カボスはユズと同じミカン科ミカン属の果実で徳島県の特産品です。
かぼすは名前はしっていたけど柚子とおなじようなものと思っていました。
かぼすには柚子とは違う栄養があって、どんな効能があるのでしょう?
カボスの使い方や栄養効能、また適した保存方法などを調べてみましたのでご紹介します。
カボスの使い方とレシピ
カボスを使ったレシピを紹介します。
- 味噌汁(1人分)
- カボス(適量)をスライスします。
- 味噌汁を作ります。
- 味噌汁にスライスしたカボスを浮かべたら完成です。
- 雑炊(2人分)
- カボス(適量)を輪切りにします。
- 鶏モモ肉(1枚)をぶつ切りにします。
- 鍋にゴマ油(適量)を入れ、鶏肉を炒めます。
- 塩(適量)を加え鶏肉に火が通ったら、水(300ml)・鶏ガラスープの素(大さじ1)を加え中火にかけます。
- 沸騰したらご飯(300g)を加え煮立たせます。
- 煮立ったら弱火にして、玉子(2個)を加えザックリと混ぜ合わせます、
- 器に入れ、輪切りにしたカボスを添えたら完成です。
- サツマイモのカボス煮(1人分)
- サツマイモ(小1本)を1cm幅の輪切りにしてから、水に約10分つけておきます。
- カボス(1個)は半分に切ります。
- 鍋に砂糖(大さじ2)・水(200ml)を入れ、沸騰させます。
- サツマイモとカボスを加え、弱火で煮込みます。
- サツマイモに火が通ったら完成です。
- コールスローサラダ(2人分)
- キャベツ(6枚)は千切りにしてボウルに入れます。
- ハム(2枚)は細切りにして加えます。
- カボス(1/4個)を絞って混ぜ合わせます。
- マヨネーズ(大さじ1)・酢(小さじ1)を加えて混ぜ合わせます。
- 塩コショウ(適量)で味を整えたら完成です。
- オクラのおひたし(2人分)
- オクラ(1パック)を茹で、ヘタを切り取ります。
- 器に盛りつけ、すりゴマ(適量)・カツオ節(適量)・醤油(小さじ1)・カボスの絞り汁(1/2個)を振りかけたら完成です。
- ツナとキュウリのカボス和え
- カボス(1/2個)は絞ります。
- キュウリ(1本)は斜め切りにしてボウルに入れます。
- ツナ(1缶)の油を切ってから加えます。
- オリーブオイル(大さじ1)・塩(小さじ1/4)・カボスの絞り汁を加えて和えたら完成です。
- アボカドディップ(2人分)
- カボス(1個)半分に切って、絞ります。
- ニンニク(1かけ)はすりおろします。
- アボカド(1個)は縦に切れ目を入れてから、手で回して割ります。
- アボカドの種を取り出してからスプーンで実を取り出し、5mm角に切りボウルに入れます。
- 玉ねぎ(1/4個)はみじん切りにしてから、耐熱容器に入れ電子レンジで1分加熱します。
- 加熱した玉ねぎ・カボスの絞り汁・すりおろしたニンニク・マヨネーズ(大さじ2)・塩コショウ(適量)を加え混ぜ合わせたら完成です。
かぼすの栄養とは?効能には何がある
かぼすに含まれている栄養には、どんな効能があるのでしょうか?
柚子とはまた違った栄養や効能があるようです。
- ビタミンC
コラーゲンの合成を促進させる、シミやソバカスの原因となるメラニン色素を抑える、風邪予防、免疫力を上げるなどの働きがあります。
- クエン酸
疲労回復や食欲増進などに効果があります。
- カリウム
体内に溜まった余分な塩分を排出させる働きがあります。
- ピネン・リモネン
香り成分によってリラックス効果の他に血行を促す働きがあります。
- ビタミンE
動脈硬化や心臓病・脳卒中予防やコレステロールの改善に効果があるといわれています。
- 葉酸
血液を造る、赤血球の細胞形成を助ける働きがあります。また、脳卒中や心筋梗塞の予防にも効果があるといわれています。
- パントテン酸
糖質や脂質・タンパク質の代謝やエネルギーの産出に必要な酵素を助ける働きや皮膚や粘膜の健康維持に効果があるといわれています。
カボスの日持ちは?適した保存方法
カボスは追熟する果実なので、常温で保存してしまうと鮮度が落ちてしまいます。
カボス独特の香りや酸味を保つためには、冷蔵・冷凍保存にしましょう。
- 冷蔵保存
カボスをポリ袋に入れてから空気を抜きながら口を閉じてから野菜室で保存します。
保存期間は2ヶ月が目安です。
- 冷凍保存
果実をラップに包んでから食品保存袋に入れ、冷凍庫で保存します。
保存期間は1ヶ月が目安です。
かぼすの栄養効果とレシピ さいごに
カボスには爽やかな香りがあり、料理にアクセントをつけることができます。
いろんな料理に活用してみてはいかがでしょうか。