室内で楽しめるボードゲーム。ボードゲームとはゲーム専用の盤上でコマや札などを動かして競う遊びのことで、オセロや将棋・すごろく・人生ゲームなどがあります。
時々ふっと、あのボードゲームやりたいな、なんと思う事もあります。
ボードゲームはいつ生まれてどんな風に広まったのでしょう?
歴史が知りたく、また種類なども調べてみました。
ボードゲームとは?
ボードゲームとは、ゲーム専用の盤上でコマや札などを動かして競って遊ぶもの全てのことをいいます。
ボードゲームは世界各国に存在していて、ルールは遊びながら理解できるようになっているものが多いです。
架空の資産や武器・通貨などを使い、プレーヤーが目的を達するとゲーム終了となるものが一般的となっています。
ボードゲームのはじまりとその歴史
ボードゲームは紀元前3000年頃から古代エジプトに存在していたといわれています。
古代エジプトの遺跡から発見されたボードゲームは、セネトと呼ばれる競争ゲームです。
競争ゲームとはサイコロを使い盤上のコマを動かし、先にゴールに到達した人が勝ちとなります。
セネトに似ているボードゲームは世界各国にあり、東ローマ帝国ではタブラ、イギリスではバックギャモンと呼ばれるようになったといわれています。
中国では雙陸(そうりく)、日本では盤双六という名前で伝わりました。
日本では人々の熱中ぶりがスゴかったため、権力者が遊ぶことを禁止にしたことがあったそうです。
盤上でコマを動かし相手のコマを捕獲して、相手のコマを全滅・特定のコマを追い詰めることで勝敗を決める捕獲ゲームは、6世紀頃古代インドに存在していたチャトランガが始まりであるといわれています。
世界各国に広まったときにコマが変化していき、ヨーロッパではチェス、中国ではシャンチー、日本では将棋になったといわれています。
盤上で相手のコマを取り囲むことで捕獲、または勢力を広げて勝敗を決める包囲ゲームは、古代中国の囲碁が始まりであるといわれています。
囲碁の道具を使った簡単なボードゲームの五目並べや五目並べを競技として成立するようにルールを作った連珠などが誕生しました。
また世界中で遊ばれているオセロゲームは囲碁が発祥になっているともいわれています。
20世紀になると、軍事作戦や会社の経営などを盤上で再現したシミュレーションゲームが遊ばれるようになり、その後も様々なボードゲームが誕生し現在でも多くの人たちが楽しんでいます。
ボードゲームの種類はいくつある?
ボードゲームは約20,000以上の種類があり、年間で約1,000以上が開発されているためハッキリとした数は不明となっています。主なボードゲームを紹介します。
チャオチャオ(2~4人)
サイコロを振って橋を渡り切るゲームです。
【遊び方】
- 筒の中でサイコロを振って自分だけ見て、出た目を宣言してコマを進めていきます。
- 他のプレーヤーが宣言した目が嘘かどうかを判断し、嘘だと思うプレーヤーは「嘘だ」と宣言します。
- サイコロの目が嘘だった場合は出た目を宣言したプレーヤーのコマ、本当だった場合は嘘だと宣言したプレーヤーのコマを橋から落とします。
- コマを橋から落とすときは、「チャオチャオ~」といいます。
- 誰かのコマが先に3つ渡り切ったら終了となり、得点合計が高い人が勝ちとなります。
- サイコロには「×」となっている面が2つあり、これが出るとプレーヤーは嘘の目を宣言する必要があります。
NOCCA × NOCCA(2人)
白と黒の駒を使った2人で対戦するゲームです。
【遊び方】
- 先攻・後攻を決めます。
- チェスのようにコマを交互に動かします。
- コマは前後左右斜めと動かすことができます。
- 移動先にコマがあれば乗せることができます。
- 乗っかかれたコマは動かすことはできません。
- コマを重ねられるのは3段までです。
- 自分のコマが相手のゴールに侵入する、または相手のコマの上に自分のコマを乗せた方が勝ちとなります。
ゲームスタジアムスタンダード(1~4人)
リバーシーや将棋・五目並べ・ソリティアなど、いろんなゲームが入っているので子どもから大人まで幅広い年齢層で楽しむことができます。
ボードゲームとは はじまりと歴史 さいごに
ボードゲームは種類が豊富に揃っているので、子どもから大人まで遊ぶことができます。毎年多くのボードゲームが開発されているので、いろいろ遊んでみて自分のお気に入りボードゲームを探してみてはいかがでしょうか。