柚子といえば皮を薄く削って料理に添える、薬味にする・ゆず湯として湯船に浮かべるなどがありますが、食材として使うにはどんな食べ方があるのでしょうか。
柚子の簡単レシピや使い方・保存方法・効能・効果などを紹介します。
ゆずのおいしい食べ方簡単レシピ
- 柚子塩味玉子(6個分)
- 好みの固さのゆで玉子(6個)を作ります。
- 柚子の皮(適量)を削ります。
- 保存容器にお湯(100ml)・塩(小さじ1)を入れます。
- 粗熱が取れたら、柚子の皮を入れます。
- ゆで玉子を加えます。
- 何度か上下をひっくり返し、半日ほど漬けたら完成です。
- 柚子マヨチーズトースト(1枚分)
- 柚子の皮(適量)を細かく刻みます。
- 食パン(1枚)にマヨネーズ(適量)を塗ってから、刻んだ柚子の皮をのせます。
- ピザ用チーズ(適量)をのせ、オープントースターで焼いたら完成です。
- サツマイモの柚子煮(2人分)
- サツマイモ(250g)は洗ってから、半月切りにしてから約10分水につけます。
- 柚子の皮(1/2個)は削いでから千切りにします。
- 柚子の果肉(1/2個)は絞り果汁にします。
- 鍋に水(200ml)・砂糖(大さじ2)・めんつゆ(小さじ1)・柚子の果汁・サツマイモを入れます。
- 落とし蓋をしてから弱火で煮ます。
- 柔らかくなったら完成です。
柚子の効能と効果はこんなにある!
美肌効果
- ビタミンC
メラニン色素の元となるアミノ酸物質が作るのを抑えてくれます。
また、シミやソバカスの原因となるメラニン色素が沈着しないようにする働きもあるといわれています。
- ヘスペリジン
ポリフェノールの1種でコラーゲンの合成を促進させる、肌の水分量・弾力を高める働きがあります。
免疫力を上げる
- βカロテン
柚子の皮に含まれていて粘膜を丈夫にする、免疫力を上げる働きがあります。
むくみの改善
- カリウム
体内に溜まった余分な水分を排出する、細胞の浸透圧を維持する働きがあります。
血流が良くなる
- リモネン、シトラール
交感神経を刺激して血流を良くする働きがあります。
また身体の代謝を上げる、消火活動を活発にする効果もあるといわれています。
柚子の使い方と活用法 正しい保存方法
柚子は薬味や食材だけでなく、芳香剤や洗剤として使うことができます。
活用方法
- 芳香剤
玄関やトイレに置いておくだけで、周囲のニオイを吸着し爽やかな香りを振りまいてくれます。
長く置いておくと水分が抜けて干からびてしまいますが、ゆず湯として湯船に浮かべることもできます。
- 洗剤
柚子には油汚れを浮かせる効果があります。
柚子の皮で作った洗剤をスプレーボトルに入れ、コンロ周りに吹き付けてから少し時間を置くとキレイになります。
また、電子レンジの掃除やフローリングのツヤ出しにも効果があります。
【作り方】
- 鍋に水(400ml)・柚子の皮(4個分)を入れて約15分煮ます。
- 煮汁が冷えたら、ザルで漉します。
- スプレーボトルに入れたら完成です。
保存方法
柚子の保存方法には、常温・冷蔵・冷凍の3つがあります。
- 常温保存
柚子の水分が蒸発しないように新聞紙に包みます。
保存期間は1週間が目安です。
暖房器具を使う、または湿気・気温が高い場合は冷蔵庫に入れてください。
- 冷蔵保存
【丸ごとの場合】
ラップに包んでから食品保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。
保存期間は3週間が目安です。
【カットした場合】
カットした柚子を1つずつラップで包んでから食品保存袋に入れ、野菜室で保存します。
保存期間は1週間が目安です。
- 冷凍保存
【丸ごとの場合】
ラップに包んでから食品保存袋に入れ、冷凍庫で保存します。
保存期間は1ヶ月が目安です。
【皮と果肉を分ける場合】
- 柚子の皮は幅広めにして縦方向に削ぐように剥きます。
- 皮を横方向に剥いてしまうと、組織がつぶれて香りが損なわれてしまいます。
- 皮を細かく削いでしまうと香りが飛びやすくなってしまいます。
- ラップでしっかりと包んでから、食品保存袋に入れて冷凍庫で保存します。
- 果肉は半分に切ります。
- ラップでしっかりと包んでから、食品保存袋に入れて冷凍庫で保存します。
保存期間は1ヶ月が目安です。
ゆずの簡単レシピと効能 さいごに
柚子は薬味や料理だけでなく、芳香剤にもなる便利な果実です。
冷凍保存もできるので、柚子をいろんな方法で活用してみましょう。