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ろうそくの歴史いつから使われている?仏壇の蝋燭の意味と生活での用途

投稿日:2019-07-22 更新日:

 

ろうそくは糸または紙を縒り合わせたものを芯にして、蝋・パラフィンを円柱状に固めたものです。

世界各地で独自に発達し「キャンドル」とも呼ばれています。

ろうそくの歴史や利用法をまとめました。

仏壇で使われているろうそくには意味があるのでしょうか?そんなことも調べてみました。

 

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ろうそくの歴史 ろうそくはいつから使われている?

最古のろうそくは紀元前1550年頃の古代エジプトで使われていた、と考えられているそうです。

チベットではヤクのバター、インドではシナモンを材料として、ろうそくが作られていました。

世界各国のろうそくの歴史についてみてみます。

 

 

中国

記録によると三国時代にはろうそくを使って飯を炊いていましたが、これは贅沢なことだったそうです。

唐の時代になると一般でも使われ始め、北宋の時代以降にはろうそくを使うことが一般的となりました。

元の時代ではイボタロウムシの排泄物から白蝋、明の時代ではナンキンハゼの皮やトウゴマの実などの植物を原料にしてろうそくが作られていました。

 

朝鮮半島

13世紀頃に書かれた史書「三国遺事」によると、6世紀に滅びた駕洛国の因縁と思われる事故が発生したため、それを鎮める祭祀の朝夕にろうそくが使われたそうです。

ろうそくは贅沢品だったため、18世紀・英祖の時代では私的売買を禁止にしていたそうです。

蜜蝋を水で煮て不純物を取り除いたものやイボタロウ・牛脂・豚脂などを原料としてろうそくが作られていましたが、どれも高価なものでした。

庶民たちは麻の茎にエゴマ油の搾りかすを塗って作った「麻燭」を明かりとして使っていました。

 

中東

サーサーン朝時代に使われていましたが照明油として使っていたオリーブオイルが手に入りやすかったため、ろうそくの需要はあまりなかったといわれています。

860年にメッカとマディーナのモスクでは、ろうそくが照明として使われるようになりました。

 

アメリカ大陸

アメリカ州の先住民族たちは1世紀頃からユーラカンという魚から絞った油を燃やして照明として使っていました。

ユーラカンはオレゴンからアラスカにかけて採れる魚で「ロウソクウオ」とも呼ばれていたそうです。

ヤマモモの一種であるベイベリーやミリカ・カルフォルニアなどを原料としてろうそくが作られていましたが、生産性が低く次第に獣脂へと主原料が変わっていきました。

それでもヤマモモで作られたろうそくは香りが良いことからクリスマスやお祝いの席などで使われるようになりました。

 

 

ヨーロッパ

ヨーロッパでの最古のろうそくはイタリア半島で文明を築いていたエトルリア人が作っていたものといわれているそうです。

オリーブオイルが照明油として使われていましたが、北部ヨーロッパでは栽培できる気候ではなかったので牛などの獣脂で蝋、い草の茎を芯にして、ろうそくを作って照明にしていたそうです。

ローマ帝国時代の終わり頃には西ヨーロッパでオリーブオイルが不足したことがきっかけとなり獣脂ろうそくが広まりました。

13世紀になるとヨーロッパ各地に広まり、王宮や教会・街灯などに使われるようになりました。

 

日本

7世紀頃唐から伝わり、蜜蝋を原料としたろうそくが輸入されるようになりました。

 

 

894年に遣唐使が廃止されたため、ろうそくの輸入がなくなりました。

1000年頃には糠と松脂を混ぜ練り笹の葉で包んで作られた松脂ろうそくが使われるようなりましたが、燃焼時間がとても短いろうそくでした。

室町時代では漆や櫨(はぜ)を原料とした和ろうそくが作られるようになりました。

 

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仏壇の蝋燭の意味とは?

仏壇の飾りは香炉・花瓶・ろうそくの3つが基本となります。

ろうそくは周りを明るく照らすだけでなく、不浄なものや穢れ(けがれ)を祓い(はらい)、清めてくれる働きがあります。

また此の世とあの世を結ぶ架け橋にもなるので、ご先祖様が迷うことなく帰ってこられるといわれています。

 

 

ろうそくの用途 生活の中でのさまざまな利用法

生活の中でも蝋燭はいろいろなことに使われていますね。

どんな使い方があるのでしょう。

 

照明

ろうそくの色温度が低いので、炎の色は暗いオレンジになります。

落ち着いた・くつろいだ雰囲気を演出できることから、茶道では冬の夕暮れ時から行われる茶事である夜咄やレストランのテーブルに置く照明として使われることがあります。

 

 

香具

ろうそくは木蝋・蜜蝋など植物性素材が使われているものがあります。

蝋が溶けるとかすかな香りがするのでアロマテラピーの香具になりますよ。

 

接着剤・潤滑油

ろうそくから溶け落ちた蝋で封をする封蝋、敷居にろうそくを擦りつけて襖の滑りをよくする潤滑油としても使われています。

 

 

ろうそくの歴史 仏壇ろうそくの意味や使い方 さいごに

ろうそくは世界各国で発達し、様々な材料で作られていました。

現在でも仏壇に供える大事な道具として使われるだけでなく、アロマテラピーの香具や花火を付けるため・バースデーケーキに付けるなど、様々な場面で使われています。

ろうそくの炎にはリラックス効果があるといわれています。

灯りでも電気のあかりよりも気持ちが落ち着きますよね(^^)

あなたらしい使い方も探してみてはいかがでしょうか。

 

♪インテリアにもなる和蝋燭をご存じですか?こちらの記事もあわせてご覧いただければと思います(^^)

和蝋燭ってなに?和ろうそくの歴史と魅力は?!洋蝋燭との違いと用途

 

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