ひき肉とは豚肉や牛肉・鶏肉などの肉を細かくしたもので、ミートソースや肉団子・ハンバーグなどに使われています。ひき肉の定番料理はいろいろありますが、一人暮らしで自炊を始めたばかりの方やで調理法がよく解らないという方もいるようなので簡単な方法をご紹介。またひき肉料理の時短レシピや合いびき肉との違いなどをまとめてみました。
ひき肉料理の定番を簡単に作るには
ひき肉には、どんな食材にも合わせやすい・下処理がいらないという特徴があります。簡単に作ることができる定番料理レシピを紹介します。
- ハンバーグ(2人分)
【作り方】
- 玉ねぎ(1/2個)はみじん切りにします。
- ボウルにみじん切りにした玉ねぎ・合いびき肉(200g)・パン粉(100g)・卵(1個)を入れ、粘り気がでるまでこねてタネを作ります。
- タネを2等分にして、手のひらでたたきつけるようにして空気を抜き、形を整えます。
- フライパンにサラダ油(大さじ1)を入れ熱してから、形を整えたタネを並べます。
- 焼き色がついたら、ひっくり返しフタをして弱火で約7分蒸し焼きにします。
- 竹串を刺して、透明な肉汁が出たら完成です。
- ミートソーススパゲッティ(2人分)
【作り方】
- 玉ねぎ(1/4個)・人参(1/4本)・セロリ(1/4本)はみじん切りにします。
- ニンニク(1片)は縦半分に切ってから、包丁の腹で押しつぶします。
- 鍋にオリーブオイル(大さじ1)を入れ、熱してから切った野菜・ニンニクを炒めます。
- フライパンにオリーブオイル(大さじ1)を入れ熱してから、ひき肉(200g)を入れ火が通るまで炒めます。
- 野菜を炒めた鍋に炒めたひき肉・トマト缶(400g)・水(100ml)・塩(小さじ3/4)・コショウ(適量)を入れ、かき混ぜながら中火で煮立てます。
- 煮立ったら、弱火にして時々かき混ぜながら約30分煮込みます。
- スパゲッティ(200g)を茹でてから、皿に盛りつけます。
- ミートソースをスパゲッティにかけたら完成です。
一人暮らしでめんどくさい時の時短ひき肉レシピ
- 鶏ひき肉炒飯(1人分)
【作り方】
- フライパンにごま油(適量)を入れ熱してから、鶏ひき肉(100g)を炒めます。
- 火が通ったら、ご飯(200g)・顆粒鶏ガラスープ(適量)・塩コショウ(適量)を入れ、良く炒めたら完成です。
- ひき肉ともやしの炒め物(1人分)
【作り方】
- フライパンにサラダ油(小さじ1)を入れ熱してから、ひき肉(150g)を入れ炒めます。
- 肉の色が変わったら、もやし(1/2袋)を入れ炒めます。
- 醤油(大さじ1)・塩コショウ(適量)で味を整えたら完成です。
- ひき肉と豆腐の蒸し物(1人分)
【作り方】
- えのき(1/4袋)は石づきを取ってから、みじん切りにします。
- ボウルにひき肉(100g)・味噌(大さじ1)・酒(大さじ1)・卵(1個)を入れ、良く混ぜ合わせます。
- 木綿豆腐(100g)を手でちぎりながら加え、良く混ぜ合わせます。
- みじん切りにしたえのきを加えてから良く混ぜ合わせ、タネを作ります。
- 耐熱皿にタネを入れ、ラップをふんわりとかけます。
- 電子レンジ600Wで約6分30秒加熱します。
- 加熱後、そのまま約5分おいたら完成です。
- ひき肉オムレツ(1人分)
【作り方】
- 玉ねぎ(1/2個)はみじん切りにします。
- フライパンにバター(10g)を入れ溶かしてから、みじん切りにした玉ねぎ・ひき肉(150g)を炒めます。
- 火が通ったら、皿に移しておきます。
- 器に卵(2個)を割り入れ溶いて、溶き卵にします。
- フライパンにサラダ油(適量)を入れ熱してから、溶き卵を入れます。
- 卵の上に炒めておいたひき肉をおき、包んだら完成です。
- ひき肉カレー(1人分)
【作り方】
- 玉ねぎ(1/2個)・人参(1/2本)・ピーマン(1個)はみじん切りにします。
- フライパンにオリーブオイル(大さじ1)を入れ熱してから、みじん切りにした玉ねぎ→人参→ピーマン→ひき肉(200g)の順に炒めていきます。
- 炒めた具材に火が通ったら水(400ml)を加え、沸騰させます。
- 沸騰したら、お好みのカレールウ(適量)を加え、味を整えたら完成です。
ひき肉と合いびきの違いとは?
ひき肉とは、豚肉や牛肉・鶏肉などの肉を細かくしたものです。
一方、合いびき肉とは牛肉と豚肉を合わせたひき肉のことで、豚肉と牛肉との割合によって味や食感に違いが出てきます。
ひき肉は1つの種類の肉を細かくしたもので、合いびき肉は数種類の肉を細かくした物という違いがあります。
ひき肉料理定番と時短レシピ さいごに
ひき肉には豚・牛・鶏の3種類があり、合いびき肉は牛と豚を合わせた物となります。
ひき肉の賞味期限は1~3日と他の肉と比べて短いので、買ったらすぐに使うようにしましょう。
ひき肉を使った料理の種類は豊富にあるので、いろいろ試してみてはいかがでしょうか。