ペットボトルは軽くて持ち運びやすいという特徴がありますが、使い方によってはトラブルの原因になります。
暑い日にはペットボトルの飲み物を凍らせて持ち運ぶこともありますね。
気を付けたいペットボトルを使った正しい冷凍方法や活用法。
そして飲み終えたペットボトルの活用法などを調べてみました。
利用方法いろいろペットボトルの活用アイデア
飲み終えたペットボトルは資源ゴミとして出すだけでなく、様々な使い方があります。
- パスタ入れ
フタをしっかり閉めておくと、湿気防止になります。
またパスタの1人前は約100gですが、ペットボトルから取り出す量になるので計る手間が省けます。
- 米びつ
冷蔵庫に収納しやすいだけでなく、横に倒しておくこともできます。
計量カップに入れやすいのもポイントとなっています。
- ドレッシングづくり
材料を入れてから、しっかりとフタをして振ることで手軽にドレッシングを作ることができます。
ペットボトルの口に漏斗をセットしておくと、材料が入れやすくなります。
【作り方】(120ml分)
- ペットボトルに酢(大さじ6)・塩(小さじ2/3)を入れ、フタをしてから塩が溶けるまで上下に振ります。
- オリーブオイル(大さじ6)・レモン汁(小さじ1)・コショウ(適量)を加え、フタをしてから上下に振り、しっかりと混ぜ合わせたら完成です。
- 楽器
ドングリやクリップ・細かく切ったストローなどを入れ、フタをしてから中身がこぼれ出ないようにテープを巻いておきましょう。
入れた物によって、音の鳴り方に違いが出るので、様々な種類の楽器として楽しめます。
- スポンジホルダー
ペットボトルの上の部分を切って逆さまにしておくと、水切りもできるスポンジホルダーになります。1.5リットル、または2リットルのペットボトルで作るとスポンジが入れやすいです。
【作り方】
- ペットボトルの注ぎ口のある方を切ります。
【ポイント】
円周の1/3を残しておくと、紐を通す穴が作れて蛇口付近にぶら下げることができます。
- 切り口に被せるようにビニールテープを貼ります。
- 穴あけパンチで、切るときに残しておいた部分に紐を通すための穴を2ヶ所あけます。
- 紐を通してぶら下げたら完成です。
- ランタン
水を入れたペットボトルを懐中電灯の上にのせると、光が拡散され周りを明るく照らしてくれます。
- 玉子の白身と黄身を分ける
玉子の殻を使って白身と黄身を分ける方法がありますが、ペットボトルを使えば簡単に分けることができます。
【手順】
- 小皿に玉子を割り入れます。
- ペットボトルの口を黄味に当て、そっと凹ませて黄味を吸い込ませます。
- 別の皿にペットボトルを傾け、吸い込んだ黄味を出したら終了です。
【ペットボトルのフタの活用法】
ペットボトルの本体だけでなく、フタも調理道具として使うことができます。
- 計量スプーン
ペットボトルのフタ1杯分は約7.5mlといわれていて、2杯分で大さじ1になります。
- ウロコとり
フタの凹状になっている部分を魚に当て、尾っぽから頭へ滑らせるとウロコが取れます。
ペットボトルのフタは包丁より弾力があるため、滑らかな動きでウロコを取ることができます。
またウロコの飛び散りが少ないので、片付けも楽になります。
- 皮むき
フタの凹状になっている部分を野菜に当て、擦ると皮が薄くむくことができます。
ペットボトルの冷凍の正しいやり方
飲み物の入ったペットボトルを冷凍したら、膨らむ・破裂していたということがあります。
これは中身の液体が凍ることで膨張し、密封性が失われることでペットボトルが変形、または破損してしまいます。
冷凍するには、フタやラベルに冷凍ができると書いてあるペットボトルを選びましょう。
また冷凍専用のペットボトルは1回の冷凍に耐えられるように作られているので、再利用はオススメできません。
- 冷凍専用ペットボトルを凍らせるときのポイント
ペットボトルは立てて冷凍してください。横に倒したまま冷凍すると、飲み物が口先で凍りフタが開けにくいだけでなく、飲みにくくなります。
ペットボトルの冷凍での活用方法
- 保冷剤代わり
手作り弁当と一緒に入れておくことで、わざわざ保冷剤を用意する必要はありません。
500mlのペットボトルであれば約2~4時間で溶けるので、お昼には冷たい飲み物が飲めます。
- クールダウン
脇の下や首元など血管が集中している部分に冷凍したペットボトルを当てると、効率良くクールダウンすることができます。
ペットボトルの活用 さいごに
ペットボトルは飲み終えた後でもアイデア次第で、いろんな使い方があるのでオリジナルの活用法を考えてみてはいかがでしょうか。
♪ もう少しペットボトルについて知りたいと思った方、名前の由来などはこちらをご覧いただければと思います。
便利な容器ペットボトルの名前の由来とは?誕生と歴史と形や色の意味