味噌汁といえば和食メニューの汁物としての定番。
だし汁に味噌を溶いて豆腐や野菜を具材にする簡単メニューですが、味が薄いとか濃い或いは香りや風味がないなど・・・
思っていたより美味しく作れなかったことありませんか?
今回は味噌汁を作るときのコツや茄子の色落ちを防ぐ方法そして落とし卵を具材とした味噌汁のポイントの紹介です。
目次
味噌汁作りのコツ ここを押さえれば美味しくできる!
まずは、味噌汁の基本の作り方のご紹介です。
味噌汁の基本レシピ
豆腐を具材にした基本レシピです。
1.だし汁を鍋に入れて沸騰させます。
2.沸騰したら火を止めて、味噌を溶き入れます。
3.サイコロ状に切った豆腐を入れてひと煮立ちしたら完成です。
味噌汁作りのポイント
味噌汁を作るときに気をつけたいポイントは5つあります。
旨味の出る具材
肉・キノコ類などを具材として使うと旨味が出るので、ダシを入れる必要はありません。
アクが出たら取りましょう。
味噌の量
味噌を入れすぎると塩分の取り過ぎになります。
味噌汁1杯で必要な味噌の量は約大さじ1が目安となっています。
具材を入れる順番
大根や人参・ごぼうなど硬い具材はだし汁が沸騰したら入れます。
ある程度火を通してから味噌を入れるようにしましょう。
豆腐やワカメなど温めるだけでいい具材は味噌を溶かし入れた後に入れるといいですよ。
味噌の溶かし方
味噌を鍋の中で溶かすと溶けきれずに塊として残ることもあります。
そのため味にムラが出てしまいます。
濾し網に入れて味噌を溶かす、
またはだし汁を入れた器の中で味噌をしっかりと溶かして鍋に入れましょう。
沸騰させない
味噌汁を沸騰させてしまうと味噌の旨味や香り・風味が飛んでしまいます。
味噌を入れる前に一旦火を止めてから溶いた味噌を入れます。
再度火にかけてフツフツと煮立ち始めたら、すぐに火を止めるようにしましょう。
茄子の味噌汁の色止めの方法とは
茄子の皮にはナスニンという色素が含まれています。
ナスミンは水溶性で水に溶けやすく加熱調理をすると水分と一緒に抜けてしまうため、キレイな紫色が黒く変色してしまいます。
変色しても食べることができますが見栄えが悪くなってしまいます。
茄子の皮をむいてしまえば見た目がキレイな味噌汁ができます。
でも、皮に含まれているナスニンにはガンや動脈硬化予防・アンチエイジング・美容などに効果があるので捨ててしまうのは勿体ないです。
茄子の皮が色落ちしない方法で作ってみましょう。
鍋に入れる直前に切る
だし汁を鍋に入れて火にかけてから茄子を食べやすい大きさに切っておきます。
だし汁が沸騰したら、すぐに茄子を鍋に入れて約3分煮込みます。
それから火を止めて溶いた味噌を入れると色落ちのしない茄子の味噌汁ができますよ。
茄子は切ってから時間が経つと切り口が空気に触れることで黒く変色してしまいます。
切ってすぐに調理することで色落ちを防ぐことができます。
切った茄子を水にさらしてアク抜きする方法がありますが、ナスニンやカリウムが流れてしまうのでおすすめできません。
落とし卵の味噌汁の作り方 ポイントはこれ!
フワフワとしたかき卵の味噌汁も美味しいですが、落とし卵も美味しいと人気のある味噌汁の具材です。
落とし卵を具材にした味噌汁の作り方を紹介します。
落とし卵味噌汁の作り方
1.だし汁を鍋に入れて沸騰させます。
2.沸騰したら卵をそっと入れて火加減は弱火に蓋をして約3分煮ます。
3.火を止め溶いた味噌を入れて完成です。
落とし卵味噌汁のコツ
★ 卵が冷たいままだと火の通りにムラが出てしまいます。
卵全体に火が通るように常温にしておきましょう。
★ 黄身の崩れや味噌汁が濁らないようにするには、卵を鍋に入れたら動かさないことが大切です。
★ 卵をそっと入れにくいときは小皿または小鉢に割り入れてから、鍋に注ぎ入れるといいですよ。
味噌汁作り さいごに
また安眠効果などがたくさんある食べ物です。
豆腐・卵に野菜を加えると栄養効果がアップします。
味噌汁を美味しく作る参考になれば幸いです。
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