ヨーヨーは世界中で遊ばれている玩具で、世界大会も行われています。ヨーヨーには、どんな種類があるのでしょうか。
名称や素材もいろいろです。
ヨーヨーの種類やさまざまな技について調べてみました。
またヨーヨーの大会も世界でも日本でも開催されています。
それにについてもご紹介します。
ヨーヨーの種類にはどんなものがある?
形状
- ノーマル
本体の形が左右対称になっているため、戻りやすい・反転しやすいという特徴があります。
- ラウンド
外から中にかけて丸くくぼんでいるため、握りやすく、キャッチしたときの衝撃が柔らかいという特徴があります。
- ストレート
中央から端っこまでまっすぐに傾いているシンプルな形状となっています。
- ステップラウンド
ラウンドより新しい形状で、握りやすさが特徴となっています。
- Hプロファイル
段差によって中央が凹んでいるという特徴があり、握ったときに中指がスッポリとおさまります。
- クラシック
楕円形、または円を縦に割ったような形をした伝統的な形状です。
素材
- プラスチック
軽量なので練習用に適しています。またバリエーションが豊富にあるので、気に入った物を選ぶことができます。
- 金属
ある程度重さがあるため回転力に優れています。ただし、人や物に当たると危険なので、遊ぶときは安全面に配慮する必要があります。
- バイメタル
2種類の金属を使用したもので、回転力と安定感が高いという特徴があります。競技用ヨーヨーとして人気となっています。
- 木
気軽に遊びたい人に適したヨーヨーです。また木の質感や匂いなどで五感を刺激することができることから、子どもの感性を育てることが期待できます。絵を描く・色を塗ることもできるので、オリジナルのヨーヨーを作ることができます。
メーカー
- ヨーヨーファクトリー
種類が豊富にあり、初心者から世界チャンピオンまで対応することができます。初心者であれば低価格で優れた性能のあるスピンター、上級者であればエーススラッシュがおすすめです。
スピンターは簡単に分解ができるので紐が絡んでしまったときに対処しやすいという特徴があります。
- C3ヨーヨーデザイン
香港のメーカーで世界標準の高性能モデルが豊富にあります。回転力や安定感・コントロールに優れたクラウンが人気となっています。
- バンダイ
1997年に発売した高性能ヨーヨーシリーズ「ハイパーヨーヨー」を扱っています。高速回転や紐を巧みに操って、様々な技をすることができます。子どもから大人まで幅広く愛されています。
ヨーヨーの技一覧
ヨーヨーの技の数は多くあり、その数は数千といわれています。
主なヨーヨーの技を紹介します。
- ロングスリーパー
ヨーヨーを投げ出し、紐が伸び切った状態で空転させます。
- フォワード・パス
ヨーヨーを前に投げ出してキャッチする技ですが、下に投げる・斜め上に投げるなどアレンジができます。
- ブレイク・アウェイ
ヨーヨーを横に投げます。
- エレベーター
ヨーヨーがエレベーターのように昇っていきます。
- UFO
ヨーヨーを水平に投げてから、紐をつまみ回転させてから引き戻します。
- ブランコ
手に紐をかけて三角形を作り、その中でヨーヨーを揺らします。
- バインド
ヨーヨーの空転方向に対し、逆方向から紐を巻きつけることでヨーヨーの中心にある紐に引っかかることでヨーヨーが戻っていきます。
- ブレイン・ツイスター
ヨーヨーに紐を掛けて、1回転させます。
- スローダウン
ヨーヨーを下に投げてから、空転させずに手に戻します
ヨーヨーの大会とは?
ワールド・ヨーヨー・コンテスト
第1回目は1932年ロンドンで開催された大会です。
規定時間内に音楽に合わせて技を披露するフリースタイル競技やヨーヨーの技術だけでなくパフォーマンスが評価されるAP (アート&パフォーマンス) 部門などがあります。
アジア太平洋選手権
2003年からシンガポールやマレーシアなどで、行われている大会です。
全日本ヨーヨー選手権大会
日本ヨーヨー連盟が主催する大会で、優勝者には日本代表としてヨーヨー世界大会の準優勝へのシード権が与えられます。
ヨーヨーの種類と技一覧 さいごに
ヨーヨーは主にプラスチック・金属・木で作られています。
金属製は技によって、人や物に当たる危険があります。
技によって、ヨーヨーを使い分けて楽しんでみてはいかがでしょうか。
♪ ヨーヨーの種類や大会の記事でしたが、そのヨーヨーについて始まりや歴史も気になったらこちらをどうぞ。
ヨーヨーとは?玩具なだけじゃない!はじまりと歴史/楽しめる遊び方