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はがきの基本サイズや重量は?はがきの書き方ルールとハガキの常識

投稿日:2021-10-01 更新日:

はがきは郵便約款で定められた規格・様式で作られた通信用紙ですからサイズや重量が規格から外れてしまうと、はがきとして出すことができなくなってしまい、はがきの金額にプラスで切手を貼る必要もあります。

はがきとして決められているサイズ・重量はどんなものか、基本ルールから外れたらどうなるのか、はがきの書き方などもまとめました。

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はがきの基本サイズや重量は?ハガキの常識

サイズが縦14cm×横9cmから縦15.4cm×横10.7cmまで、重量が2gから6gまでが通常はがきです。

サイズが縦14cm×横9cmから縦10.7cmまで、重量が4gから12gまでが往復はがきであると日本郵政では定めています。

サイズ・重量が越えてしまうと、はがきではなく手紙として扱われてしまいます。

はがきには郵便はがきと私製はがきの2種類があり、郵便料金を示した証票が印刷してある場合は郵便はがき、証票がない場合は私製はがきとなります。

郵便はがきは既に証票が印刷してあるのは切手と同様の役目になり、改めて切手を貼る必要がないということです。

郵便はがきは、官製はがきと呼ばれていたことがありました。

官製はがきとは政府が作ったはがきのことで日本郵政は以前、国が郵政事業を行っていました。

2007年に民営化されたことで官製はがきから郵便はがきへと名前が変わりました。

私製はがきとは、手作りまたは日本郵政以外で作られたはがきのことで証票の代わりに切手を貼る枠があります。

決まった額の証票が印字されている郵便はがきや官製はがきでも、現在の郵便料金と合っていないことがあります。その場合は差額分を縦書きの場合は証票の下、横書きの場合は証票の横に貼ります。

 

 

はがきの基本ルールに外れると?

サイズと重量を守っていれば、はがきとして郵送することができます。

しかしサイズ・重量が規格以外となると、第一郵便物である手紙として扱われます。

手紙には定形と定形外があります。

筒状はサイズが直径3cm×長さ14cmまで、定形はサイズが縦14cm×横9cmから縦23.5cm×12cm×高さ1cmまで重量が50gまでになります。

定形外はサイズが縦14cm×横9cmから規格内は縦34cm×横25cm×高さ3cmまで重量が1kg以内、規格外は縦の長さが60cmまで縦・横・高さの合計が90cmまで重量が4kg以内となっています。

重さによって料金が変わってきます。

 

 

また郵便料金が足りないはがきを送ってしまうと、ほとんどは差出人の元へ戻されますが場合によっては受取人が不足分の料金を払うことがあります。

その場合は相手に失礼になりますね。適正な郵便料金になっているかを確認してから投函しましょう。

私製はがきの場合、表面の上部中央または左側中央に「郵便はがき」・「POST CARD」のどちらかを表記していないと手紙として扱われてしまいます。

 

 

はがきの書き方にもルールがある

はがきの表面は宛名、裏面は文面を書くようになっているので間違えないように書く前に確認しましょう。

表面

宛名と差出人を書きます。

【縦書き】

  • 宛先の住所

郵便番号枠の右端から1文字分下げてから書きます。2行以内にまとめ数字は漢数字、都道府県やビル・マンションなどの建物の名前は正式名称にします。

  • 宛名

郵便番号枠の上3桁から1文字分下げてから書きます。

字の大きさは宛名の住所よりも少し大きめにします。

  • 差出人の住所

左下にある郵便番号枠の右端の列に揃えて書きます。宛名の住所と同じく2行以内にまとめ数字は漢数字、都道府県やビル・マンションなどの建物の名前は正式名称にします。

  • 差出人

郵便番号枠の左端の列に揃えて書きます。差出人の名前と住所の文末は高さを揃えます。

 

【横書き】

  • 宛先の住所

切手の位置から2文字分下げてから書きます。2行以内にまとめ数字は漢数字、都道府県やビル・マンションなどの建物の名前は正式名称にします。

  • 宛先

宛先の住所から1文字分下げてから書きます。字の大きさは宛名の住所よりも少し大きめにします。

  • 差出人

住所と名前は右下寄りに書きます。宛名の住所と同じく2行以内にまとめ数字は漢数字、都道府県やビル・マンションなどの建物の名前は正式名称にします。差出人の名前と住所の文末は高さを揃えます。

 

裏面

上下左右は約1cmあけ、文字の大きさは揃えて伝えたい内容や用件を書きます。

縦書きの場合は1列に約18文字で10行まで、横書きの場合は1列に約17文字で15行までにしておくと読みやすくなります。

 

はがきの常識 さいごに

はがきは封をしなくても手軽に送ることのできる郵便物です。

はがきとして使うには、決められたサイズと重量を守ることが大切です。

はがきとして送るつもりがサイズと重量が間違ったことで手紙として扱われてしまい、料金不足のまま相手に届いてしまう可能性があります。

決められたサイズと重量を守って正しくはがきを使うようにしましょう。

♪年末に作る年賀状やクラス会などのおしらせに使うはがき、マナーを覚えて気持ちよく使いたいものです(^^)そんなハガキの歴史など気になったらこちらをご覧いただければと思います。

日本のはがきの歴史はがきの誕生と語源 絵葉書の歴史ルーツとは

 

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