「すだれ」は日除け・虫除け・目隠しとして外に取り付けるだけでなく、間仕切りとして室内でも使うことができます。
アレンジしてインテリアにすることもできますよ。
今回は「すだれ」を使って室内を飾る・インテリアとしての使い方やアレンジなどをご紹介します。
目次
すだれでおしゃれに室内を飾り付け!
すだれは細く切った竹を地面に対して横に並べて糸で編んで作られています。
軒先や窓の外に吊り下げることで日除け・虫除け・目隠しとして使うことができます。
室内で使う場合はどんな飾り付けがあるのでしょうか。
目隠し
玄関やキッチンの窓に取り付けると中の様子が見えにくくなります。
また収納ボックスや靴箱・本棚にかけておくと目隠しになるだけでなく、日焼け防止・虫除けになりますよ。
間仕切り
部屋のふすまを外す・ドアを開け放した時に間仕切りとして吊り下げる、または屏風型を置くことで全体に風を通すことができます。
写真・オブジェを飾る
「すだれ」を壁に吊して、隙間を利用して写真を差し込む、紐を通して小物を下げるなどで飾ることができますよ。
簾でできるインテリアのアイデア選
「すだれ」をインテリアとして使うアイデアを紹介します。
ランプシェード
電球の周りを「すだれ」で囲むとランプシェードとして使えます。
電球を包むようにすると間接照明になります。
また天井のライトに被せるように「すだれ」を取り付けると、部屋全体の雰囲気がガラッと変わります。
トイレ
「すだれ」を加工してトイレットペーパーホルダーカバーにする、トイレタンクに下げるなどで雰囲気を変えることができます。
またトイレの掃除道具を「すだれ」で囲むことで、目に入らないように隠せます。
ランチョンマット
冷や奴やもずくなどサッパリとした料理を並べるときに「すだれ」をランチョンマットとして使うと涼しげに見えますよ。
手のひらサイズの「すだれ」をコースターとして使うのもいいですよ。
花瓶敷き
ガラス製の花瓶の下に「すだれ」のランチョンマットやコースターを敷いて飾ると涼しげに見えます。
花瓶
プラスチックやガラス製のグラスや瓶の周りに「すだれ」を巻いて、セロハンテープで止めると簡単に作ることができますよ。
すだれペイント
「すだれ」に好きなデザインの型紙を貼り付け、スプレーで着色してから乾燥させるとオリジナルデザインの「すだれ」で部屋をコーディネートすることができます。
簾の巻き上げで使わない時はスッキリ 巻き上げ器の付け方
巻上げ器とは曇りや雨の日などすだれを使わないときに巻き上げておくもの。
巻き上げておくと邪魔にならず収納しておくことができます。
巻き上げ器の取り付け方を紹介します。
すだれ巻き上げ器には、いくつか種類があります。
1連式と2連式が主流となっています。
1連式の取り付け方
- 巻いた状態の「すだれ」を床に置き、上側を約30cmのばします。
- フックから出ている輪になっているロープをのばして大きくして「すだれ」に通します。
- 「すだれ」の真ん中あたりにフックをはめ込みます。
- 巻き上げ器を取り付けた「すだれ」を吊します。
2連式の取り付け方
- 巻いた状態の「すだれ」を床に置き、上側を約30cmのばします。
- それぞれのフックから出ている輪になっているロープをのばして大きくして「すだれ」に通します。
- 「すだれ」の両端にフックを持っていき、はめ込みます。
- 巻き上げ器を取り付けた「すだれ」を吊します。
すだれ巻上げ器の使い方
- 垂れ下がっているロープを横に引くとロックが解除され「すだれ」が下がります。
- 垂れ下がっているロープをまっすぐに引くと「すだれ」が巻き上がり、横に引くと好きな長さで「すだれ」を止めることができます。
すだれ巻き上げ器の注意
小さな子どもがいる場合、すだれ巻き上げ器のロープが、体に絡まるなどの原因で事故になる恐れがあります。
すだれで室内飾り付けアイデア まとめ
「すだれ」は日除けや虫除け・目隠しなどになるだけでなく、アイデア次第でいろんな使い方があります。
涼しく過ごせるだけでなく、インテリアにもなる「すだれ」を活用してみませんか。
♪すだれとよしずの違いや使い方はこちらの記事を。
すだれ(簾)とよしず(葭簀)の違いや効果 簾の使い方と葭簀使い方