便座カバーは洋式トイレに座ったときに感じる冷たさから守ってくれる役割があります。
しかし人によって、便座カバーは必要ないと思うことがあります。
洋式トイレにつける便座カバーは本当に必要なのでしょうか。
便座カバーの必要性やメリット・デメリット、便座カバーがあってもなくても清潔保つための方法などを紹介します。
目次
便座カバーほんとは必要?不必要?
必要と思う人の意見
- 座ったときに冷たく感じない
- 座り心地が良くなる
不必要と思う人の意見
- 便座に暖房機能、またはウォシュレットがついている
- 便座をこまめに掃除している
便座カバーが必要と思う人はトイレを快適にすごすため、不必要と思う人は便座に機能がついている・こまめに掃除しているからという意見がありました。
最近では20~40代の人たちでは、便座カバーをつけないことが多くなっています。
それぞれのライフスタイルによって便座カバーの必要・不必要が変わっているようです。
便座カバーのメリットとデメリット
メリット
- 肌触りが良く、暖かい
綿やタオル地の便座カバーは柔らかく、肌触りが良いです。
また暖房機能のついていない便座は冬だと冷たくて、座るとヒヤッとすることがあります。
便座カバーを取りつけておくことで、冷たさから守ってくれるので、暖かい所から冷えた所に移動することで起こるヒートショックの予防にもなります。
- 便座を保護できる
便座を長年使っていると傷や汚れがついてしまいます。便座カバーをつけることで便座を傷や汚れから守ることができます。
- 見た目がいい
トイレの空間がシンプルでちょっと寂しいと感じるときに、自分の好きなデザインやキャラクター柄のある便座カバーで飾ることができます。
便座カバーだけでなく、トイレットペーパーホルダーやトイレマットも統一すると、おしゃれな空間に演出することができます。
デメリット
- 洗濯が必要
トイレで流したときの水しぶきや尿はねなどで便座カバーに汚れとしてついてしまうため、その度に洗濯する必要があります。
また汚れがついていなくても、定期的に洗濯しておくことが必要となります。
- 面倒になる
トイレを掃除するときに便座カバーを外すという一手間が増えてしまいます。
便座カバーを取り外す・つけるという作業は、そんなに大変なことではありませんが掃除をこまめにする場合は面倒と感じてしまうことがあります。
便座カバーを取り外すのが面倒で、つけたまま掃除する場合もあります。
しかし細かいところの汚れが取れないこともあり、掃除も雑になってしまいます。
- お金がかかる
便座カバーは使っているうちに、生地が粗くなる・洗っても汚れが落ちないなどで交換が必要になります。
便座カバーは安くても数百円かかることもあり、落ちない汚れがつくたびに買うとなると出費が大きくなってしまいます。
便座カバーつけてもつけなくても清潔に保つ対処は?
便座カバーがなくても清潔に保つには、ちょっとした汚れを見つけたらすぐに掃除することが大切です。
便座掃除
【用意するもの】
- トイレクリーナー
【手順】
- 便座の表面をトイレクリーナーで拭きます。
- 便座を上げて裏面をトイレクリーナーで拭きます。
- 便座が触れる部分の便器をトイレクリーナーで拭いたら終了です。
便座を掃除するだけでなく、トイレ全体をこまめに掃除しておけばキレイな状態を保つことができます。
掃除方法
【用意するもの】
- トイレットペーパー
- 掃除用のアルコールスプレー(エタノール濃度40~50%)
- トイレ掃除用ブラシ
【手順】
- 便器のフタと便座を上げてから、便座裏と便器の中に掃除用のアルコールスプレーを吹きかけます。
- 便器の中をトイレ掃除用ブラシでこすり汚れを落としてから、トイレットペーパーで拭き取ります。
- 便座を降ろしてから掃除用のアルコールスプレー吹きかけ、トイレットペーパーで拭き取ります。
- 換気をしたら終了です。
【ポイント】
- 目立った汚れがない場合は、肌が直接触れる便座の上だけでも掃除しておきましょう。
洋式トイレの便座カバーは必要? さいごに
便座カバーをつけない人が増えてきましたが、冷たさから肌を守り座り心地を良くするというメリットがあります。
最近の便座には暖房機能もついていることがあるので、便座カバーは必要ないこともあります。
便座カバーをつける・つけないは自由なので、自分のライフスタイルを確認して便座カバーをつける・つけないを決めるようにしましょう。