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きな粉の発祥地は?歴史と名前の由来 なぜきな粉?種類と消費期限は

投稿日:2019-09-20 更新日:

 

お正月のお餅や山梨県の名物信玄餅には欠かせない「きな粉」。

きなこは飴やあげぱん、クッキーなど色々なものに使われていますよね。

我が家では、お正月のお餅には定番のごまやクルミよりもきな粉が人気!

おやつで使ったりもするので、冷蔵庫には必ず常備です。

きな粉って昔からある気がしますが・・

きな粉に付いていろいろ調べてみました。

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きな粉の発祥地はどこ?きな粉の歴史について

きな粉は大豆から出来ています。

大豆を炒ってから挽いて粉にしたものをきな粉と言います。

きな粉の原料である大豆の栽培は、中国発祥

 

日本に伝わったのは弥生時代で、その頃から大豆の栽培が行われるようになりました。

日本人の大切な食糧、五穀にも大豆は含まれています。

五穀とは、稲、麦、粟、小豆、大豆の5つで、歴史も古いんですね。

この大豆をきな粉にして食べられるようになったのは、奈良時代です。

きな粉が日本で食べられるようになったんです。

ということは、きな粉の発祥地は「日本」という事になるんですね。

 

始めは食べ物というより、薬として使われていました。

大豆にはビタミンB1が多く含まれているので、かっけの薬として重宝されていました。

室町時代には炒った大豆を挽いて粉にしたもの(きな粉)は、末女豆岐(まめつき)と呼ばれていました。

きな粉と呼ばれるようになったのは室町時代からです。

きな粉が庶民にも食べられるようになったのは江戸時代。

和菓子作りが盛んに行われるようになった頃です。

わらびもちやくずもち、おはぎなどきな粉をまぶした和菓子も多く作られています。

大正時代になると、きな粉の専門店もできたり、広くなじみのある食べ物になりました。

「きな粉」という呼び名が一般に普及したのは元禄の頃のようです。

明治の頃の本には「豆粉」と書いて「きなこ」と読ませるものもあったようです。

また、「黄なる粉」の「る」が脱落して「黄な粉」となったとの記述があります。(佐藤武義著『日本語の語源』による)

 

きな粉の種類はなにで違う?黄色と緑のきな粉の違い

 

きな粉をお店で買う時に、黄色いきな粉と緑のきな粉がありますよね。

どちらも大豆から出来ているのですが、大豆の種類が違うので黄色と緑のきな粉があるんです。

一般的にいうきな粉は、黄大豆から作られた黄色いきな粉の事です。

我が家でもこのきな粉をいつも使っています。

緑のきな粉は、青大豆から作られています。

青といっても緑色に近い色をした大豆です。

色は違いますが、栄養分に大きな違いはなく、地域によっては緑のきな粉の方が一般的に食べられている所もあります。

どちらを使うかは、その家のお好みで!という感じですね。

 

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きな粉に消費期限はある?

きな粉の包装の袋を見てみると賞味期限しか書かれていません。

賞味期限とは、美味しく食べる事が出来る期限のことで、期限がすぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。

消費期限の方は、安全に食べられる期限のことで、期限を過ぎたら食べない方がいいもの。

傷みやすい食品などには、この消費期限が書かれています。

 

 

きな粉には賞味期限のみなので、消費期限はありません。

賞味期限を過ぎたからといって、すぐに腐ったりはしませんが、やはり風味や味がいいうちに食べたいですよね。

きな粉は水分が少ないので、すぐに腐ったりすることはありませんが、油分が含まれているので徐々に酸化してしまうそうです。

酸化したきな粉は体に悪影響を及ぼすことがあるので注意が必要です。

そして袋に表示されている保存方法を守って保存することが大切です。

賞味期限だからといって真夏の暑い所に置きっぱなしにしたりしないように。

冷蔵保存か寒い季節であれば常温保存も可能と書かれています。

1度開けてしまったものは、賞味期限に関係なく早めに食べる事をおススメします。

 

きな粉の発祥 まとめ

きな粉の発祥は日本で、奈良時代から使われるようになりました。

きな粉には黄色と緑のきな粉があって、大豆によって色が違います。

黄色は黄大豆、緑は青大豆から出来ています。

きな粉に消費期限は無く賞味期限のみ。

ですが、やはり賞味期限の間には食べる事をおススメします。

期限を過ぎると酸化し風味も落ちていく可能性もあります。

そして開封したら早めに使い切る事。

1か月以内には使った方がいいようです。

きな粉餅にしてもおやつに使うにしてもやっぱり美味しく食べたいですよね。

保存方法と賞味期限には気を付けて美味しく頂きましょう!

 

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