海水浴はレジャーだけでなく、免疫力アップや美肌効果・ストレス解消など健康に良いことがあります。
しかし、海には危険な生物がいるほか、流れなどによってケガ・事故に遭うなどの危険なこともあります。
海水浴を楽しむために気をつけたいことや貴重品などの管理方法などをまとめてみましたのでご紹介します。
目次
海水浴を楽しむ為に気を付けたい注意点
健康や美容に良いといわれている海水浴ですが、毎年海水浴シーズンとなると事故が多数多発しています。
海水浴での注意点を紹介します。
高波
海で強い風が吹くと波が高くなることで、勢いも増すことが多いです。
高波は人だけでなく、海岸付近にある物までさらっていく可能性があるので高波の時は海には入らないで下さい。
高潮
高潮は台風や低気圧によって発生します。
台風や低気圧の中心は気圧が非常に低くなり、海面を押しつけていた大気の力が弱くなることで海面上昇が起きます。
気圧が1ヘクトパスカル下がることに約1cmの海面上昇が起きるといわれています。
そのため気圧が下がれば下がるほど、海面は上昇します。
上昇した海面が押し寄せることで、溺れてしまう危険性があるので注意しましょう。
深み
遠浅でなだらかになっている海でも急に深くなっている場所があり、場合によっては泳ぎが苦手な人や子どもが溺れてしまう可能性があります。
また海底の様子は変わることがあるので、良く行っている海だからと安心してはいけません。
泳ぎに自信がない、または子どもと一緒の場合は海に入るのは膝下までにしましょう。
遊泳禁止区域
遊泳禁止区域とは条例に基づき、自治体や公安委員会・海水浴場の運営者などが泳ぐことを禁止にした場所のことです。
潮の流れが速い・危険生物がいる・水難事故が多いなどの理由によって遊泳禁止区域になるので、この場所では絶対に海に入らないで下さい。
紫外線
海に入ると直射日光を遮る物が少なく、強い紫外線によって日焼けしてしまう可能性が高いです。
日焼けは触ると痛いだけでなく、火傷と同じく水ぶくれになってしまう場合もあります。
ラッシュガードやTシャツを着る、または日焼け止めを塗るようにしましょう。
もし日焼けをしたい場合は、サンオイルを塗ると紫外線から肌を守ることができます。
海辺の危険生物
危険生物はクラゲの他にもいろいろいます。きのこ同様見た目がきれいでつい触ってしまうこともあります。カツオノエボシは最近よく浜辺で発見され注意が必要。きれい、かわいいなんて触ると死骸でも刺激に反応して、「刺胞」と呼ばれる毒針が発射され、それによる被害が後を絶ちません。
海水浴でつきもののクラゲの被害!危険な時期は?
海での危険生物では有名なクラゲ。
クラゲは海水温度が27度の場所に生息しています。
そのため、7~8月まではクラゲと遭遇しやすい時期となります。
よく「お盆を過ぎるとクラゲが増える」ともいわれていましたが、最近ではお盆以外でも遭遇することがあるそうです。
クラゲに刺されると、強いかゆみやミミズ腫れ・水疱といった症状が出ます。
酷い場合だと呼吸困難になる可能性があります。
クラゲに刺されたときの応急処置
万が一、クラゲに刺された場合は以下の順番で応急処置をしましょう。
クラゲに刺されたと分かったときは、すぐに海からあがって下さい。
刺された部分を海水で優しく洗い流してから、速やかに病院で診てもらいましょう。
クラゲに刺されないための対策
ラッシュガードを着る
ラッシュガードとは、ポリエステルやポリウレタン・ナイロンなどで作られたスポーツウェアで、乾きやすく体にフィットして動きやすいという特徴があります。
着ておけばクラゲに刺されにくくなるだけでなく、ケガや日焼け防止にもなります。
クラゲ除けクリームを塗る
クラゲ除けクリームには、クラゲが寄ってきても仲間だと思い刺さない成分が含まれているそうです。
海に入る数十分前に塗っておくと効果があります。
ただし個人差があります。
海水浴で携帯や財布をどう管理する?
財布やスマートフォンなどの貴重品はコインロッカーに入れておくのが安全ですが、場所によってはコインロッカーがないこともあります。
コインロッカーがなくても、貴重品を保管する方法を紹介します。
見張り番
複数人で海水浴に来たならば、交代で荷物を見張るようにしておきましょう。
荷物のそばに誰かがいれば、盗難の心配が少なくなります。
防水ポーチ
肩掛けやウエストポーチタイプの防水ポーチに貴重品を入れておけば、肌身離さず貴重品を持ち歩くことができます。
海水浴で気をつけること さいごに
海水浴はリフレッシュするだけでなく、健康や美容にも効果があります。
しかし海は時によって大波がくることもあるので、さらわれないように注意する必要があります。
また海にはクラゲがいるので、刺されてしまうこともあります。
もし、刺されたら応急処置をしてすぐに病院へ行きましょう。対策をして、海水浴を楽しみましょう。
♪ 海水浴に行くと休んだり、食事したりと利用したいのが海の家ですね。なんとなく解っている海の家ですが、少し詳しく知りたいと思ったらこちらもご覧ください。