あさり料理といえば酒蒸しやボンゴレ・バター醤油焼きなどがありますが、味噌汁やお吸い物も定番料理として作られています。
あさりの味噌汁やお吸い物を美味しく作るには、どんなコツがあるのでしょうか。
あさりの味噌汁やお吸い物を簡単に美味しく作るコツやあさりをメインに使ったレシピなどをご紹介します。
目次
あさりの味噌汁美味しく作るコツ!
あさりの味噌汁を美味しく作るためのコツを紹介します。
ダシには昆布を使う
カツオ節を使うと、あさりから出たダシとぶつかってしまいバランスが崩れてしまいます。
昆布を使うことで、純粋にあさりの旨味を楽しむことができます。
酒を加える
あさりと昆布を煮るときに酒を加えておくと、あさりの臭みが取れます。
あさりと昆布は水から加熱
あさりと昆布は水からじっくりと加熱していくと、旨味が引き出され美味しいダシになります。
味噌は少なめにする
あさりから塩分が出るので、いつもと同じ量の味噌を入れてしまうと塩辛くなってしまいます。
あさりの口が開いたらすぐに取り出す
煮ていたあさりの口が開いたら、身が固くならないようにすぐに取り出しましょう。
【あさりの味噌汁の作り方】(2人分)
- 鍋に水(400ml)・昆布(1切れ)・酒(大さじ1)を入れて、約30分置きます。
- 砂抜きしたあさり(200g)をこすり洗いしてから鍋に加えてから、弱火で加熱します。
- 沸騰したら昆布と取り出します。
- アクを取りながら、あさりの口が開くまで煮ます。
- あさりの口が開いたら、すぐに取り出しお椀に入れます。
- 味噌(適量)を溶き入れます。
- あさりの入ったお椀に汁を注いだら完成です。
あさりのお吸い物を簡単に美味しく
お吸い物は難しいと思われがちですが、実は簡単に作ることができます。
美味しく作るコツは、昆布とあさりを水から加熱する・あさりの口が開いたらすぐに取り出すことです。
【あさりのお吸い物の作り方】(2人分)
- 鍋に水(500ml)・昆布(1切れ)・砂抜きしたあさり(250g)を入れて、弱火で加熱します。
- 沸騰したら昆布を取り出します。
- アクを取りながらあさりの口が開くまで煮ます。
- あさりの口が開いたら、すぐに取り出しお椀に入れます。
- 酒(大さじ1)・醤油(小さじ1)を加えます。
- 味を見て、物足りなく感じた場合は塩(1つまみ)を加えて調整します。
- あさりの入ったお椀に汁を注いだら完成です。
あさりがメインのレシピのおすすめ
キャベツとあさりの酒蒸し(2人分)
- ニンニク(1かけ)はすりおろします。
- キャベツ(1/4個)・ピーマン(1個)は千切りにします。
- フライパンにバター(大さじ1)・すりおろしたニンニクを入れて熱します。
- 香りが出てきたら、千切りにしたキャベツ・ピーマンを加えて炒めます。
- 砂抜きしたあさり(10個)を加え、酒(大さじ2)をまわし入れます。
- フタをしてあさりの口が開くまで火にかけます。
- あさりの口が開いたら、塩コショウ(適量)で味を整えます。
- 強火で約2分加熱したら完成です。
クリームパスタ (2人分)
- 鍋に砂抜きしたあさり(200g)・酒(大さじ1)・水(大さじ3)を入れ、フタをして火にかけます。
- あさりの口が開いたら火を止めて置きます。
- 玉ねぎ(1/2個)を細切りにしてから、電子レンジ600Wで4分加熱します。
- フライパンにオリーブオイル(適量)を入れ、熱してから玉ねぎを加えて炒めます。
- 玉ねぎの水分が飛んだら、牛乳(500ml)・酒蒸しにしたあさりを煮汁ごと加えます。
- パルメザンチーズ(小さじ6)・顆粒コンソメ(小さじ2)・粉末昆布茶(小さじ1)・塩(適量)を加えます。
- パスタ(200g)を加え、弱火でパッケージに書いてある時間で煮込みます。
- パスタが好みの固さになったら味を整え、ほうれん草(適量)を加えます。
- 全体を混ぜ合わせたら完成です。
炊き込みご飯(2人分)
- 米(2合)は洗い水に約30分浸けてから、ザルにあけて水気を切ります。
- フライパンに砂抜きしたあさり(400g)・酒(大さじ2)・水(大さじ2)を入れ、フタをしてから火にかけます。
- あさりの口が全て開いたら、火を止めます。
- あさりの身を殻から取り出し、器に入れておきます。
- フライパンに残った煮汁に醤油(小さじ1/3)を加え、小さじ1杯分をあさりの身にかけ混ぜ合わせます。
- 炊飯器に米・醤油(大さじ1)・みりん(大さじ1)・フライパンに残しておいた煮汁を入れてから、水を2合の線に合わせて注いでから炊きます。
- ご飯が炊き上がったら、あさりの身を加えて約5分蒸らします。
- 全体を混ぜ合わせたら完成です。
あさりの味噌汁とお吸い物 さいごに
あさりの味噌汁・お吸い物を美味しく作るには、昆布・あさりを水から加熱する・あさりの口が開いたらすぐに取り出すことが大切です。
汁物にすると、あさりの栄養を丸ごと摂ることができるので、ぜひ挑戦してみてください。