雪の金沢も暖かくなると桜が見頃になります。
そんな時期に友だち同士で金沢旅行なんていかがですか?
女性の金沢旅行に兼六園なんておすすめです(^^)
今回は、春の兼六園の見どころ・おすすめランチや温泉宿などを紹介します。
目次
春の兼六園の見どころ
兼六園には40種類・400本を超える桜の木があります。
品種によって開花時期が違うので長く桜を楽しむことができる桜の名所100選にも選ばれています。
兼六園菊桜
千歳橋付近にあり兼六園の中では最も美しい桜と呼ばれています。
花弁が250から400枚近くある珍しい品種で、開花時期は4月下旬頃と遅いです。
つぼみの頃は濃紅色で、開花すると淡紅色に変わり、花が散る頃には白に近いピンクへと色が変わっていきます。
兼六園熊谷
兼六園菊桜と並ぶ名木で八重桜よりも花びらが多く、咲いた見た目が牡丹のように見えることから、牡丹桜とも呼ばれていて雪見橋付近にあります。
江戸時代に水戸藩から贈られた桜で樹齢は約300年といわれています。
開花時期は兼六園菊桜と同じで4月下旬頃です。
旭桜
雁行橋近くにあり、白くて大きな花を咲かせます。
兼六園随一の老木でしたが1937年に枯れてしまい、現在あるのは2代目です。
泉鏡花の小説「櫻心中」には、旭桜と寺町にある松月寺の大桜の悲恋物語が書かれています。
楊貴妃桜
噴水近くにあるサトザクラの一種で、薄紅色の花弁が幾重も重なった八重咲きの桜です。
中国の興福寺に玄宗というお坊さんが、桜の木を愛情注いで大切に育てていたことから「楊貴妃」と名付けられたそうです。
4月中旬から下旬が見頃となっています。
真弓坂
21世紀美術館のある広坂通りから入り瓢池に向かう坂で、園地に咲くコマユミという花の名前が由来となっています。
兼六園菊桜に似た名島桜を見ることができます。
遅咲きの桜で4月下旬から5月上旬が見頃となっています。
江戸町通りの桜並木
桂坂料金所横にある茶屋が並ぶ通りで別名「茶屋通り」とも呼ばれています。
珠姫が輿入れした時に一緒に来たお供が住むための長屋が設けられ江戸町と呼ばれていました。店の前には休憩できるベンチがあります。
金沢兼六園から行けるおすすめの温泉宿
石川県には和倉温泉や加賀温泉郷などがありますが、
金沢にも温泉があります。
兼六園から徒歩で5分の所にある大正ロマン漂うクラシックホテルです。
地下807mからくみ上げた白鳥路温泉があります。
炭酸水素塩泉で美肌効果があるといわれています。
【住所】石川県丸の内6-3
【TEL】076-222-1212
兼六園から車で15分のところにある料亭旅館です。
「つるつる湯」と呼ばれていて、弱アルカリ泉で肌をつるつるにする効果があるといわれています。
露天岩風呂があり、四季折々の風景を楽しむことができます。
【住所】石川県金沢市末町23-10
【TEL】076-229-1122
兼六園から車で20分のところにある旅館です。
湯涌温泉は江戸時代には加賀藩主、明治以降は竹久夢二をはじめ多くの文人や墨客に愛されました。
ナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩泉で神経痛や筋肉痛、疲労回復などに効果があるといわれています。
【住所】石川県金沢市湯涌町イ56
【TEL】076-235-1211
金沢兼六園へ行くならランチはここがおすすめ!
兼六園付近でランチを楽しめるお店です。
豆皿茶屋
金沢城公園・鶴の丸休憩館内にあるカフェです。
豆皿にお寿司や石川の銘品・銘菓をのせた姫皿御膳と殿皿御膳があります。
また、散策で小腹が空いた時にぴったりな、お寿司・お菓子が選べるちょこっとぷれーともあります。
【住所】石川県金沢市丸の内1-1 金沢城公園 鶴の丸休憩館内
【TEL】076-232-1877
【営業時間】9:00~17:30(夏季)、9:00~16:30(冬季)
【定休日】年中無休(年末年始を除く)
さくら茶屋
兼六園すぐそばにあるカフェです。
奥座敷やテラス席・小あがり席などがあり、海鮮丼・能登牛ステーキ丼・金沢カレーなどを味わうことができます。
スイーツでは抹茶ぱふぇが名物メニューとなっています。
【住所】石川県金沢市兼六町2-50
【TEL】076-221-5151
【営業時間】カフェ10:00~22:00、ランチ11:00~15:00、ディナー17:00~22:00
【定休日】年中無休
かなざわ石亭
兼六園から徒歩で5分のところにある料亭です。
堀炬燵式お座敷や大正ロマン風の洋室などがあります。
治部煮や加賀野菜を使った料理が楽しめる金沢の御膳、のどぐろ味わいづくしなどがあります。
【住所】金沢市広坂1丁目9-23
【TEL】076-231-2208
【営業時間】平日 ランチ11:30~14:30、ディナー17:00~22:00
土日祝日 11:30~22:00
【定休日】年中無休
☆お花見に関する記事を集めました。こちらもご覧いただければと思います。
金沢兼六園でお花見 まとめ
兼六園は桜の開花宣言が発表されてから7日間無料開放となり、ライトアップが始まります。
昼夜問わず多くの人々が訪れ混雑します。
また、園内は坂が多く、砂利道となっているのでスニーカーや運動靴などの歩きやすいシューズで行くと動きやすいです。
兼六園の様々な桜を堪能してくださいね。