あなたもよく食べませんか?サンドイッチ(^^)
パンに好きな具材を挟んで食べる気軽な料理のサンドイッチ。
お弁当やパーティー料理として、良く登場していますよね。
どうしてサンドイッチという名前がついたのでしょう?
サンドイッチの由来や歴史も気になります。
サンドイッチの種類もいろいろ、そんなサンドイッチについてまとめました。
目次
サンドイッチとはなに?名前の由来
薄く切ったパンに野菜や卵・肉などの具材を挟む、またはのせて食べる料理のことをサンドイッチと呼びます。
フォークやナイフ・箸などの食器を使わず素手でつかんで食べられるので職場でのランチや遠足・ピクニックなどの弁当として重宝されています。
2枚の食パンで具材を挟んだ英国式サンドイッチは1760年頃ロンドンの紳士クラブで誕生したそうです。
第4代サンドウィッチ伯爵ジョン・モンタギューはトランプゲームが大好き。
ゲームをしながら片手でも食べられるようにとパンに牛肉を挟んでみたら、手を汚さず食べられたんですね。
それが気に入って、サンドイッチと名付けたそうですよ。
これが名前の由来なんですね(^^)
サンドイッチの発祥と歴史をたどって
パン類に食材を挟んで食べるという料理方法は古くから世界各地にあったといわれています。
記録によると1世紀ユダヤ教指導者のヒレル・ザ・エルダーが過越の祭(すぎこしのまつり)の食事として、焼いた羊肉と香草を酵母が入っていない平たいパンで包んだのが世界初のサンドイッチと云われています。
西アジアから北アフリカ地域では平たく焼いたパンで料理をすくうまたは包むなどで食べていたそうです。
また中世ヨーロッパでは固くなった古いパンを皿代わりにして料理をのせて使い最後に食べたり、乞食や犬に与えていたそうです。
18世紀後半になるとイギリスで広まったサンドイッチは、食べやすい・簡単に作れる・持ち運びが楽ということで欧米では急速に普及していったといわれています。
19世紀末になるとアメリカではクラブサンドやBLT、フランスではクロックムッシュなど各地にあるパンと料理を組み合わせた様々なバリエーションが誕生しました。
20世紀ではパンスライス機が発明され、スライスした状態のパンが袋詰めで販売されるようになりました。
それによってパンを切る手間が省けるので気軽にサンドイッチを作れるようになりました。
日本にサンドイッチが伝わったのは明治時代ですが、一般庶民に広まったのは第二次世界大戦後といわれています。
サンドイッチの種類はこんなにある!
薄く切ったパンに具材を挟む英国式サンドイッチの他に世界には様々なサンドイッチがあります。
どんなものがあるのか調べてみました。
バインミー(ベトナム)
穴の多いバケットに肉やサーディン・豆腐・パテなどの具材を酢漬けにしたニンジンやコリアンダー・唐辛子などと一緒に挟んであります。
バウルー(ブラジル)
中をくり抜いたロールパンに溶けたチーズ・ローストビーフ・トマト・ピクルスを入れてあります。
ボスナ(オーストラリア)
白パンに仔牛肉や豚肉・牛肉などで作ったソーセージであるブラートヴルストを挟み、トマトケチャップ・マスタード・カレー粉で味付けしてあります。
ブローチェ・クロケット(オランダ)
煮込み料理を具材にしたコロッケをカイザーロールと呼ばれるパンに挟んであります。
ファラフェル(中東)
ひよこ豆のコロッケを袋状にしたピタパンに入れ、生野菜やホットソース・ピクルスなどをトッピングしてあります。
ハーヘルスラー(オランダ)
バターつきのパンにチョコレートのスプリンクルまたはフレークを挟んだもので、フロッケンとも呼ばれているそうです。
イチゴジャムサンド(イギリス)
バターを塗ったパンにイチゴジャムを塗った伝統的なサンドイッチで、朝食・おやつなどに食べられています。
ジャンボン・ブール(フランス)
バターを塗ったフランスパンにハムを挟んだフランスでは定番のサンドイッチです。
カツサンド(日本)
トンカツをパンに挟んだサンドイッチで、1935年東京上野のとんかつ店・井泉の女将だった石坂登喜が発案したといわれています。
ロックスサンドイッチ(アメリカ)
ベーグルに加工した鮭の切り身であるロックス・クリームチーズ・薄切りにした玉ねぎとトマト・ケッパーを挟んであります。
サンドイッチとは さいごに
サンドイッチはパンに具材を挟むだけで食べられる手軽な料理で、世界には多くの種類があります。
パンや具材の組み合わせを変えて、いろんなサンドイッチを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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