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銭湯とは?日本の銭湯の歴史-発祥は?温泉との違いと特徴

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現在ではお風呂は家にあることが多く、銭湯を利用することも減ってきているようです。

少し前までは、家風呂がなく、銭湯に行くのが当たり前でした。

そんな銭湯と温泉は入浴料を支払って風呂が楽しめる施設です。

銭湯は、いつから日本で利用されるようになったのでしょうか。

銭湯の歴史や特徴、温泉やスーパー銭湯との違いなどを紹介します。

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銭湯とは?温泉との違い

銭湯とは水道水や井戸の水を浴槽で湧かし風呂を提供する公衆浴場で、温泉は地熱やマグマによって湧出したガスや湯・水のことで、入浴できるように調整する必要があります。

銭湯は公衆浴場法で一般公衆浴場に分類され、温泉は温泉法第二条で源泉の温度が25度以上あり、成分の1つでも温泉法で定められた指定成分が入っているものとなっています。

銭湯は水道水、または井戸水を湧かしたもの、温泉は自然から湧出していて温度が25度以上・指定成分が含まれているという違いがあります。

 

日本の銭湯の歴史 発祥はいつ?

日本の風呂は中国から仏教とともに伝わってきた時、僧侶が身を清めるために浴堂が設置されたのが始まりといわれています。

その後、風呂は病を退けて福を招き入れる行為として奨励され、貧しい人や病人なども利用するようになりました。

鎌倉時代になると一般の人でも無料で浴堂を利用できるようにした寺社が出てきました。

その後荘園制度が崩壊し、料金を取るようになったことが銭湯の始まりであるといわれています。

 

 

最古の銭湯は1239年に再建、1408年に修復された「東大寺大湯屋」で、国の重要文化財に指定されています。

室町時代の京都には、入浴を営業とした蒸し風呂タイプの銭湯が増えました。

公家の中には庶民が使う銭湯を貸し切りにした留風呂として利用していました。

江戸時代最初の銭湯は、1591年、江戸城内の銭瓶橋の近くに伊勢与一が開業したもので蒸し風呂形式でした。

その後、浴室の中に小さな湯船を作り、膝より下を入れ上半身は蒸気浴をする戸棚風呂が登場しました。

その後、蒸気を浴びる蒸し風呂から湯につかるスタイルへと変化していきました。

銭湯の営業時間は午前8時から午後8時頃までとなっていて、庶民や下級武士たちの娯楽・社交の場にもなっていました。

娯楽として、落語が行われていたそうです。

入り口には矢をつがえた弓、またはそれを模した看板があげられていて、「弓射る」と「湯入る」をかけた洒落だったそうです。

内風呂を持つことができるのは武家屋敷に限定されていただけでなく、火事が多発していたことから庶民が内風呂を持つことを禁止していました。

江戸時代末期になると、商家でも内風呂を持てるようになりました。

しかし、江戸のほとんどの住人たちは、経済的に困難だったため内風呂を持つことはできませんでした。

そのため銭湯の利用が続けられていました。

また江戸・大坂・伏見などの水辺に住んでいる人、水上生活者たちは、料金を支払い船の中に浴槽を設けた湯舟を銭湯として利用していました。

明治時代になると、東京都神田区連雀町に鶴沢紋左衛門が考案した改良風呂が登場しました。

改良風呂は石榴口をなくし、天井を高くして湯気が通り抜けられる窓を設置した広く開放的な風呂で、評判となりました。

1879年に政府が石榴風呂の銭湯を禁止にしたことで姿を消しました。

また海外への配慮として混浴も禁止にしましたが、銭湯は都市化の進展や衛生観念の向上とともに発展していきました。

大正時代では木製の洗い場や浴槽から陶器のタイル貼りへと変わっていきました。

昭和になると水道が整備されたことで、銭湯に水道の蛇口が取りつけられ、衛生面が向上しました。

現在ではサウナやジャグジーなど様々な風呂を設置した銭湯も登場し、風呂を楽しめるようになっています。

 

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銭湯の特徴 スーパー銭湯との違いとは

銭湯は普通公衆浴場です。

普通公衆浴場とは、保健衛生上必要な入浴をするために設けられた公衆浴場と定義されていて、料金が安く設定されていることが特徴となっています。

スーパー銭湯は風呂だけでなく、サウナやジャグジー・食事スペース・マッサージ施設などが設置されています。

また従来の銭湯より、営業時間が長いこともスーパー銭湯の特徴となっています。

 

 

銭湯は「普通公衆浴場」に区分され、料金は各都道府県によって違いはありますが約400~600円と安く気軽に利用できるようになっていて、スーパー銭湯は「その他の公衆浴場」に区分され娯楽要素が高くなっていて、料金も銭湯より少し高めになっています。

日本の銭湯 歴史とスーパー銭湯との違い さいごに

銭湯・温泉・スーパー銭湯は風呂を楽しむ施設です。

銭湯は保健衛生上必要な入浴ができるように料金を安くしてあり、温泉は源泉の温度が25度以上で指定されている成分が1つでも入っていることが条件となっています。

またスーパー銭湯は娯楽要素の高い施設となっています。

銭湯・温泉・スーパー銭湯には、それぞれの特徴があるので自分に合った施設で風呂を楽しんでみてください。

 

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