゃがいもは、厚さ1cmの輪切りにします。
- ボウルに卵(2個)を割り入れ溶きます。
- 牛乳(100ml)・塩コショウ(適量)を加え、混ぜ合わせてキッシュ液を作ります。
- グラタン皿にわぎりにしたじゃがいもを並べ、キッシュ液を注ぎます。
- ピザ用チーズ(大さじ4)・マヨネーズ(適量)をかけます。
- オーブントースターで焼き目がつくまで焼いたら完成です。
キッシュの発祥と歴史
キッシュはフランスのロレーヌ地方が発祥であるといわれています。
ロレーヌ地方は、ドイツ国境近くライン川の西側にあります。
約1,000年間フランスとドイツが領有権を争った結果、フランス領となりました。
パン生地をベースにして、生クリームや卵・豚肉の燻製などを加えて作ったのが、キッシュの始まりといわれています。
その後パン生地からタルト生地へと変わり現在のようなキッシュとなりました。
キッシュ名前の由来と発祥歴史 さいごに
キッシュは、パン生地に卵や生クリーム・野菜・肉などの具材を焼いたフランスの家庭料理です。
はじめはパン生地でしたが、現在ではパイ生地が使われるようになりました。
パイ生地がなくても、食パンや餃子の皮などで代用できるだけでなく、いろんな野菜・肉を具材にできるのでいろんなキッシュを作ってみてはいかがでしょうか。