良いことが起こりますようにと願いを込められている品物を縁起物といいますが、どんなものがあるのでしょうか。
縁起物には多くの種類が存在しています。
おみくじに入っている小物もありますね。
縁起物の意味や手に入れた時の保管方法。
またそれらの処分方法やおみくじについている縁起物の種類などをまとめたのでご紹介します。
目次
縁起物とは?さまざまな縁起物の意味は?
縁起物とは良いことが起こりますようにと願いが込められた品物のことをいいますが、祭礼や寺社の参詣者に授与・販売する物などがあります。
縁起物には、五穀豊穣や大漁追福・商売繁盛・家内安全などの御利益があり、贈り物として渡すことで日頃の感謝を込めることができるそうですよ。
おみくじの縁起物にはこんな種類が!ご利益は?
おみくじを引いた時に小さな縁起物が入っていることがあります。
おみくじの縁起物は持ち歩くことができるので、財布に入れるまたはカバンなどにつけることができますよ。
おみくじの縁起物にはどんな種類があり、ご利益があるのでしょうか。
招き猫
金運・商売繁盛のご利益があり、招いている手が右手の場合は金運、左手の場合は人を招くといわれています。
最近では招いている手が両手になっている招き猫もいますよ。
熊手
金運・商売繁盛のご利益があり、熊手は掻き集める道具であるので人や金をかき込むといわれています。
ダルマ
無病息災・家内安全のご利益があり、何度倒しても起き上がるので無病息災・家内安全の縁起物として愛されています。
ダルマの色は赤と白だけでしたが、昭和になると様々な願いを込めた違う色のダルマが作られるようになりました。
赤は無病息災・家内安全、白は目標達成、黄色は豊穣、金色は金運などがありますよ。
カエル
交通安全・金運・商売繁盛のご利益があり、カエルを帰る・返るに変化させて旅行から無事に帰る、お金が返ってくる、客が帰ってくるなどといわれています。
また体の部位にもご利益があり、口は災いを飲み込むので火災予防、皮膚は保護色になっているので災いを避ける、腹にはへそがないので落雷予防、足は跳躍が凄いことから前進となるそうですよ。
亀
長寿・金運のご利益があり、長生きの象徴となっていますが甲羅の形が昔のお金に似ていることから金運のご利益もあるといわれています。
縁起物の保管の仕方と処分する場合
縁起物は種類によって処分する方法が違ってきます。
おみくじの縁起物
ご利益期間は1年となっているので、1年間お世話になりましたと感謝の気持ちを込めて神社にお返しします。
「不要となったお札はこちらにお納めください」という看板があれば、そこへ入れておくと神社でお焚き上げしてくれますよ。
干支の置物
12年に1度だけ飾りますが、繰り返し飾ることで運気を呼び込む力が増してくるといわれているので、飾り終わったら箱に入れて大切保管しておきましょう。
欠けた、また汚れがひどい場合は処分します。
処分する時は神社仏閣でお焚き上げをしてもらう、または感謝を込めながらキレイにしてから白い紙または布に包みゴミと違う袋に入れて家庭ゴミとして出します。
ダルマ
ご利益期間は1年といわれているので、期間内に願いことが叶わなかった時は右目を書き入れてから神社仏閣でお焚き上げをしてもらいます。
または感謝を込めながら塩をかけて清めてからゴミと違う袋に入れて各自治体の方法に従って処分します。
招き猫
汚れが酷くなった、または欠けてしまったら神社仏閣でお焚き上げをしてもらう、または感謝を込めながら塩をかけて清めてからゴミと違う袋に入れて各自治体の方法に従って処分します。
名前が入っている
不要となった時点で名前を消して、塩をかけて清めてからゴミと違う袋に入れて各自治体の方法に従って処分します。
その他
神社仏閣でお焚き上げをしてもらう、または塩をかけて清めてからゴミと違う袋に入れて各自治体の方法に従って処分します。
縁起物 さいごに
縁起物とは良いことが起こりますようにと願いが込められているので、大切にしましょう。
ご利益期間が過ぎた、汚れが酷くなった、欠けてしまった時が交換する目安となっているので処分する時は感謝の気持ちを込めて丁寧に処分してあげるといいですね。
♪縁起物いろいろありますね。縁起物の中でも動物のものにはなにがあるのか?気になりませんか(^^)こちらの記事をご覧いただければと思います。