豆乳はそのまま飲み物としても飲めますが、スープやグラタン・プリンなど様々な料理に使える便利な食材です。
そして豆乳鍋としてもおいしく食べることができます。
豆乳が苦手な人でもおいしく食べられる豆乳鍋のレシピや入れるオススメの具材をまとめてみました。
また残ってしまった豆乳鍋を美味しくリメイクするレシピなどを紹介します。
豆乳嫌いも美味しく食べられる豆乳鍋
豆乳鍋とは、ダシに豆乳を加えたスープに肉や魚・野菜などの具材を加えて煮込んだ鍋料理です。
どんな具材でも相性がよく、クリーミーな味わいを楽しむことができます。
鍋のシメとしてご飯を入れて定番の雑炊だけでなく、うどんやラーメン・パスタを入れて味わうこともできます。
2000年頃の健康ブームで豆乳が人気となったことがきっかけとなり、女性から支持を集めたことで人気の鍋料理となりました。
最近では、ゴマ豆乳鍋や豆乳坦々鍋などの種類が増えてきました。
豆乳鍋の基本レシピ
豆乳が苦手な人でもダシと合わせた鍋用のスープにすると、味がまろやかになり食べやすくなります。
【作り方】(2人分)
- 豚バラ薄切り肉(200g)は1cm幅、絹ごし豆腐(1丁)は6等分、油揚げ(1枚)は縦半分に切ってから1cm幅、白菜(1/8個)は5cm幅、白ネギ(1本)は斜めに切ります。
- エノキ(1袋)は根を切り落としてからほぐします。
- 鍋に豆乳(400ml)・ダシ汁(200ml)・切った具材を入れ、火にかけます。
- 具材に火が通ったら完成です。
豆乳鍋アレンジレシピ
調味料や食材を加えることで、様々な味の豆乳鍋を楽しむことができます。
- 豆乳カレー鍋(2人分)
- キャベツ(1/2個)・エリンギ(1パック)は食べやすい大きさに切ります。
- 鍋に豆乳(600ml)を入れ温めてから、カレールウ(2かけ)を加え混ぜ合わせます。
- 鶏団子(200g)を加えます。
- 鶏団子に火が通ったら、キャベツ・エリンギを加えて煮て火が通ったら完成です。
- 豆乳トマトチーズ鍋(2人分)
- ジャガイモ(1個)・玉ねぎ(1個)・鶏もも肉(300g)は一口大に切ります。
- ニンニク(1かけ)はみじん切りにします。
- 鍋にサラダ油(適量)・ニンニクを入れて炒め、香りが出てきたら鶏もも肉を加えて焼き目がつくまで焼きます。
- ジャガイモ・玉ねぎ・豆乳(200ml)・水(100ml)・トマト缶(1/2缶)・固形コンソメ(2個)・酒(大さじ1)・みりん(大さじ1)を加えて煮込みます。
- 具材に火が通ったら、ピザ用チーズ(適量)を散らし溶けたら完成です。
豆乳鍋にぴったりの具材おすすめ
豆乳と相性のよい食材はたくさんありますが、豆乳鍋にオススメの具材にはどんなものがあるのでしょうか。
豚肉・鶏肉
肉の脂がスープに加わることでコクが出て、旨味がまします。
キノコ類
エノキ・シメジ・マイタケ・エリンギなど、どんなキノコでも豆乳鍋との相性はいいです。
厚揚げ
豆腐を油で揚げて作られているので、香ばし香りと旨味が増します。
大根
少し苦味がありますが水分も多く含まれているので、豆乳スープにも合います。
レタス
サラダで食べるのが定番となっていますが、火を通すとシャキシャキとした食感になります。豆乳スープとの相性は抜群です。
豆乳鍋をリメイク!グラタンの作り方
豆乳鍋が残ってしまってもグラタンとしてリメイクすることができます。
【作り方】
- ジャガイモ(1個)皮を剥き輪切りにしてから茹でます。
- 玉ねぎ(1個)はスライス、シメジ(1パック)はほぐしておきます。
- 鍋にバター(10g)を入れ、玉ねぎ・シメジを加えて炒めます。
- 玉ねぎが透明になったら、小麦粉(大さじ1)を加え粉っぽさがなくなるまで炒めます。
- 豆乳鍋の残りを加え、弱火でトロミが出るまで煮て、ホワイトソースにします。
- グラタン皿に茹でたジャガイモを並べ、ホワイトソースをかけます。
- ピザ用チーズ(適量)をのせ、オーブントースターで焼き目がつくまで焼いたら完成です。
豆乳鍋のリメイクレシピ
豆乳鍋はグラタンだけでなく、リゾットやドリアにもリメイクすることができます。
- リゾット
- 豆乳鍋の残りを温めます。
- ご飯(適量)を入れてひと煮立ちさせます。
- ピザ用チーズ(適量)を加えて、よく混ぜ合わせたら完成です。
- ドリア
- 豆乳鍋の残りを温めます。
- ピザ用チーズ(適量)を加えて混ぜ合わせます。
- 耐熱皿に入れ、ピザ用チーズ(適量)をのせます。
- オーブントースターで焼き目がつくまで焼いたら完成です。
豆乳鍋の具材とリメイク さいごに
豆乳には大豆特有の青臭さ・えぐみがありますが、ダシと合わせて鍋料理にすると豆乳が苦手な人でも美味しく食べることができます。
豆乳鍋に合う具材は豊富にあるので、いろんな具材を入れて自分好みの豆乳鍋を楽しみましょう。