トーストは食パンの表面をキツネ色になるまで焼いたものです。
手軽なので、朝食として食べる人も多いようですが、日本ではいつから食べられるようになったのでしょうか。
なぜ焼き上げた食パンをまた焼いてトーストにするのでしょうか?
そして日本でのトーストのはじまりはいつからなのでしょう?
トーストの簡単なレシピなどもご紹介します。
トーストとは?なぜ焼いてあるパンをまた焼くのか?
トーストとは、スライスした食パンの表面をキツネ色になるまで焼いたものです。
焼きたての食パンはフカフカしていて、そのままでも美味しく食べられます。
これはデンプンが糊状になっているからだといわれています。
しかし、時間が経ち冷めてしまうと糊状になっていたデンプンが固まってしまうことでフカフカとした食感がなくなってしまいます。
そこで、食パンに熱を加えることで固まっていたデンプンが糊状に戻すことができます。
日本でのトーストのはじまりはいつから?
日本でパンが登場したのは1877年頃といわれていますが、当時は米中心の食事であったことから本格的にパンが食事に取り入れられるようになったのは第二次世界大戦後でした。
1949年に電気オーブン、1955年にポップアップ型トースターが発売されたことでトーストが一般家庭で食べられるようになりました。
その後、食パンに具材をのせて焼くことができるオーブントースターの登場によって、様々な種類のトーストが誕生しました。
忙しい朝でも簡単にできるトーストレシピ
- ちくわトースト(1人分)
【作り方】
- ちくわ(1本)を細長く切ります。
- 食パン(1枚)にバター(適量)を塗ります。
- 食パンに切ったちくわをのせてから、マヨネーズ(適量)・青のり(適量)をかけます。
- オーブントースターに入れ、マヨネーズに焼き目がつくまで焼いたら完成です。
- ベーコンチーズトースト(1人分)
【作り方】
- 食パン(1枚)にスライスベーコン(2枚)→スライスチーズ(1枚)の順にのせます。
- オーブントースターに入れ、スライスチーズに焼き目がつくまで焼いたら完成です。
- お好み焼き風トースト(1人分)
【作り方】
- 食パン(1枚)にハム(1枚)→スライスチーズ(1枚)の順にのせます。
- オーブントースターに入れ、食パンに焼き目がつくまで焼きます。
- 取り出した食パンにお好み焼きソース(適量)→マヨネーズ(適量)→カツオ節(適量)の順にかけたら完成です。
- わさびバタートースト(1人分)
【作り方】
- バター(10g)を耐熱容器に入れ、電子レンジ600Wで10秒加熱します。
- 溶かしたバターにわさび(小さじ1)を加え、良く混ぜ合わせわさびバターを作ります。
- 食パン(1枚)にハム(1枚)→スライスチーズ(1枚)の順にのせます。
- オーブントースターに入れ、食パンに焼き目がつくまで焼きます。
- 取り出した食パンにわさびバターをかけたら完成です。
- ふりかけトースト(1人分)
【作り方】
- 食パン(1枚)にマヨネーズ(適量)を塗ります。
- 好きなふりかけ(適量)をかけます。
- オーブントースターに入れ、食パンに焼き目がつくまで焼いたら完成です。
- ツナマヨトースト(1人分)
【作り方】
- ツナ(1缶)の油を切っておきます。
- 器にマヨネーズ(大さじ1)・めんつゆ(大さじ1)を入れて、良く混ぜ合わせてから食パン(1枚)にかけます。
- 油を切ったツナ→スライスチーズ(1枚)の順にのせます。
- オーブントースターに入れ、マヨネーズに焼き目がつくまで焼いたら完成です。
- 鮭マヨトースト(1人分)
【作り方】
- 器に鮭フレーク(40g)・マヨネーズ(30g)を入れ、良く混ぜ合わせてから食パン(1枚)にのせます。
- オーブントースターに入れ、焼き目がつくまで焼きます。
- 取り出した食パンにパセリ(適量)をかけたら完成です。
- のりチーズトースト(1人分)
【作り方】
- 焼きのり(1/2枚)は適当な大きさに千切ってからビニール袋に入れ揉み、もみのりを作ります。
- みつば(2本)は長さ2cmに切ります。
- 食パン(1枚)にもみのり・ピザ用チーズ(適量)をのせます。
- オーブントースターに入れ、ピザ用チーズが溶けるまで焼きます。
- 取り出した食パンにみつばを散らしたら完成です。
トーストとはなぜまた焼くのか? さいごに
焼きたての食パンはフカフカとした食感がありますが、時間が経つとその食感がなくなります。
しかし、トーストにすることで固くなったデンプンが糊状になり食感が良くなります。
オーブントースターの登場によって様々なトーストが作れるようになったので、身近な食材を使ってオリジナルのトーストを作ってみてはいかがでしょうか。