匂い袋とは、小さな布袋にハーブや香料などを詰め込んだものです。
香りを楽しむ、またはリラックスしたいときに使われているようです。
匂い袋とは、いつから使われるようになったのでしょうか。
匂い袋の歴史や中に入っている物などを紹介します。
目次
匂い袋の中身はなにがいい?
匂い袋の中に入っている代表的な香原料は、以下のような物があります。

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白檀(びゃくだん)
爽やかな甘い香りがあります。
主成分であるサンタロールには、殺菌作用・利尿作用があるので薬用にも使われています。
また胸のつかえを取る・爽快感を与える・精神的なストレスや不安を和らげるという効果があることから気分安定薬としても使われているそうです。
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丁子(ちょうじ)
スパイシーさだけでなく、甘い香りもあります。
主成分であるオイゲノールには、カビの抑制効果や虫除け効果などがあるため梅雨から夏に役立ちます。
またスパイシーな香りには、弱気になっているときや元気がないときに心を盛り上げ、やる気にさせる・前向きになってものごとに取り組む活力を与えるという効果があるといわれています。
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桂皮(けいひ)
シナモンとも呼ばれていて爽やかでスパイシーな香りがあります。
食欲不振や消化不良に効果があるといわれています。
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大茴香(だいういきょう)
中華料理の香り付けに使われています。
スパイシーな香りが特徴となっています。
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龍脳(りゅうのう)
清涼感と清潔感のあるスッキリとした香りが特徴となっています。
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藿香(かっこう)
甘くて温かみのある香りがします。
香水や胃薬・皮膚病の薬などに使われています。
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山奈(さんな)
ショウガのような香りが特徴となっています。
胃薬や虫除けなどに使われています。
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甘松(かんしょう)
少しかび臭い香りが特徴となっています。
白檀と合わせると濃厚な甘みが感じられる香りになります。
身体内の器官を調整する・イライラや興奮を抑える鎮静作用があるといわれています。
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桜(さくら)
ほんのりと甘い香りが特徴で、リラックス効果が期待できるといわれています。
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柚子(ゆず)
爽やかな香りが特徴で、リフレッシュ効果があります。
また、抗菌作用や防虫効果もあるそうです。
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金木犀(きんもくせい)
甘くて華やかな香りが特徴で、リラックス効果・安眠効果があるといわれています。
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ラベンダー
フローラルな香りが特徴で、リラックス効果・安眠効果があります。
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ローズマリー
スッキリとした香りが特徴で、集中力や記憶力を高める効果があるといわれていて勉強や仕事の時に使うといいそうです。
また抗酸化作用・血行促進にも効果が期待できるといわれています。
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ミント
清涼感のある爽やかな香りが特徴で、リフレッシュ効果や集中力向上・気分転換・眠気覚まし・消臭効果などに効果があります。
【使い方】
- クローゼットやタンス・引き出しの中
香りを衣類に移すだけでなく、防虫効果にも期待ができます。
- 枕元・寝室
リラックスすることができ、安眠を促す効果があるといわれています。
- バック・ポーチ
いつでもどこでも、好きな香りを楽しむことができます。

【保管方法】
匂い袋を長持ちさせるには、直射日光や高温多湿の場所に置かないことが大切です。
また、密封容器に入れておくことで、香りの揮発性を防ぐことができます。
匂い袋の起源
匂い袋は平安時代、貴族たちが着物や髪に香りをつけるために様々な香料を調合して袋に詰めて身につけていたのが始まりといわれています。
着物の防虫や身体のニオイを消すという目的だけでなく、教養や美的感覚を表現するという目的もあったそうです。
また匂い袋は、宮中行事や季節の贈り物として使われることがあり、香りには重要な役割があったといわれています。
匂い袋の歴史

平安時代では、貴族たちが部屋や着物に香りをつけるために使われていました。
この頃の匂い袋は巾着のような形ではなく、小さな丸っこい形になっていたといわれています。
江戸時代になると商人や一般人にも香りの文化が広まっていきました。
匂い袋は女性たちに人気があり、たしなみとして身につけていたようです。
匂い袋とは さいごに
匂い袋は、古くから使われてきました。
今でも、気分転換やリフレッシュできるアイテムとして使われているようです。
いろんな香りがあるので、自分好みの匂い袋を探してみてはいかがでしょうか。


