いつでも温水と冷水が使えるウォーターサーバーがオフィスや病院だけでなく、一般家庭でも使われるようになりました。
ウォーターサーバーを設置したときのコスパや水の賞味期限はどれくらいになるのでしょうか。
ウォーターサーバーのコスパや水の賞味期限などをまとめてみました。
目次
水とウォーターサーバーと浄水器の違いとは
水は浄水場で消毒してある、ウォーターサーバーは専用の水をセットして使う、浄水器は水道水に含まれている塩素や不純物などを取り除くという違いがあります。
水とは
河川などに流れている地表水を浄水場に集め、不純物を除去する・塩素消毒などの処理をして飲めるようにしてあります。
最近ではオゾンや粒状活性炭・生物などで処理できるようになり、より美味しい水が作られるようになっています。
ウォーターサーバーとは
水の入ったボトルをセットして、レバーを操作すると、温水・冷水がでてくる機械のことです。
1900年代前半、アメリカの水不足が深刻になっている地域で使われ始めたのをきっかけに広まっていきました。
日本には1900年代後半、公害が深刻になったことで安全な水を求めるようになり広まっていきました。
浄水器とは
水道水に含まれている塩素や不純物などを除去するための機器です。
日本の水道水は水道法によって品質が保たれていますが、より安全な水を求めて使う人々が増えているそうです。
ウォーターサーバーのコスパは?
ウォーターサーバーは、水の入った専用ボトルをセットしておくことで、好きなタイミングで冷水・温水を使うことができます。
設置するときや月々使った時は、どれくらい費用が必要になるのでしょうか。
初期費用
ほとんどのメーカーは、初めてウォーターサーバーを設置するための初期費用は無料となっています。
初期費用が必要な場合は、約1,000~11,000円となっています。
月額料金
月々に支払う料金には、以下のものが含まれています。
レンタル料
ウォーターサーバー本体のレンタル料金は0~1,500円が相場となっています。
水の利用料
注文した量に応じて変動します。12リットルあたりで、1,200~1,900円が相場となっています。また、水の種類にもよって金額が違ってきます。
電気料金
温水・冷水を適温にしておくために電気が必要となります。
機種によって違いがありますが、350~1,000円が相場となっています。
メンテナンス
ほとんどのメーカーは、レンタル料に含めています。
しかし、状況によってはメンテナンス費用がかかる場合があるので、チェックしておきましょう。
配送料
水ボトルの配送料が無料となっていることが多いですが、地域によっては必要になる場合があるので、チェックしておきましょう。
その他
特定のデザインを選ぶ・安全のためにチャイルドロックをつけたことによって、料金が発生する可能性があります。
ウォーターサーバーは、水の種類や使用量・電気料金によってコスパが大きく変動することがあるので、事前にしっかりとしたチェックを行う必要があります。
ウォーターサーバーの水の賞味期限は?開封前と後
ウォーターサーバーで使われている水の賞味期限は開封までは6ヶ月、開封後は2週間が目安となっています。
水ボトルの保管方法
水ボトルには賞味期限がありますが、正しく保管しておかないと品質が劣化してしまう危険性があります。
以下のような場所には置かないようにしてください。
- 直射日光の当たる場所
- 高温多湿な場所
- ニオイが強い物が近くにある
水ボトルの賞味期限が切れていたとき
賞味期限が切れてしまった水ボトルを活用する方法は、開封前と開封後では違いがあります。
開封前
開封前でも賞味期限が切れている場合は、風味が劣化しているので飲み水として使うことはオススメできません。
以下のような使い方をしてみましょう。
- 食器洗いや拭き掃除などの生活用
- キャンプでの食器洗い・手洗い専用
- 災害時での生活用水
など
開封後
ウォーターサーバーにセットした水ボトルは風味の劣化が進むため、早めに使い切ることが大切です。
飲みきれずに余ってしまった水は、以下のような使い方をしてみましょう。
- 植物の水やり
- 打ち水
- 靴やサンダルを洗う
など
水とウォーターサーバーと浄水器の違い コスパや賞味期限 さいごに
水、ウォーターサーバー、浄水器は処理に違いがあります。
ウォーターサーバーは、いつでも温水・冷水を手軽に使えますが、初期費用や月額料金が高くなる場合があります。
ウォーターサーバー導入を考えている場合は、様々なメーカーと比べて自分に合ったものを選びましょう。