小籠包は小麦粉で作った薄い皮に豚ひき肉の餡と煮こごりを包んで蒸した点心料理ですが、自分でも作りたいと思ったら蒸し器が必要となります。
蒸し器はそんなに使う機会もなくて持っていない場合は?
蒸し器がなくても作ることができる小籠包のレシピを探してみました。
また簡単に作れるタレのレシピ・コツなどを紹介します。
目次
小籠包を手作り!蒸し器なしでもできるレシピ
蒸し器を使わない小籠包レシピを紹介します。
フライパンで蒸す小籠包の作り方(60個分)
- 器に水(150ml)・ゼラチン(10g)を入れ、電子レンジ600Wで45秒加熱します。
- 鶏ガラスープ(大さじ1)を加えダマがなくなるまで混ぜ合わせ、冷蔵港に入れて冷やし固めます。
- 玉ねぎ(1/2個)をみじん切りにして、電子レンジ600Wで45秒加熱します。
- ショウガ(1個)を半分に切って、すりおろしとみじん切りにします。
- ボウルに豚ひき肉(300g)・醤油(大さじ3)・オイスターソース(大さじ3)・みりん(大さじ1)・ゴマ油(大さじ1)・すりおろしとみじん切りにしたショウガ・みじん切りにした玉ねぎを入れ、混ぜ合わせて餡を作ります。
- 冷蔵庫で冷やし固めたスープを細かく刻み、餡に混ぜ合わせます。
- 餃子の皮の真ん中に少なめの餡をのせ真上からヒダをつけ、まとめるようにねじって包みます。
- フライパンより、ふたまわりほど小さい皿にクッキングシートを敷き、包んだ小籠包を並べます。
- フライパンに小籠包を並べた皿を入れ、皿に水がかからないように水を入れます。
- フタをして中火で約15分蒸したら完成です。
電子レンジで蒸す場合
皿に包んだ小籠包を並べ、ラップにかけて500Wで約6分加熱します。
鍋で蒸す場合
- 鍋に入る茶碗、または小鉢を逆さまにして鍋の中に置きます。
- 置いた茶碗や小鉢にかからないように水を入れ、火にかけます。
- 水が沸騰したら、小籠包を並べた皿を茶碗や小鉢の上にのせフタをします。
- 中火で約15分蒸したら完成です。
焼き小籠包
小籠包は蒸すだけでなく、焼いて作る上海の伝統料理「焼き小籠包」があります。
【作り方】(20個分)
- 容器にお湯(150ml)・鶏ガラスープ(大さじ1/2)を入れてダマがなくなるまで混ぜスープを作ります。
- 粗熱が取れたら、スープを冷蔵庫に入れて冷やし固めます。
- 玉ねぎ(1/2個)をみじん切りにして、電子レンジ600Wで45秒加熱します。
- 冷やし固めたスープを細かく刻みます。
- ボウルに豚ひき肉(200g)・みじん切りにした玉ねぎ・細かく刻んだスープを入れ、混ぜ合わせ餡を作ります。
- 餃子の皮の真ん中に餡をのせ、包みます。
- フライパンにゴマ油(適量)を引き、少し間を開けながら包んだ小籠包を並べてから表面に焼き色がつくまで中火で焼きます。
- お湯(150ml)をまわし入れ、フタをして約5分蒸し焼きにしたら完成です。
小龍包のタレの基本は?簡単小龍包のタレ作り
小籠包はそのまま食べても美味しいですが、タレを使うことで味の変化を楽しむことができます。
小籠包のタレは黒酢が定番となっています。
定番の黒酢タレと小籠包で使われているタレのレシピを紹介します。
- 黒酢タレ
黒酢(大さじ3)・醤油(大さじ1)を混ぜ合わせます。
- 酢醤油タレ
醤油(大さじ1)・酢(小さじ2)を混ぜ合わせます。
- 辛子醤油
酢(大さじ3)・醤油(大さじ1)・辛子(適量)を混ぜ合わせます。
- ショウガ醤油
酢(大さじ3)・醤油(大さじ1)・千切りにしたショウガ(適量)を混ぜ合わせます。
小龍包の手作りで失敗しないコツ
小籠包を作るときに気をつけたいポイントを紹介します。
- 皮にのせる餡は少なめにする
餡を多くすると、皮が破れてしまいます。
- 皮の包み方
- 皮の真ん中に餡をのせます。
- 皮の周りに水をつけます。
- 皮の上下両端を真ん中に寄せます。
- 皮の左右両端も真ん中に寄せます。
- 四隅にできた角を広げます。
- 広げた角の間に指を入れてヒダを2枚ずつ作ります。
- ヒダの端を中央に寄せ、指の腹で約2秒つまみます。
【ポイント】
- 皮に水をつけるときはつけすぎないようにしましょう。
- 餡がはみ出ている場合は、取り除いてください。
- ヒダを寄せるのが難しい場合は、隙間ができないように包んでから閉じましょう。
- 指に餡がついていると閉じにくいので、指の水分を拭き取り打ち粉を少しつけて閉じてください。
- 隙間を空けて並べる
皿に小籠包を並べるときは隙間を空けて並べると、小籠包同士がくっつくことはありません。
小龍包を手作り! さいごに
小籠包は蒸し器がなくても、フライパンや鍋・電子レンジなどを使って作ることができます。
また蒸すだけでなく、上海の伝統料理である「焼き小籠包」もあります。
餡を詰めすぎないようにして、くっつかないように間を開けながら並べることがコツとなっています。
手作り小籠包を味わってみてはいかがでしょうか。
♪小龍包の作り方でした。ところで小龍包については意外としらないことも・・こつらもご覧いただければと思います。
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