靴を履くときに靴下を履くことは靴と足の健康を守るために必要ですが、家の中では靴下を履かないという人がいます。
家の中で靴下を履かないというのには、どんな理由があるのでしょうか。
家の中で靴下を履かない理由や家の中で靴下を履くメリット・デメリットを紹介します。
家の中では靴下を履かないのはなぜ?
季節によりますが、家の中で靴下を履く・履かない人の割合は半々だそうです。
家の中で靴下を履く人の理由には、
- 寒いから
- 水虫対策
- 裸足でいたくない
などがありました。
一方、家の中で靴下を履かない人の理由には、
- 靴下が嫌い
- スリッパを履いている
- リラックスしたい
- 裸足が気持ちいい
などがありました。
家の中で靴下を履かないのは、足をリラックスさせたいという目的があるようです。
家の中で靴下を履くメリット
家の中で靴下を履くことで、どんなメリットがあるのでしょうか。
- 硬い床から足を守る
長時間裸足でフローリングなどの硬い床に立っていると、アーチが下がる・歩くときに受けるかかとからの衝撃によって足腰に負担がかかることがあります。靴下を履くことでフローリングなどの硬い床に足が接したときに負担を軽くすることができます。
- ケガ防止
家の中でも物を踏んでしまうことがあり、場合によってはケガをしてしまう可能性があります。靴下を履いていれば、足を保護してくれるのでケガをしても軽症ですむことがあります。
- 冷え防止
冬は気温が低いため、床が冷たくなっているため裸足で過ごせないことがあります。また夏でもエアコンによって床が冷やされているので、靴下を履くことで足を温めることができます。
- 感染予防
家族の誰かが水虫など足の病気を持っていると、裸足で過ごすことで感染する可能性が高くなります。バスマットや床・キッチンマットなどに水虫など足の病気を持っている角質が落ちていることがあるため、裸足で歩き回ると落ちている角質を踏んでしまい足の病気に感染してしまうことがあります。
家の中での靴下のデメリット
家の中で靴下を履いたことで、どんなデメリットがあるのでしょうか。
- 血行が悪くなる
靴下には、ずり落ちないようにゴムが入っています。そのゴムによって足を締め付けることになるため、血行が悪くなる可能性があります。
- 足のニオイ
足は汗をかきやすい部分です。
長時間靴下を履いていることで汗が出てきますが、汗自体にはニオイはありません。
しかし、汗をかくことで靴下の中が高温多湿になり、足の裏にいる皮脂汚れや古い角質を食べる常在菌の働きが活発になります。
常在菌が皮脂汚れや古い角質を分解するときに出るニオイが悪臭へと変わってしまいます。
また汗によって足が蒸れてしまう原因にもなります。
【家の中では靴下を履かない方が良い】
家の中で靴下を履くことにメリットがありますが、実は家の中では靴下を履かない方が健康に良いといわれています。
- 足のストレスが減る
1日中靴下を履いていることで足には、相当なストレスがかかっています。帰宅後、靴下を脱ぐことで開放感が得られ、ストレスを減らすことができます。
- 姿勢が良くなる
足の裏には身体全体のバランスを整える役割があります。
靴下を履いていると、筋肉を上手に使えなくなります。
そのため、ふくらはぎ・太ももの筋肉が補おうとすることで下半身のバランスが崩れ、姿勢が歪んでしまいます。
裸足で過ごすことで足の裏のバランス機能が正常に働くので姿勢が良くなります。
- バランス感覚を養える
裸足で歩くとき足の指を全部使って床をつかむ・けるなどをするため、安定感が出てバランスが良くなります。
バランスが良くなることで姿勢も良くなり、肩や腰への負担も軽くなります。
- 足裏の筋肉を鍛えられる
裸足で歩くことで、足やつま先の筋肉が動いていることを感じることができ、鍛えることができます。
また足裏に多くの刺激が与えられるので、感覚や土踏まずの成長を促すことができます。
家の中で靴下を履くのはなぜ? さいごに
家の中で靴下を履かないのは、1日中靴下を履いていることで足にかかったストレスから解放されたい・リラックスしたいということが主な理由でした。
人によっては家の中でも靴下を履いていたいこともあるので、自分の都合に合わせて家の中で靴下を履く・履かないのどちらかで過ごしましょう。